お知らせ : ページ 72

ガレージドアが閉まらない

今朝突然、碧南市のお客様からビルトイン・ガレージが開いたまま閉まらなくなったので、見て欲しいというご相談を頂きました。

このお客様は、数年前に車載リモコンの調子が悪いので、新しいものをいくつか購入したいということでお渡ししたことがありました。

最近シロアリの防蟻工事を行ったらしいのですが、その時以来ドアが閉まらなくなったそうです。

一度現場を見に行かなければ状況が分からないと思っていましたが、メーカーの担当者とも相談をしたら、もしかしたらレールの両袖に付いているセンサーの位置が変なのではないかという話になりました。

実は、このセンサーはガレージドアの下に人やものがあると危険なので、安全対策の為に両サイドにセンサー部品を向かい合わせに取り付けて、それがビームを飛ばしてもし何かがビームを遮れば、自動停止してドアが全開放するという仕組みになっています。

お客様からメールで頂いた写真を見ると、若干室内側に曲がって取り付けられているような感じがします。そこで、お客様に連絡をして、私たちがチェックに伺う前にセンサーの位置をお互いが真っ直ぐ向き合うように変えてくれるようにお願いしました。

また、各センサーのレンズも雑巾等できれいに拭いて頂くことも一緒にお願いしました。そうしたら、すぐに全く問題なく動き出したという連絡が入りました。

やはり、シロアリの業者さんが、足元にあったセンサーを蹴飛ばして位置がずれてしまったということが原因だったようです。お盆休み前で、私たちや職人さんもなかなか動きづらくなるタイミングでしたから、遠隔操作でちゃんと動くようになって本当によかったです。

因みに、ガレージドアは10年くらいでトーションスプリングの交換や定期点検が必要となります。少しでも違和感を感じたら、ドアが作動しなくなる前に点検・整備をして下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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空からヒョウが降ってきた

先日、埼玉県の広い地域で大きめのヒョウが降ったというニュースをやっていたというのを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、今回それによる被害の復旧についてご相談を頂きました。

サッシは、インシュレート(Insulate)製の輸入樹脂サッシ。

外に付けられていた網戸はズタズタに破れ、ガラスの周囲を押えている樹脂製のガラス押え(押縁)にも穴がたくさん明いています。随分新築から時間が経っているようで、網戸のスクリーンが白化していますから、ガラス押えも劣化して固くなっていたんだと思います。

そこへ大粒のヒョウが無数に降ってきたという状況であれば、こうなってしまうのも仕方ありません。恐らくサッシがこうなっている輸入住宅は、他にもたくさんあるのだろうと思いますが、お客様もどこに相談していいのか途方に暮れているという感じだと思います。

また、これだけならまだましなのかも知れませんが、ペアガラスに割れが入ってしまったり、ガラス内部に水が入り込んでしまったりしているおうちもあるでしょうから、復旧するのにお金も時間も掛かると思います。

まずは、被害の全容の確認と、どういった部材が被害に遭って、どこをどう直さなければいけないのかをチェックする必要があるでしょう。

今頂いているご相談は1件だけですが、もしかしたら今後増えてくるかも知れませんし、こうした災害は全国どこでも起こり得ることを考えると、輸入住宅の修理の仕事は私たちだけでは手に負えなくなるかも知れませんね。

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再生完了です

尾張旭市のお客様からお預かりしたダブルハングサッシの輸入網戸の修理が完了しました。

輸入サッシは、今は亡きウェンコ(Wenco)製。

先日、スクリーン(網)を張る直前までの写真を記事でお見せしましたが、今回は網押さえのゴムも全て装着した様子です。

日本で手に入る網押さえのゴム糸は、直径3.5mmが一般的ですが、輸入サッシの網戸の場合、3.9mm又は4mmはないと、せっかく張ったスクリーンが緩くて外れてきてしまいます。

また、輸入ゴムの2種類は、0.1mmという微妙な太さの違いがあるのですが、僅か0.1mmで緩かったり、太くて入らなかったりしますから、私たちはその両方を準備します。(窓メーカーによって、変えないといけません)

そして、大きめの網戸になると、外枠フレームの変形を抑える為に網戸の中央にセンターフレームを入れるのですが、その位置もちゃんと測って装着してあります。

写真の3枚の網戸は、全て同じ大きさ・仕様ですが、以前は破損したり曲がったりでバラバラな状態でした。そういったことも全て修正(矯正)しながら、網戸を組み直してありますので、非常にきれいな仕上がりになったと思います。

<関連記事>: 壊れた網戸もきれいになります (2022年8月5日)

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夏季休暇のお知らせ

8月11日(木)~15日(月)の期間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは夏季休暇を頂きます。

休み前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方はお早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます。)

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信頼出来る業者は分かりません

宮城県のお客様からヴァイスロイ(Viceroy)製スライディング・パティオドアの修理をしたいというご相談を頂きました。

こちらは、お客様からお送り頂いたロックハンドルの写真ですが、この金物には破損等はなさそうですから、恐らく別の場所の正常なものを撮影頂いたのだろうと思います。

宮城県のお客様でヴァイスロイ社のサッシを使われているということですから、セルコホームさんが建築を担当されたおうちではないかと思いますが、お客様からはセルコさん以外の業者さんで宮城県で対応してくれる会社を教えて欲しいというご相談も頂きました。

どういった経緯でそういうご希望をされたかは分かりませんが、私たちホームメイドは愛知県にある小さな輸入住宅ビルダーですから、どこか遠くの信頼出来る業者さんを紹介してくれと言われても、全く知り合いはいないというのが実情です。

確かにNETなどを見れば、輸入住宅の修理をやっていらっしゃる建築屋さんは、いくらかいらっしゃるとは思いますが、一緒に仕事をしたことがないという現状では、そこが私たちと同じレベルの施工が出来るかどうかは保証する術はありません。

確かにそういうネットワークが出来るといいと思いますが、下手に紹介などして反ってトラブルになることもあるでしょうから、それではお客様が気の毒です。

今回も、私たちが補修資材を海外から調達して、現地まで伺って交換をするという内容で見積をすることになりますが、そういった経費を掛けてでもきれいに直せてよかったと言って頂けるようにしたいと思います。

勿論、お客様のご予算もあるでしょうから、私共から無理を言うようなことはありませんが、ちゃんとメンテナンスをしてくれる建築業者を見付けることは、将来に亘る家づくりには重要なファクターかも知れません。

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壊れた網戸もきれいになります

尾張旭市のお客様からお預かりました輸入サッシの網戸を直しています。

サッシは、ウェンコ(Wenco)製のダブルハングサッシ。

網戸のコーナー部分はほぼ全て劣化の為破損し、グラスファイバー製の網や網押さえのゴムも交換しなければ使えない状況でした。

また、網戸を窓に固定する為の網戸用固定ピンも全てなくなっていましたから、こうしたものを全て新しいものに交換する必要があります。それだけならいいのですが、網戸のフレームも全て湾曲した状態の為、ある程度真っすぐに戻してやる必要もあります。

普通だったら、メーカーにお願いして網戸ごと新品に交換すれば早いのですが、窓メーカーが既に存在していない以上、修理する以外に方法はありません。

(勿論、フレームも新しいものにすれば、新品となるのですが、網戸の上端フレームに付いている固定用の突起部品だけは新品が見付かりません。そのうち、それも探し出しますが・・・)

そこで、今回はフレームはそのまま使い、その他は全て新しい部品に交換するという手法を取りました。写真は、グラスファイバー製のスクリーンを張る前まで完成した状態ですが、3枚の網戸が全てきれいに揃っている状態というのは気持ちいいですよね。

<関連記事>: こんな状態でも直せます (2022年7月16日)
<関連記事>: 再生完了です (2022年8月8日)

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小さな固定クリップ

東京のお客様からサーティンティード(CertainTeed)社製のケースメントやオーニングサッシに付いている網戸を固定する部品が調達したいというご相談を頂きました。

サーティンティードは、クレトイシがカナダのメーカーの技術を導入してOEMで製造していた樹脂サッシです。

ケースメントサッシ等の網戸は、室内側に取り付けるのですが、その際網戸フレームを窓枠内に固定する為に、小さなクリップが使われています。

小さなプラスチックで出来ていますから、長い間に欠けてしまったり、これを固定するファスナーが破損してしまったりします。

通常、このクリップで4方向から固定しますから、1つくらい壊れても何とか網戸は付いていますが、複数破損すると網戸は窓から外れてしまい、最悪テープのようなもので留めるしか方法がなくなります。

せっかくの輸入住宅なのに、網戸がテープで固定されているというのは、何とも情けない感じになってインテリアも台無しです。

建築屋さんが輸入住宅から撤退してしまったり、倒産・廃業してしまったりすると、お客様はどこから補修部材を調達したらいいのか、途方に暮れるという状況になるかも知れません。

だからと言って、そのまま放置すれば、悪い箇所はどんどん増えていきます。私たちのような輸入住宅専門業者を見付けて、そういった会社と連携しながら長くメンテナンスをしていくことが必要かも知れません。

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輸入のアルミサッシは珍しいですね

岡崎のお客様から輸入ケースメントサッシ(横方向に開いていく窓)のオペレーターを調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、スターライン(Starline)製のアルミサッシ。

熱伝導が早くて断熱には向かないアルミで出来ている輸入サッシは、今では殆どありませんが、昔はミルガード(Milgard)でも製造されていました。それでも、錆に強いという特性から、こちらのおうちでも浴室用に採用されたのだと思います。

ただ、サッシのフレーム自体がアルミであっても、その他の付属部品全てがアルミやステンレスで出来ている訳ではありません。今回調達をご相談頂いたオペレーターもそうですが、鉄の鋳物や鉄を塗装したものが使われているのが殆どです。

窓のカビや汚れからすると、掃除や窓拭きなどといったメンテナンスは殆どされて来なかったというのが実際だと思います。

そうなると、オペレーターアームの滑りも悪くなりますし、ウィンドウヒンジなどの動きも上下で違ってきますから、オペレーターそのもののギアにも大きなストレスが掛かってしまいます。

恐らくそうしたことで、今回オペレーターを交換したいということになったのだろうと思いますが、単にオペレーターを交換しただけでは軽く開閉出来るようにはなりません。

交換時には、その他のパーツや建具の調整をすることが、このサッシを長く使い続ける秘訣だと思います。また、ペアガラスの内部結露を防ぐ為に、ガラス等の防水処理をすることもお忘れなく。

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正常になった電動開閉システム

先の記事で、個々の不具合部品をご覧に入れましたが、今回はそれらの部品を実際に交換した後の様子をお見せします。

サッシは、ハード(Hurd)製のオーニングサッシですが、通常サッシの下端にあるクランクハンドルの代わりに、Sentry 2000のモーターユニットが取付けしてあります。

また、そのモーターに接続する形で、ダブルアームが付いたオペレーターが建具を押して開いているのが分かりますね。

スイッチからの配線や他のサッシの開閉と連動させる為の配線など、多数の電気配線も見えますが、今回触った場所はモーター配線のみです。

至ってシンプルな構造で出来ていますから、壊れることは比較的少ないのですが、何か1つ変な状態になると次々と連鎖してしまうのが、不具合というものです。

一般の住宅でこういったシステムを採用しているおうちは少ないと思いますが、もし破損しても私たちなら修理が出来ると思います。

ただ、こうした部材がいつ手に入らなくなるかは分かりませんから、調子がおかしいと感じたら、早めに直しておくことが重要かも知れません。

因みに、こういったシステムは、ハードだけでなくマーヴィン(Marvin)のサッシ等でも使われていました。

<関連記事>: 電動開閉サッシの修理 (2022年7月31日)

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電動開閉サッシの修理

週末、東京の某幼稚園に伺って、輸入サッシの自動開閉システムの修理へ行ってきました。

輸入窓は、ハード(Hurd)社製のオーニングサッシ(窓の下側が開いていく形式の窓)。

そこにオプションで取り付けられた電動開閉システム「Sentry 2000」が壊れて、スイッチを押しても動かなくなったということでご依頼を頂きました。

このシステムは、既に新しいものに製品が置き換わっていて、手に入れるのも難しかったのですが、電動モーターユニットと開閉金物のオペレーター周辺の破損だろうと予め推測して、部品類を準備して出掛けました。

通常であれば、事前に現地調査を行って、ちゃんと不具合箇所を特定した処で部材の調達をするのですが、リスクがある程度あることを承知頂いて部材の調達に踏み切りました。

当初は、モーターを新しいものと交換したら僅かに動くそぶりを見せたのですが、ちゃんと動くまでには至りませんでした。

次にモーターを交換した窓と連動して動くお隣のサッシのモーターも交換しました。そうしたら、両方共が僅かに動く状況になり、更にスイッチを入れたり切ったりしていたら、両方の窓が開閉するようになりました。

これで動くようになったと考えて、窓の掃除と必要な箇所に潤滑剤を塗布して完了しようとした処、片方のオペレーターが僅かに引っ掛かる感じがあるのを見付け、念の為オペレーターの取外しをしたら、そのギアが減っている状況でした。

また、こちらのオペレーター・アームの2本あるうちの1本が外れていたという状況から、アームが建具から外れてバランスよく窓が開かなくなったことでオペレーターにもストレスが掛かり、最終的にはモーターの破損につながったのではないかと思います。

こうした原因の究明とそれに対応する問題解決を行うのは、専門的な知識と経験がないと難しいとは思いますが、今後は私たち ホームメイドがメンテナンスのお手伝いをしていきますから、安心して下さい。

多分、これの修理に挑戦するという物好きは、日本にはいないんでしょうね。

<関連記事>: ちゃんと開閉しないのは、システムの問題? (2022年2月10日)
<関連記事>: 正常になった電動開閉システム (2022年8月2日)

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