リビングから愛車を眺める!
ビルトイン・ガレージのある家
愛知県知多市にあるK邸。60年代のアメリカン・カジュアルを彷彿とさせる輸入住宅です。全てを白いイメージにこだわりました。
レストアしたアメ車を入れる為、ガレージの奥行きは6.4m。車に乗ったままリモコンで開閉するスチール製オーバースライドドアもアメリカ製。限られた敷地でしたが、狭さを感じさせないのも特徴です。そんなポップで若い家族の住まいをご紹介します。
買い集めたインテリア雑貨
ご夫婦揃って古きよきアメリカが大好き。新しいおうちの為に買い集めたブリキやステンレスでできた雑貨は、ノスタルジーを感じさせますね。こういうものたちが似合うインテリアが、お客様の憧れでした。
お金で買えない楽しさを暮らしの中に取り入れたい。そんなイメージが、この家を創ったように思います。オーダーメイドだからこそ、時間を掛けてデザインしたいですね。
カウンター・キッチン
シンクを埋め込んだキッチンをリビングと対面に配置。そのカウンターの奥行きを広くして、家族が並んで食事ができるデザインにしました。
だから、大きなダイニングテーブルを置く必要がありません。その分、リビングを広く取れるのが、このプランの魅力です。
木製の無垢のドアも惜しげもなく白いペンキで塗ったので、清潔感と若々しさが表現されています。キッチン前のバー・チェアは、お客さんと一緒にカナダへ行って買いました。
夜は、洒落たBARに変身
ステンドグラスのシェードをまとったペンダント・ライト。ドライウォールの壁なら、こんな雰囲気が出せるのです。
キッチン・カウンターは、ガラスのモザイクタイルを貼りました。細かいタイルなので貼るのも一苦労ですが、私たちは手間を惜しみません。輸入したアンティーク・ホワイトのキッチンとダブルシンクもアメリカンです。
*ドライウォールとは、石膏パテで仕上げた壁や天井に体に安全な水性塗料を塗る仕上げ方法
ガレージが見える大きな窓
ドライウォールの壁の一面だけ、クリームイエローで塗りました。左側の白い壁の方には、幅1.2mもある大きな窓を設けました。
こうしてリビングからいつでも愛車を眺められるというのが、ご主人の夢でした。
あなたの住まいにも、こうした夢を実現しませんか。因みに、赤いソファもカナダ・ツアーの際に購入してきたものです。
今日は、デッキで!
建物の幅いっぱいの広いウッドデッキ。赤と白のストライプのオーニングテントもカナダから輸入。
オーニングは、リビングのパティオドアの上に付いています。これがあれば、暑い夏でも外で食事を楽しめますね。ここで、ちょっとしたカフェの雰囲気を味わって下さいな。
吹抜け空間の玄関ホール
フローリングだけでなく、階段も全て無垢のパイン材。ステンド・グラス入りの玄関ドアは、耐久性と断熱性を重視してグラスファイバーのものを使いました。
壁や梁(ハリ)などの角は、全て丸く面を取ったブルノーズ仕上げなのが分かりますでしょうか。ドライウォールの清潔感のある白さにパイン材の優しい色合いが映えますね。
シックな塗り壁のMBR
マスターベッドルーム(MBR)の壁は、グレー・グリーンのドライウォールにしてみました。ダークカラーのベッドや両脇のナイトテーブルとマッチしてグッっと落ち着いた雰囲気を醸し出します。
自由で美しいカラーバリエーションをもつ無公害塗料パラペイントなら、自分たちで塗り替えできるので、おしゃれな模様替えやリフォームも簡単です。