お知らせ : ページ 76

代替を探さないといけないかも・・・

昨日、豊橋市のお客様の処で、ポジー(Pozzi)社製ダブルハングサッシの上下建具の交換を行いました。

ポジー社自体は既になくなってしまいましたが、ポジーの建具を新しく作り直してくれるというメーカーがあって、そこに頼んで交換用建具を製作してもらいました。

8ヶ所(建具合計16枚)の交換修理をピッタリのサイズで無事に終えることが出来ましたが、建具を両サイドで吊っているバランサーが1本破損していました。

バランサーの先に取り付けられたバランス・シューと呼ばれる部品の樹脂部分が、経年劣化で割れて建具のピボットバーを保持出来なくなりました。

残ったもう一方のバランサーでどうにか建具を吊ることが出来ましたが、片方だけでは建具の開閉が重く、開けても少し下がってくる感じです。この部品はポジー独特のものなのか、あまり見掛けたことはありません。

建具を製作してくれたメーカーに再度問い合わせをして、バランス・シューだけを供給してもらうか、左右のバランサー本体を供給してもらうか、何れかをお願いしたいと考えております。(もしかしたら、全く同じものはないかも知れません)

今回は樹脂部品の経年劣化ということですが、バランサーは施工から15年程度で定期交換をするパーツです。輸入の上げ下げ窓をお使いの方は、ポジー以外でも15年程度を目安に取り換えすることをお考え下さい。

<関連記事>: Pozziのバランサーは特殊です (2023年4月8日)

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山口まで遠いけど、呼ばれればねぇ・・

山口県のお客様からファイバーグラス製の木目調玄関ドアの塗り直しがしたいというご相談を頂きました。

ドア・メーカーはどこなのかよく分かりませんが、もしかしたらサーマツルー(Therma-Tru)製かも知れませんね。

室内側は雨風や紫外線の影響を受けていないと思いますが、時間が経っているのか、屋外側と両方を塗って欲しいという要望です。

写真は屋外側ですが、塗装が薄くなってきている感じで、木目が少しぼんやりした感じになってきています。また、雨が当たりやすいドアの下端なども、塗装の剥げがひどくなっているようです。

恐らく木目専用塗料のシダー色で塗装がされてあるのでしょうが、同系色で塗ってやれば、相当きれいな状態にまで戻せると思います。ただ、ドアの両面や周囲のドア枠の塗装までやろうとすると、やはり施工に2日くらいは掛かるかも知れません。

となると、名古屋から現場まで1日、施工に2日、帰りで更に1日。最低4日は拘束時間をみる必要があるでしょうが、どうしてもと言われたら行かない訳にはいきませんよね。

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鍵爪がおかしくなったら、早めに交換

岡山のお客様からローウェン(Loewen)のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵がおかしいというご相談を頂きました。

ロックレバーを上下に動かすと、ドアに内蔵されたロック金物(ロックケース)からロックラッチ(鍵爪)が出たり入ったりするのですが、ある時は出たりある時は引っ込んだままになったりして、一定の動作が出来ません。

現状は何とか動いていますから問題ないように見えますが、レバーを上下させても鍵が掛けられなくなったり、ロックが掛かったまま窓が開けられなくなったりしたら、防犯上の心配が出てきます。

この不具合は、ロックケース内の小さなバネが切れて、ロックラッチがうまくアクション出来なくなったことが原因ですから、交換すればすぐに直ります。ただ、交換しても破損の原因となった事象は解決しません。

破損する以前は、鍵が固くなったり、引っ掛かったりしたそうですから、ドアの高さや左右の水平バランスが崩れていた為に鍵を掛ける位置もずれてしまったのではないかと思います。

ドアやロックケースの調整をしてやることで、こうした原因を解消することが出来ますから、金物の交換と同時に輸入窓の専門家に相談してメンテナンスしてもらうことをお勧めします。

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クリスタルの葉が生い茂る

こちらは、輸入のシャンデリアです。

ゴールドの枝に無数のクリスタルの葉が生い茂るという素敵なデザインの照明器具です。

夕暮れのアンニュイな時間に温かみのある電球色の光が、何とも落ち着いた雰囲気を感じさせます。

こういった自然を感じさせる大きめのシャンデリアだと、リビングだけでなく、寝室にあっても素敵ですよね。

北米の照明器具は、常に新しいものを追求しています。また、部屋全体を明るくするのではなく、部分的に明るくする間接照明を基本としています。

日本の丸いシーリングライトがリビングに付いているのを見ると、豊かさというものがないのを思い知りますが、いつになったら日本は本当の先進国になることが出来るのでしょうか。

皆さんのおうちも、こういったセンスを取り入れたデザインにされては如何でしょうか。必要あれば、お手伝いしますよ。

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これで、窓下の腐りは防止出来ます

清須市のお客様の外壁防水工事を行った際に使用した窓下の防水材を紹介しましょう。

実際に窓の装着した様子は、少し前のブログ記事に写真で掲載しましたが、材料単体でお見せするのは今回が初めてです。

この透明な防水材は、薄くて柔軟性のある樹脂で出来ています。ですから、下地の状態を確認しながら取付けが出来るという特徴を持っています。

屋根や外壁の雨漏れは上から下へと流れてきますが、その水がこの窓下に溜まってしまい、長い間に構造材の木までも腐らせてしまうというトラブルがしばしばあります。

そうならない為には、窓下を含めて窓の周囲を何らか防水する必要がありますが、多くの場合外壁面に接している部分だけしか防水工事を行いません。

それだと、サッシが載っている窓台部分に雨が溜まるということには全く対応出来ないということになり、知らぬうちに構造体が腐ってしまうことになります。

この素材は、窓台だけでなく窓の両側面も一体成型で製造されていますから、側面から流れてきた水も窓下へ落ちることはありません。(なお、窓の側面も防水処理をしておく必要はありますよ)

また、窓下に溜まった水が室内側へ流れないように、室内側のエッジ部分に数ミリの立ち上がりを付けてあり、これが水返しとして機能します。

そうした水は、屋外側へと自然に流れていくのですが、窓下の正面部分までこの防水カバーが覆っていますから、あとは防水シートのウェザーメイトプラスの上を伝って地面へと落ちていくという仕組みです。

また、窓の幅に合わせてこの材料は調整が出来るようになっていますから、どんな幅の窓開口でも装着することは可能です。

コストや施工の手間が掛かるということで、日本ではなかなかここまでやる住宅メーカーはないでしょうが、やっておけば雨漏れで一番の弱点となる窓開口を心配する必要がなくなります。新築やリフォームで採用するので是非調達したいという方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 屋根や外壁からの雨漏れでも窓は大丈夫 (2022年6月8日)

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ウェザーメイトプラスは、窓防水が肝心です

清須市で外壁の防水施工をご依頼頂いていた件ですが、本日無事完了しました。

在来工法の構造体と国産の樹脂サッシの組み合わせで、結構苦労をしましたが、なかなか上手に施工出来たのではないかと思います。

外壁に張った特別な透湿性防水シート ウェザーメイトプラスは、うちの職人さんにお願いして作業してもらいましたが、サッシ取付け後の窓周りの防水処理は、私が直接施工を行いました。

今日は、お昼前から雨が降り出すということでしたので、早めに現場へ行って残った窓の施工をしたのですが、降り出す前に何とか完了することが出来ました。

写真は、実際に行った窓周りの防水処理です。アスファルトの接着剤が使われているパワーボンドテープを窓の四方に張るのですが、そのやり方も普通の工務店さんや大工さんとは違います。

特に窓上の防水処理の手順は、日本人の仕事とは全く異なり、何層かに亘って防水処理を繰り返します。日本人の施工は、1つの施工が雨に突破されたら、雨漏りしてしまうというものですが、私たちは1つ目がダメなら2つ目、3つ目という具合に防御します。

また、最終的にサッシの奥の方にまで雨が浸入しても、腐りやすい構造体の木をウェザーメイトプラスがカバーするという仕組みになっています。

文章や口で説明するのは、文字数の関係で難しいですが、外壁や窓からの雨漏れで困っているなら、ウェザーメイトプラスは救世主かも知れません。(いくら素材がよくても、施工が間違っていれば意味はないですが・・・)

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来週取り替えに伺います

豊橋のお客様からご依頼頂いたポジー(Pozzi)製輸入サッシの建具交換。

ポジーという会社はなくなってしまいましたが、その後交換用建具の製造をする会社を見付けて、今回新しい建具を調達しました。

ペアガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目などから雨が浸入して、建具の木部が腐ってしまい、交換を余儀なくされました。家を建築した工務店はさじを投げてしまい、困っていた処を私たちに声掛けして頂きました。

たくさんの箇所で建具交換をしなければならず、取付け前の木部の防水塗装や屋外側のガラス等の防水処理に結構時間が掛かってしまいました。でも、ようやく防水作業の完了に目途が立ち、いよいよ来週交換作業にお邪魔することとなりました。

丁寧に作業を進めていると、乾かす時間などどうしても日にちが必要となってしまいます。その間、別の案件の仕事もこなしていかなければなりませんから、最近は休みなしで働いています。

まあ、仕事があるうちが花ですから、頼りにされていると思って頑張らなければいけませんね。そうそう、この新しい建具は、木部に腐らない処理を施してありますから、今までのような木の劣化のリスクは殆どなくなるはずです。

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屋根や外壁からの雨漏れでも窓は大丈夫

清須市のお客様の処で外壁の防水シート張りをしているという記事を書かせて頂いておりますが、今回は窓周りの下地防水です。

サッシは国産サッシを使われるようですが、サッシが国産であろうと輸入であろうと、下地の防水処理は同じでなければいけません。

サッシを取り付ける前に下地施工したのが、この写真。まずは、特殊防水シート ウェザーメイトプラスを窓の内側まで巻き込んでいます。雨が外壁材や屋根材を突破して伝ってきても、これで窓周辺の構造材(柱や窓台)を防水シートが守ってくれます。

また、窓下(窓台)は雨が浸入したり溜まったりしやすい場所ですから、透明な樹脂で出来た防水カバーを装着しています。このカバーは、10cm程度窓の両サイドの柱材にまで立ち上がっていますから、一番心配な角(コーナー)の部分もカバーされています。(窓下を「コ」の字型でカバー)

更にカバーのつなぎ目や両サイドの立ち上がりを防水する為に、フラッシングテープと呼ばれる特殊なアスファルト接着剤付きパワーボンドテープを張っています。

防水キャップ付きのホチキス針と併せて、外壁下地の防水処理はバッチリだと思いますが、この上にどういった張り方で外壁材を施工するかで私たちの仕事の成否が左右されます。

こればかりは、私共が建築している物件でないので何とも言えませんし、防水シートをくぐって中に雨が入ってしまうような構造や施工だと私たちの仕事は役に立ちません。(あくまで、防水シートの表面にまで雨が到達したという場合の最後の砦です)

<関連記事>: ウェザーメイトプラスを施工しています (2022年6月7日)
<関連記事>: これで、窓下の腐りは防止出来ます (2022年6月12日)

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ウェザーメイトプラスを施工しています

清須市のお客様から、ロイヤルウッドさんで新築している建物に私たちが施工してきた特殊透湿性防水シート ウェザーメイトプラスを張ってもらえないかという相談を頂きました。

私たちは、材料を供給するから住宅メーカーさんにお願いして張ってもらったらどうかというお話もしましたが、施工したことがないからどうしてもやって欲しいというご依頼でした。

今日、職人さんを連れて現場でウェザーメイトプラスを張ってきた写真が、こちら。裏表・上下を間違えないように、ウェザーメイトプラスを真っすぐ張れているのが分かります。(張り方を間違えると、大変なことになります)

この特殊な防水紙は、室内側からは水は通さないが、湿気(空気)は外に放出するという機能の他に、屋外側からは水も湿気(空気)も通さないという機能があります。

普通の防水シートは、外からも空気を通しますから、日本の夏の湿気った熱い空気をシートの内側に通してしまいます。室内はエアコンで冷えていますから、防水シートの内側で湿気が結露して、水へと戻ります。

これがいわゆる壁体内結露という問題で、アメリカでは壁の中が腐ったり断熱材が水を含んで断熱性能が低下するなどの不具合が報告されています。

防水シートの上から外壁材を張ってしまえば、全く見えなくなってしまい、そうした問題が起きているかどうかお客様には分からないというのが実態ですが、日本の住宅も本当は大変なことになっているかも知れません。

そうそう、ウェザーメイトプラスを留める為のホチキス(ステープル)は、スティンガーという(緑色の丸い)防水キャップ付きのものを使います。

これを使えば、ホチキスの針で穴が明いたウェザーメイトプラスを、防水キャップで守ることが出来るのです。勿論、これを施工する為の専用タッカーも私たちは持っています。

<関連記事>: 更に気になる人には、これ! (2022年5月1日)
<関連記事>: 屋根や外壁からの雨漏れでも窓は大丈夫 (2022年6月8日)

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無事、交換及び防水工事が完了しました

神奈川県藤沢市のお客様の処で、週末に輸入サッシの交換作業を行いました。少しの間ブログ記事に投稿がなかったのは、その為です。

サッシは、ジェルドウェン(Jeld-Wen、旧ウィルマー Willmar)製の樹脂サッシ。

ペアガラスの内部結露が発生したという状況で、全部で11枚のガラスを交換しました。

先回採寸調査にお伺いして、ガラス押え(押し縁)を外した上でペアガラスの実寸法を確認しましたから、当然今回の交換はバッチリでした。写真が、今回装着したペアガラスですが、美しいペアガラスでしょ。

ペアガラス内部に錆が見受けられた古いガラスとは大違いです。遮熱型のLOW-Eという断熱ペアガラスを使い、太陽の熱射を外側のガラスが反射させて室内への侵入をカットします。

また、紫外線も80%以上カットしますから、床板や家具の日焼けもありません。ペアガラスを装着する前に、建具内に溜まった砂や汚れもきれいにしていますので、まるで新品の窓のように見えませんか。

ガラスを装着する際は、専用の防水テープを建具に張ってありますから、室内への防水は完璧ですし、ガラス押えを再度装着した後にも屋外側のガラス押えの周囲を防水処理しますから、今までのようなトラブルは発生しないと思います。

ただ、ここまで丁寧に仕事をすると、どうしても時間が掛かってしまうのが玉にキズですね。

<関連記事>: ガラス交換前の調査です (2022年1月29日)
<関連記事>: 微妙な違いで取付け出来ない (2022年3月18日)

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