お知らせ : ページ 8

ペアガラスの採寸調査

愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの割れたペアガラスの採寸調査を行ってきました。

輸入窓は、木製アルミクラッドのカナダ キャラドン(Caradon、CWD)製ケースメントサッシです。

写真は、そのサッシのガラス押え(押縁)材を外して、ガラス全体を露出させた様子です。

メーカーや製品によって、ペアガラスを固定する方法は様々ですから、一様にこうすればガラス押えが外せるというものではなく、無理に外そうとすると押縁を破損させたりガラスを割ってしまったりするので、慎重な作業が要求されます。

今回のサッシも丁寧に周囲のガラス押えを外し、ガラスを露出させた処で幅や高さ、厚みを正確に計測することが出来ました。

ただ、ガラス押えの固定がいまいち悪く、新しいペアガラスを装着する際は何らかの補助材を使うなどしてしっかりガラス押えを固定出来るようにする必要があります。

また、ガラスの周囲からの雨の浸入を防ぐ対策も必要ですから、防水処理の施工も併せて行うようにしなければなりません。

キャラドンのサッシは、もう会社もなく製造もされていませんから、オリジナルを大切に扱い、今後も長くお使い頂けるようにメンテナンスをしていきたいと思います。

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輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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新年は気持ちよく

愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの雨漏り対策を行いました。

マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)のダブル・ケースメントサッシなんですが、窓の上部が丸い形をした異形サッシとなっています。

なかなか見掛けないお洒落なデザインのサッシですが、20年以上殆どメンテナンスをしてこなかった為、ペアガラスの中に雨水が入り込んでその汚れが付着した状態です。

こうなるとペアガラスそのものを交換する以外には直す方法はないのですが、入り込んだ雨水の量はそれ程でもなく、建具の木も幸い腐ってきてもいないということで、まずはガラスの外部を防水処理するだけの対処で凌ぐことになりました。

ちゃんと直すことは私たちの使命ではありますが、これ以上酷い状態にならない感じであれば、お客様の事情に合わせて柔軟に対応することも必要かも知れません。

ペアガラスの防水処理をする際、ケースメントサッシの場合は一旦建具(障子)を窓枠から外して作業を行わないといけませんから、お部屋の中に敷物を敷いて建具を寝かせています。

ガラスとアルミの建具枠との隙間は、比較的多く空いていましたが、幸い北側の壁に設置された窓であった為、あまり雨が当たらなかったのかも知れません。

ガラスをきれいな濡れ雑巾で拭いた後、ガラスの防水処理をしてから建具を元の窓枠に戻して完了ですが、ケースメントサッシの脱着は取り回しが結構大変なので手助けなしには仕事が出来ません。

それでも、年末ギリギリですが作業を完了することが出来て、これでお客様も安心して年始を迎えられると思います。

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強化ペアガラスを入れました

雪が少し心配ですが、週末に長野県のお客様のおうちに取り付ける為に、最後の追い込みをしている輸入サッシ(ドア)の修復工事。

輸入窓は、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製フレンチドアですが、通常マーヴィンのものはガラス交換不可で、ドアごと交換することが必要です。

でも、メーカーが日本市場から撤退し、交換部材の供給をしてくれなくなった今となっては、何としてもガラス交換をする以外に方法はなくなりました。

また、ドアの下枠の木も腐っていたので、それも修復する以外にはありませんでした。でも、昨日のブログ記事でも書かせて頂いた通り、きれいに木部を修復することが出来ました。

あとは、新しく作った強化ペアガラスをドアに入れ込むだけとなった訳ですが、ご覧のように厚みも大きさも1mmの狂いもなくピッタリと納めることが出来ました。

(尚、業者さんによっては、強化ガラスを使わずに普通のガラスを入れたり、ペアガラスのどちらか1枚しか強化ガラスにしないということもあるようですが、防犯や割れのリスクを低減する為に、私共はオリジナルと同じペア強化ガラスにしています)

マーヴィンのサッシは、ガラス押え(押縁)を外せるようには出来ていない為、それを破損させずに如何に上手に脱着するかが大きな課題でした。

でも、どうでしょう?ガラスの周囲のアルミの押縁も、全く元通りに付いているのがお分かりでしょうか。あとは、現地に伺って両開きのドアを2枚吊り込んだら、ほぼ完了です。

勿論、ガラスの周囲から雨が入らないように、しっかり防水処理を行うことも忘れてはいませんよ。輸入サッシを美しく元通りの状態に修復するのは至難の業ですが、ここまで出来ればお金を掛けた甲斐があるというものです。

雨漏れでサッシが腐ってしまったり、ペアガラスが曇ってしまったりしているお客様は、諦めずにどうぞホームメイドに連絡をして下さい。

<関連記事>: あとは、ガラスを入れるだけ (2024年12月23日)
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あとは、ガラスを入れるだけ

長野県のお客様からお預かりした両開きのフレンチドアを修復していますが、修復した無塗装の建具枠に着色塗装を行った様子をご覧に入れましょう。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製。

先回記事で紹介した写真は、修復した木部やその周囲が無塗装の状態で真っ白でしたが、このようにきれいに防水塗装をすることが出来ました。

使用したのは、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケア

木肌によって塗料の吸い込み度合いが違う為、修復した下枠と両サイドの側枠とでは色の乗りに違いがありますが、修復の際に側枠の塗装が剥げてしまった部分と既存の塗装がそのままだった部分とではほぼ見分けが付かないくらいに新しい塗装が馴染んでいるのが分かります。

また、強化ペアガラスが入る開口部の周囲の飾り縁も、きれいに再現されていると思いませんか。

マーヴィンが日本からサービスを撤退させてから、サッシの建具交換が難しくなった現状では手間や時間が余分に掛かりますが、こうして建具を修復するしか方法がなくなりました。

ただ、アルミクラッドのサッシでは、建具の木部を修復するだけでなくその上からアルミのカバーや付属品を装着しなければなりません。

勿論、やっつけ仕事ではなく、耐久性と美しさを出来る限り再現しなければ意味はありませんから、その難易度は相当高いと思います。費用は掛かりますが、ホームメイドならここまでの仕事でお応えします。

また、これらのドアの仕上げ状況を随時お知らせしたいと思います。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)
<関連記事>: 塗装前だと、修復状況がよく分かります (2024年12月15日)
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年末年始休暇のお知らせ

12月30日(月)~2025年1月5日(日)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます)

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取替だけでは終わらない

三重県のお客様の輸入住宅で、輸入サッシの金物やドア金物の交換・メンテナンスを行ってきました。

輸入窓は木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)ですが、今日は玄関ドアの修理・メンテナンスについて書かせて頂きます。

写真は、玄関ドアのハンドルセットを交換した様子です。元々クイックセット(Kwikset)のチェルシーという製品が20年以上前に付けられていましたので、それと全く同じものに交換しました。(アメリカ資材の製品寿命は、そのくらい長いものが多いです)

但し、今回のものはライフタイム仕上げと呼ばれるメッキが施してあり、それだと10年以上経っても錆びることがなく、ピカピカの状態を維持します。

ですから、メカニカルなトラブル以外見ためとしてはほぼトラブルフリーになるのですが、どうしても雨水の水垢が付着しますから、雑巾などで拭いてきれいにすることを忘れてはいけません。

こうしたドア金物の交換について、30分もあれば簡単に出来るとお考えの方がいらっしゃると思いますが、実はそんな単純な交換作業だけで終わることは殆どありません。

このおうちは、ドア枠とドアとの隙間が1cmくらいあった為、ドアラッチが受け側のストライクの穴に全く届かない状況で、常にドアが開いたまま。(ですから、補助錠を別途取付けて、それだけで鍵を掛けて凌いでいました)

ですから、それを是正する為には反対側のドアヒンジを戸先側に少し送ってやらなければなりません。何十キロもある重い玄関ドアを吊っているドアヒンジを何ミリもずらすということは、専用の道具や材料・結構な経験がないと行えません。

また、その際、長年の使用で徐々に下がったドアの位置を元の高さまで上げてやることも必要です。そうすると、ドアラッチやデッドボルトバーのストライクの穴の位置も調整しないといけませんから、ハンドル交換だけで済む話ではありません。

おうちによっては、更に補助錠などの付属品等が付いていたりしますから、一つの事柄を直すだけでそれに係わる様々な箇所の調整・メンテナンスを行うこととなりますので、半日くらいは掛かりっきりなんです。

それでも、全てがキッチリとなった玄関ドアは、開閉もスムースで気持ちがいいものです。

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保険会社もナーバスなのか?

愛知県のお客様から、輸入サッシのペアガラスが割れたので交換したいというご相談を頂きました。

輸入窓は、はっきりとは分かりませんが、木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)製ケースメントサッシのようです。

写真は、そのサッシの外観ですが、尖ったものが当たったような跡が2ヶ所ほどガラスに付いています。

室内側のガラスにはヒビは入っていないようですから、生活する上では支障はない状況ですが、割れが広がってきたり泥棒の心配があったりということでは、早めに直しておくに越したことはなさそうです。

この窓が道路に面している点からすると、恐らく車や草刈り機の飛び石が原因ではないかと思いますが、誰もそれを見ていないのではっきりしたことは分かりません。

取り敢えず、私共にご相談を頂く前に加入している火災保険の損保会社に連絡をしたそうですが、その際お客様に「警察へ被害届を出して、証明をしてもらって下さい」とのことでした。

私は今までこういった事案をいくつも見てきましたが、警察に被害届を出せというのはあまり聞いたことがありません。

だって、そんな届を出した処で、誰が加害者で何が原因なのかといったことは絶対に分かりませんし、写真を見ればガラスにヒビが入っていることは明白ですから、修理が必要なことは分かると思います。(郊外のおうちですから、防犯カメラなども周囲にはありません)

師走に入って空き巣被害も増えてきていますから、ガラスが割られる事案も増えてきているとは思いますので、保険金の支払いもどんどん多くなってきているのだろうと推察しますが、要らぬ手間をお客様に掛けさせるのは如何なものかなと感じてしまいます。

何れにしても、このペアガラスを交換しなければなりませんが、構造的にガラスを取り外すのが結構面倒な感じがしますので、ガラスの採寸作業や交換作業は手間が掛かりそうな気がします。

<関連記事>: ペアガラスの採寸調査 (2024年12月26日)

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メーカー不明でも修理は可能です

岐阜県のお客様から、ケースメントサッシの修理のご相談を頂きました。

輸入窓は木製アルミクラッドサッシですが、メーカーは不明です。

写真がそのサッシの状態ですが、建具の下枠部分が腐ってしまい下枠に固定されているはずのガイドレールやウィンドウヒンジも外れてしまっています。(ウィンドウヒンジは、この写真には写っていませんが・・・)

原因はペアガラスの周囲から雨が建具内に入り込んで、中から木を腐らせてしまったということですが、この状態では窓を開けられないと思います。(勿論、閉めるのも外から建具を押さないと難しいでしょう)

建具そのものを新しいものに交換する為にはメーカーや製品がはっきりしないと出来ませんが、木枠の修復・復旧であればどこのメーカーであろうと直すことに問題はありません。

ただ、修復の為に建具を一旦外して会社まで持ち帰らないといけませんから、外している間の窓封鎖をしないと防犯・防雨対策になりません。特に冬の寒い時期や夏の猛暑のシーズンとなると、隙間がないようにしっかり養生をしないといけませんから、作業に手間が掛かります。

安く簡単に直せると思っているお客様も多いようですが、費用も時間も余分に掛かるのが修理です。

安くやるよりしっかりやるということを優先出来る人であれば、私共はお力添えすることが出来ますが、そうでない場合は適当なリフォーム屋さんにお願いした方が早いかも知れません。私たちは、何よりもおうちに対する愛や情熱が大切だと思っています。

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気密や防雨には必修です

岡山県のお客様から、輸入サッシの建具に付いている気密パッキン材が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓は、木製アルミクラッドのハード(Hurd)製ダブルハングサッシ。

写真は、その下窓建具の底に付いているウェザーストリップ(気密材)です。

窓は、窓枠と建具とが接していますが、どうしても僅かな隙間が生じてしまいます。国産サッシは、交換が必要な塩ビで出来たパッキン材を使っていない為、気密性能という点で劣っているものも多く見受けられます。

輸入サッシの場合、アルミクラッド木製サッシでも樹脂サッシでも窓枠側や建具側にウェザーストリップを複数配置することで、断熱・気密といった性能をアップさせています。

柔らかい塩ビで出来た部材ですから、隙間が一定でなくても柔軟にそれを埋めてくれるという特徴があるのですが、塩ビ故に経年劣化も覚悟しなければなりません。

であれば、塩ビを使わなければいいと思うのでしょうが、塩ビ以外に同様の性能を発揮出来る素材はないのです。(勿論、高額な素材を使えば何とかなるかも知れませんが、それでは交換の際の負担が大きくなりますし、それでも経年劣化は必ず起こります)

やはりこういった部材も15年程度が寿命でしょうから、時期が来たら順次交換していくことが快適な暮らしには必修です。気密材ですから、防雨や防風(隙間風除け)、防音という点でも効果を発揮しますので、「まあなくてもいいか」と考えるのは間違いです。

どんな輸入サッシでも必ずどこかに付いているウェザーストリップですから、破れたりなくなっていたりしたら私共のような専門家に相談して交換部材を取り寄せてもらうようにして下さい。

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塗装前だと、修復状況がよく分かります

腐ってしまった木部修理の為に長野県のお客様のおうちから外してきたフレンチドアが、修復を終えて建具屋さんから戻ってきました。

輸入サッシは、木製アルミクラッドサッシのマーヴィン製。

当初はメーカーの代理店だった会社に相談したそうですが、修理は出来ないということで私共 ホームメイドを紹介されたということでした。

ご覧のように、ドアの下枠部分だけでなく、両サイドの側枠にも雨漏れの腐りが広がっていたようで、その部分まで大きくカットを入れて幅の広い下枠に付け替えました。

見ため的にはちょっと美しくないようにも見えますが、出来るだけオリジナルの部分を残して修復するのが基本ですし、着色の防水塗装をすればそれ程違和感もなくなると思います。

木部塗装が完了した後に、オーダーで作り直した大きな強化ペアガラスを挿入して、屋外側のその周囲を防水処理してやれば完璧です。(ペアガラスも、雨漏れで内部結露を起こして曇ってしまったので交換します)

新品の交換用ドアをメーカーが作ってくれれば一番なんですが、そういう依頼が出来ない現状でここまで直せる会社は少ないかも知れません。

またペアガラスを入れた状況は、後日ご紹介するように致しますが、やはり手間暇掛けて元通りにするのはやり甲斐がありますよね。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)
<関連記事>: あとは、ガラスを入れるだけ (2024年12月23日)

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