お知らせ : ページ 70

10年経ったら、防水処理を

愛知県のお客様からダブルハングサッシ(上窓と下窓が開閉する上げ下げ窓)が腐ってきているので、修理をしたいというご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド木製サッシ。

下窓(ボトムサッシュ)を外して、上窓建具の下枠部分を拡大して写真を撮って頂きました。木枠のコーナー部分が腐って、深くえぐれたようになくなっています。

それに伴って、木枠に固定されていたボトムウェザーストリップ(気密パッキン)も下に落ちてきています。この不具合は、明らかにペアガラスの周囲から雨が中に入り込んで腐敗させたという状況だと思います。

こういう場合、マーヴィンの建具を新しいものに交換する以外直す方法はありませんが、1998年以前に製造されたダブルハングはサッシパネルの供給が終了しています。

となると、正規の修理方法ではありませんが、建具枠の欠損している部分に加工した新しい木を装着して復旧させるか、別の輸入サッシ・メーカーのリプレイスメント・キットというサービスを利用して、既存の窓枠に別メーカーの建具を入れるかという選択肢しかありません。

ただ、木を加工して元に戻すとしても、木が腐りやすいという窓構造自体はそのままですし、リプレイスメント・キットで建具を入れ替えるにしても、正しく採寸しないと新しい建具の装着が難しいというリスクもあります。

勿論、マーヴィンの窓枠に別メーカーの上下建具を入れる訳ですから、道具がなかったり施工に慣れていなかったりすると、施工ミスを起こすという危険もあります。

何れにしても、10年以上経ったペアガラスのサッシは、屋外側の防水処理をやり直すということを忘れないで頂きたいと思います。それは、国産のペアガラスサッシや輸入の樹脂サッシでも、建具内に水が入れば、ペアガラスが内部結露を起こす可能性があるからです。

これは、ペアガラスの構造的な特性によるものですから、生涯メンテナンスフリーという窓はありません。定期的に全ての窓を開けて、状態をチェックすることも大切ですね。

尚、私たち ホームメイドは、新品のサッシ建具でもガラスの防水処理や木枠の木部防水塗装を行いますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

どうやったら、こうなるのか?

奈良のお客様からケースメントサッシ(窓が横方向に開閉する窓)のハンドルの調達と交換方法が知りたいというご相談を頂きました。

サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシ。

写真をよく見ると、クランクハンドルの根本部分の金属が、割れてめくれ上がってきています。

金属で出来ていますし、それ程力が掛かる場所でもないように思いますから、どうしてこんなになったのか、不思議です。詳細は分かりませんが、やはり窓の開閉がしづらくなって、オペレーターが動かないのを無理にハンドルを回して何とかしようとした以外には考えられません。

ハンドル自体は、然程調達に問題はありませんが、こうなったことから考えると、他に原因があるように思います。

オペレーターやウィンドウヒンジに不具合がないか、取付けビス等に欠落がないか、建具の水平・垂直が取れているか、位置がずれていないかといったことを全てチェックして解決方法を探る必要があります。

ただ、お客様は輸入サッシに慣れていない工務店さんのようですし、交換や調整の仕方もよく分からないという感じですから、そういったチェックまでやって頂けるかどうかは分かりません。

最悪私たちが出張調査や修理を行わなければならないかも知れませんが、そこまで大ごととしてお考えかどうかも分かりません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

窓の開閉が空回りする

長野のお客様からマーヴィン(Marvin)製のオーニングサッシの修理をしたいというご相談を頂きました。

オーニングとは、窓の下側が外に開いていく形式の窓で、キッチンキャビネットの奥に設置する窓として重宝されるケースが多いですね。

今回の不具合は、クランクハンドルを回しても、途中で空回りを起こして開いていかないというものです。

こういう場合、多くのお客様はハンドル自体の不具合をお考えになるようですが、殆どの場合その先にあるオペレーターと呼ばれる開閉金物に破損があると考えていいでしょう。

お客様から頂いた写真をご覧頂くと、ハンドルカバーの少し上方に置いてある螺旋構造の部分が付いた小さな棒状部品が見えるかと思います。

これは、本来オペレーターの中に固定されている部品なんですが、無理に開閉をした為に途中で折れて飛び出してきてしまったという感じです。

実は、この回転軸パーツは、ハンドルともネジで固定されているので、オペレーターからこのパーツが外れてしまうとハンドルと一緒に抜けてきてしまう為、この部品をハンドルの一部と勘違いする人が多いのです。

こういうケースでは、オペレーターの交換はもとより、建具の開閉調整を一緒に行わないと、また窓が引っ掛かって無理にハンドルを回してしまうので注意が必要です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

少し細いから折れるのか?

千葉のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロックレバーを調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。

写真は、お客様がハンドルの金物を外してお送り頂いたものです。

見事にロックレバーが、真っ二つに折れてしまっています。また、ロックケースに差し込む銀色の部分は、フォーク状に二股になっているのですが、ここも片側が欠損している感じです。

こうなる為には、鍵を掛ける際に相当強くレバーを押し下げたのだろうと思います。つまり、簡単には鍵を掛けることが出来ない状況だったろうと推測しますが、通常そんな力を入れる必要はなく、軽くロックが出来るはずです。

それが出来ないという状況とすると、鍵を掛ける位置が悪いということになりますが、ドアの水平垂直が適切でなかったり、ロックケースのラッチ(鍵爪)の出方の調整が不十分であったり、ロックの受け側のストライクの位置が悪かったりしたのが原因です。

どれが原因なのかは、ドアの状況を見てみないと分かりませんし、それによってどう調整するかも変わってきます。(原因が複数ある場合もあります)

今回お客様はロックレバーの破損だけを気にされているようですが、折れた原因を解決しないと、また同じトラブルに見舞われますから、注意が必要だと思います。

ただ、私たちが調達する新しいタイプのロックレバーは、長い棒状の部分の板厚が少し厚くなっていますから、多少強度は上がっていると思います。それでも、ずっとストレスが加われば、そのうち折れる恐れもありますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

ペアガラスも交換します

前回、外装の塗替え工事の為に足場を立てたという記事を書かせて頂きましたが、今日はペンキ屋さんが洗いの作業を行っている間、私は窓を外して今回交換するペアガラスのサイズを計測しました。

サッシは、ACANの樹脂製シングルハングサッシ。

ペアガラスの中に水分や湿気が入り込んで、ガラスの周囲のスペーサーを劣化させました。当然ペアガラスの中では内部結露も起こしていますから、ガラスを交換する以外直す方法はありません。

ただ、アルミクラッドの木製サッシと違い、樹脂サッシでは建具ごと交換する必要はなく、ペアガラスのみを交換することが可能です。その為には、ペアガラスの寸法を正確に計測して、全く同じサイズで新しいガラスを作る必要があります。

今回、その寸法調査を行う為に、ガラスの周囲にあるガラス押えの部材を外し、ガラス全体が見えるように露出させました。しかしながら、このガラス押えがなかなか外しにくく、下手をするとガラス押えを破損させてしまいますから、慎重な作業が必要です。

(ACANというメーカーは既になくなってしまっていますから、全く同じガラス押えを調達することが難しく、万一破損させたら結構厄介なことになってしまうかも知れません)

それでも何とかガラス押えを無事に外して、ガラスのサイズを測ることが出来ました。ペアガラスの厚みも7/8インチ(約22mm)という国産サッシではあまりないサイズですから、普通のサッシ屋さんでは調達が難しいかも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

雨の時は、洗浄作業

会社の近くお客様の輸入住宅で、本日外部足場の設置作業が始まりました。

こちらのおうちは、会社を設立してから建てた第1号の建物です。

22年経っているとは言えないくらいまだまだきれいですが、輸入の木質外壁材などの塗装が所々剥げてきていますから、そろそろ塗替えなどのメンテナンスを行う時期に来ています。

今日は、晴れているのに急に雨が降ったりするといった変な天気ですが、何とか足場を設置することが出来そうです。明日は、この足場を利用して、ペンキ屋さんが塗装工事を始めてくれる予定ですが、まず最初は汚れた外壁等をきれいな水で高圧洗浄していきます。

この洗いの作業をいい加減にして塗装をすると、塗装の裏に残った汚れによって塗装が部分的に剥がれてすぐにダメになってしまいます。

飛び込みで安く仕事をしてくれるリフォーム業者や塗装業者は、こういった工程を飛ばして手間代を省きますから、完了したらお客様には分かりません。如何に汚れを残さず、隅々まできれいに洗えるかが、一番の勝負所です。

それから、洗浄作業は雨の時が一番です。雨自体に汚れがある訳でもないですし、お隣に洗濯物が干してありませんから、汚れの水しぶきで洗濯物を台無しにすることもありません。また、塗替えの様子は適宜お伝えしますので、乞うご期待。

<関連記事>: まだ一度も塗り替えしていません (2022年6月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

また4日間、山に籠って修理しました

蓼科のお客様の別荘へ伺って、再度ノルディスカヒュースの木製サッシのガラスパテを打ち直ししてきました。

サッシは、スウェーデンのSP Snickerier社製の木製輸入サッシ。

先回も4日間仕事をしてきたのですが、サッシ以外の修理もやりましたし、最初であるが故の手探りの対処で、時間を取られる要素が多く窓の修理はあまり捗りませんでした。

今回は、その教訓を生かして、材料や部品の調達や持ち込む工具の多様化といったことを事前に行った上で現場に向かいました。それでも、突発事態というものは必ず起こるもので、それへの対応をしていると、どんどん時間が削られてしまいました。

最終的にガラスパテの打ち直しが出来た窓の箇所は6ヶ所で、先回の4ヶ所よりは50%作業効率がアップしたのですが、それでも作業は遅々として進まずといった印象です。

いつもは手作業で全て行っていた仕事も、今回は電動工具を使い少しでも迅速に作業が行えるようにやったつもりですが、薄いガラスの上の石のように固くなったパテを除去する訳ですから、割れを心配して無茶な動かし方は出来ません。

この調子だと、まだ2回は行かないと思ったような仕事は出来ないかも知れませんね。いや~、ほんと大変な作業です。こんな仕事は、誰も受けないでしょうね。勿論、何も知らないで安易に引き受ける業者さんがいたら、絶対にお金に見合わない仕事になると思います。

体はガタガタですが、お陰で随分勉強させて頂けたと思います。次回同じようなことをご依頼頂いた際は、更にいい仕事が出来るように頑張りたいと思います。

<関連記事>: ノルディスカヒュースの木製サッシ・メンテナンス (2022年7月24日)
<関連記事>: 簡単そうで、相当大変です (2022年9月24日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

角は引っ掛けるんですよね

昨日、日進市のお客様の処に伺って、タイルの張り替えを行ってきました。

2009年に竣工した輸入住宅ですから築13年なんですが、お隣のご親戚の車を駐車する際に玄関ポーチの角を当ててしまったようです。

車に座ったままだと、足元が見えないこともありますから、こういうことはよくあることかも知れません。

幸い当時の輸入タイルと同じものが今でも手に入りましたから、それを取り寄せて交換しました。昨日は、この地方も36度近くまで気温が上がりましたから、外仕事は本当に大変ですが、何とか作業を完了することが出来ました。

一番大変なのは、タイルの下地のモルタル類を剥がして、下地を平らにすることですが、意外とスムースにサンダーで削れました。

タイルを切るのもタイルカッターを調達していましたので、難なくその作業もクリア。ただ、材料が新しいので、古いタイルと随分色が違って見えますね。

先日は、浜松で輸入ドアを交換してきましたし、今回はタイルの張り替えをしましたから、ほんと輸入住宅のことなら何でもやれますよね。その分、輸入した専用の材料や道具もどんどん増えていきますので、倉庫の中は目一杯になってきました。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

ようやく交換出来ました

浜松のお客様の処に伺って、勝手口のテラスドアを交換してきました。

サッシは、ペラ(Pella)社製のデザイナーシリーズ、アルミクラッド・サッシ。

デザイナーシリーズは、ペラのものでも高級なタイプで、建具のペアガラスの他に、室内側に取り外し可能なガラスが1枚装着された3重ガラスになります。

今春一度このドアの交換にお伺いしているのですが、メーカーがサイズを間違えて出荷してきた為に、交換が出来ませんでした。

私の方は、そんな間違えをするとは思ってもみなかったので、古いドアを外していざ新しいドアを取付けしようとしたら、既存の古いドアより数センチ小さいものだったという状況でした。

ガラスの防水処理や木部塗装も事前に全部やってきていましたし、またそれを持ち帰って、古いドアを再度入れ直すということまでやりましたから、本当に大変でした。

今回は、サイズもピッタリでうまくいきましたが、既存のドアヒンジの形状と新しいドアのヒンジ用の彫り込み形状とが合わず、彫り込みを私がし直す必要がありました。

また、デッドロックバーが差さるストライクプレートが、低い位置で取付けしてあった為、ドアを少し持ち上げたり、ストライクの穴を下へ広げてやったりしなければならず、結構調整作業にも時間が掛かりました。

自分たちで新築したおうちではないので、施工したメーカーが正しく施工をしていないと私の方でそれを修正しなければなりませんから、現場でとっさに作業が出来るように様々な工具も常に用意をしています。

私たち ホームメイドは、修理して今まで通りにするのではなく、今までよりも使いやすくすることを心掛けて施工します。そういうことをする為には、経験を積み重ねることと、次をよりよくする為には何が必要かを考えて施工することが大切です。

<関連記事>: こんなことにはめげません (2022年3月29日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

施工前の準備が大切

今週木曜から会社の近くに住むお客様のおうちのウッドデッキを修理メンテナンスします。

先日、屋根がない部分にあるデッキを取り除いて、ルーフデッキだけの状態にしてあります。

デッキ材を取り除いた部分には、手摺が全くない状態になっていますので、今回大工さんと一緒に手摺や小柱類を設置して、人が落ちないようにする予定です。

普通の住宅メーカーやリフォーム屋さんだと、木製の材料でも無塗装のまま施工して、後から塗装をするというやり方をするようですが、それだと木部同士が接する部分は塗装することが出来ません。

例えば、デッキのザラ板(床材)の上に柱材を直接載せるという感じだと、柱材とザラ板が接している部分は無塗装の状態になって、ザラ板の上に雨が溜ると柱が下から腐ってきます。

そういうことを避ける為に、小柱等の木口(こぐち)の部分だけ屋外用の木部専用防水塗料で塗装を行いました。会社の倉庫の中は、暑さと湿気で作業をするのも大変ですが、それでも事前にこういう準備をしておくことで、ウッドデッキの寿命を長くすることが出来ると思います。

ウッドデッキが出来上がった後、ペンキ屋さんにお願いして塗装をしてもらうのが一番楽ですが、私たちでもやれることをやっておくという気持ちがないといけません。

一旦施工してしまえば見えなくなる場所ですから、お客様にも黙っていれば分からないことですが、建築屋の良心としてひと手間掛けるということをホームメイドではやりたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: リフォーム・リノベーション | タグ: , , , , , |