お知らせ : ページ 59

原因は複数あります

岡崎のお客様から玄関のスチールドアやドア枠を直したいというご相談を頂きました。

ドアやドア枠に木が使われていますが、長年放置されてきたことで、写真のように下端が腐ってきてしまいました。(表面だけでなく、家の構造の木まで腐りが進行していることもあります)

輸入住宅の玄関ドアや勝手口ドアには木材が多用されることが多いのですが、設計・施工やその後のメンテナンスといった様々な問題によって、木の腐食が引き起こされます。

木で出来たものを使用する場合、如何に乾燥した状態を保つかということに腐心しなければならないのですが、そういったことが考えられていないということが言えるかも知れません。

まず、ドアを設置する際、木製のドア枠ごと土間と一緒に埋めてしまっているという現場をよく見掛けます。玄関土間はモルタルだからいいだろうという住宅会社が殆どですが、土間には隙間やヒビが多く入る可能性が高いのです。

また、土間の下が土であったりすることも多く、隙間などから土の湿気や水分と一緒にシロアリも上がってくることが往々にしてあります。湿気った木には腐朽菌が付着しますし、シロアリも好んで食べるといった状況ですから、見えない部分で腐食が進んでいくこととなります。

また、ヒサシの奥行が不十分だとドアの下端を中心に雨が常に当たる状況となりますが、ドアやドア枠の塗装が劣化してくれば、雨が素材の木に染みてしまいます。

雨の翌日などに付着した水分を雑巾などで拭き取るという習慣があればいいのですが、そういう気遣いをする人は殆どいません。そうなると、こうした場所のものは中からと外からと腐食が進んでしまい、最後には大掛かりに修復する必要が出てきてしまいます。

こういう場合、私たちはドアやドア枠を腐らない特殊なタイプのものに交換したり、ヒサシがなければ追加したりして対処します。また木製の輸入ドアにしたいというお客様の場合は、塗装をティンバーケアのような木部専用の防水塗装とすることも必要となります。

ただ、輸入ドアの寸法は、国産のものと違いますから、そのおうちに合わせた大きさとデザインにすることが、私たちプロの仕事です。

<関連記事>: 予め木目で成型されています (2023年2月15日)

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金物で隠れる部分も塗装します

先日、屋外側のガラスの防水処理作業をご紹介したマーヴィン(Marvin)製ケースメントサッシの建具(障子)。

屋外側にも白いアルミ製飾り格子が付いていましたが、室内側にも木製の飾り格子が付いています。

従来のマーヴィンでは、飾り格子は室内側だけで、脱着可能なものが付いていましたが、現在交換用として調達出来るものについては、こうした固定式の格子しか選択出来ません。

今までのように格子を外しての木部防水塗装が出来ませんから、マスキングテープでの養生も少し手間が掛かります。写真は、既に2回パラペイントのティンバーケアで塗装を行った様子ですが、なかなかいいアメ色に仕上がっています。

私たちは、サッシの木製建具を取付け交換する前に、屋外側の防水処理や室内側の防水塗装を行うのですが、製造時に取り付けられているロック金物のフックやオペレーターアームが走るトラックレール及びブラケットといった金物を全て取り外したうえで作業します。

そうすることで、取り付けられた金物類によって隠れてしまう木部まで、しっかり防水塗装を行うことが出来るのです。

現場に設置した後では、金物類を取り外して塗装を行うということは通常絶対にやらないですし、手の届かない場所まで丁寧に作業するということもありません。こうして単体になった状態で社内作業を行うことには、意味があるのです。

<関連記事>: マーヴィンの交換用建具の取付け前作業 (2023年2月6日)

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何とか調達出来ました

仙台のお客様から調達のご依頼を頂いていた輸入網戸用の部品が、アメリカから届きました。

輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)のインテグリティ(Integrity)というシリーズのサッシです。

今はシリーズの名前を変えて、エレベート コレクションと呼ばれています。

ただ、先般こちらでもご案内させて頂いた通り、マーヴィンは日本市場からの撤退をしてしまいましたので、今後はメンテナンス用の部材を入手するのが大変になると思います。

そんな中、インテグリティの網戸の上部を固定する為のステーショナリー・スクリーンピンという樹脂パーツが入荷してきたのです。写真は、在庫で持っている通常の網戸固定ピンとステーショナリー・スクリーンピンを一緒に撮った様子です。

ステーショナリースクリーンピンは、網戸のフレームの穴に差し込んで取付けられていますから、動かすことは出来ません。

つまり単純に網戸の上部が窓枠から外れないように、サポートをするのがステーショナリースクリーンピンの役目です。(尚、通常のマーヴィンのものには、このピンは付いていません)

ですから、バネが付いている通常のスクリーンピンを引っ張ることで網戸が窓枠から外れるという仕組みです。

ステーショナリースクリーンピンは、アメリカの部品メーカーでも販売されていませんから、ほぼ今回の調達が最後となるかも知れません。仙台のお客様にはお待たせして申し訳ありませんでしたが、ご依頼を果たすことが出来てよかったです。

<関連記事>: これは、替えたことがないなぁ (2022年5月7日)

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突然割れたようです

昨日、千葉のお客様から、輸入サッシについていくつか修理のご相談を頂いた旨記事に書かせて頂きましたが、今日はそのうちの2つ目をご紹介しましょう。

サッシは、昨日と同じハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシ。ボウウィンドウと呼ばれる弓なりになった豪華な出窓には、5つのケースメントサッシ(クランクハンドルで横に開いていく窓)が取り付けられています。

そのうちの右端の建具(障子)に付いているペアガラスの内側ガラスのみが、突然割れてしまったそうです。幸い外側のガラスは損傷していませんから、雨風の問題や防犯上の支障は出ていない状態ですが、このままではあまり気持ちがいいことはないですね。

ものがガラスに当たって割れるということはよくあることですが、ペアガラスの場合、熱割れと呼ばれる自然現象でガラスが破損することがあるようです。それは、外気と室内の温度との差が大きくなる冬場や、1日の気温差が極端な状況の時や太陽光が強く当たった時に起こります。

ペアガラスは、国産でも輸入でも2枚のガラスの周囲をスペーサーと呼ばれる気密保持材でガチガチに固めています。温度差が大きい時は、ガラスそのものの膨張や収縮が発生するのですが、周囲を固められていると、ガラスがサイズ変化した際逃げ道がありません。

その歪みがストレスとなって、ペアガラスが突然割れてしまうのです。勿論、ガラスの上に小さな傷のようなものが付いていたり、ガラス自体に僅かな不純物が含まれていたりすることも要因となります。

こうしたことは、事前に避けたりする術はありませんから、運に左右されるといっても過言ではありませんが、急激な温度変化に気を付けるということも対策の一つです。

ハードのケースメントサッシは、ガラスのみの交換は出来ませんので、可動する建具ごと交換となりますし、多少形状が新しくなっていますから他のケースメントとは若干の違いが出てしまいます。

それでも、20年以上前に施工されたサッシでも、既存のボウウィンドウにはピッタリと納められる寸法の建具をメーカーは作ってくれますので、その点は有難いですね。

<関連記事>: 細かな所まで丁寧に (2023年9月29日)

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新規格の建具に交換です

千葉のお客様からおうちに設置されている輸入サッシにいろいろと不具合があるので、まとめて修理をお願いしたいというご相談がありました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

ボウウィンドウのガラスの破損や掃出しサッシのロック金物の不具合など、いくつか問題があるようですが、今回はダブルハングのガラスについて書かせて頂こうと思います。

写真は2連窓のダブルハングサッシですが、向かって右側のボトムサッシュ(下窓建具)のペアガラスが曇っています。アルミでカバーされた屋外側の枠とガラスとが接する部分から、雨が枠内に浸入して、そこから湿気がペアガラス内へ入り込んでしまったようです。

ペアガラス内に入った空気は外に出すことが出来ませんから、通常ならペアガラスごと交換すれば直せるのですが、ハードのダブルハングの場合、建具からペアガラスを外すということを推奨していません。

つまり、ペアガラスが入った建具をそのまま入れ替えるという方法でしか修理をすることが出来ないのです。また、ハードは、古い規格デザインのダブルハングを製造中止としていますので、古いサッシ枠に装着出来るようなサイズで新しい規格の交換用建具を作ってもらう必要があります。

ただ、上窓建具は古い規格、下窓建具は新しい規格というふうに、1つのサッシでそれらを混在させることが出来ませんから、上窓建具も新しい規格で同時に交換する必要があります。

その分費用も掛かってしまいますが、壁を触ることなく入れ換えだけで直せるという点では比較的ベターなメンテナンスかもしれません。こうならない為には、10~15年に一度くらいの間隔でサッシの防水処理をするようにしたいものです。

<関連記事>: 見た目は若干違います (2023年11月20日)

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マーヴィンの交換用建具の取付け前作業

岐阜のお客様のお宅に取付ける前に、サッシ建具(障子)のガラス防水処理と木部防水塗装を社内で実施しています。

サッシは、最近日本からの撤退を決めたマーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシです。

写真は、屋外側となる面のペアガラスを雨漏りから守る為に、防水作業をしている様子です。防水材料をガラスの周囲に施工する前に、変な部分まで材料が付かないように養生用のマスキングテープを張っています。

また、雨漏れするのはガラスだけではありませんから、アルミカバーのつなぎ目や隙間などにも防水作業を行います。

万一雨が建具内に入った時のことを考えて、建具の上下には水抜きの穴が付いていますが、知らずにそういった部分も防水してしまうと、水が内部で木を腐らせるといったトラブルも発生します。

そういった点では、どこもかしこも隙間や穴を塞げばいいというものではありませんから、注意が必要です。

こうやって交換用に調達した新しい建具を防水処理するのも、あと少しかも知れませんが、何とか他の輸入サッシメーカーにお願いして、交換用の部材を作ってもらえるようにしていきたいものです。

<関連記事>: 金物で隠れる部分も塗装します (2023年2月10日)

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まだ在庫はありますが・・・

今回、輸入サッシの網戸用として、網戸固定ピン(スクリーンピン)の新しいバージョンを調達しました。

今までマーヴィン(Marvin)から調達していたものは、シャフト部分が樹脂製のものだったのですが、マーヴィンが樹脂シャフトのものを生産中止としたことと、アフターサービスを含めて日本市場から撤退したことでそれに代わるものを探す必要がありました。

新しい網戸ピンは、アルミシャフトになっているもので、少し丈夫にはなったものの、装着するのに力が掛かるという点が玉にキズでしたが、その点は少し改良されているようです。

ただ、逆に取っ手(つまみ部品)がシャフトから外れやすいかも知れないので、接着剤を差し込み部分に少量塗るなどの工夫が必要かも知れません。

サイズや形状的には既存の樹脂シャフトのピンと何ら変わりはありませんから、マーヴィンだけでなく、ハード(Hurd)やローウェン(Loewen)といった輸入窓メーカーの網戸でもお使い頂けるように思います。

使いやすい樹脂シャフトの網戸ピンについては、今ある在庫限りということになりますが、すぐになくなるということはありませんから、ご希望の方はその旨お知らせ頂ければ販売させて頂きます。勿論、アルミシャフトの網戸ピンも販売可能ですので、宜敷くお願いします。

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輸入ドアのガラス交換出来るかも

こちらの写真は、輸入のスチールドアやファイバーグラス製のドアに取付ける交換用のペアガラス。

輸入ドアは、主にサーマツルー(Therma-Tru)製なんですが、それ以外のドアであってもサイズが合えば取り替えは可能です。

輸入住宅ブームの際に取付けられたスチールドアやファイバーグラスのドアは、玄関ドア用だけでなくキッチンの勝手口にも使われました。

そこにはステンドグラスやペアガラスといったものが装着されていましたが、何かものが当たって割れてしまったり、雨漏れでペアガラスが曇ってしまったり交換以外には修理が出来ないものも多くあります。

でも、そういったインチサイズの交換ガラスって、住宅メーカーや工務店ではなかなか手に入らないということで、そのまま放置しているおうちも少なくないと思います。でも、私たちなら種類にある程度の制限はありますが、交換用のガラスを調達出来るかも知れません。

写真の交換用ペアガラスは、強化ガラスの中にブラインドが挿入されていて、目隠しや日除けの為にブラインドを下げたりすることも可能です。ドアガラスのトラブルでお困りの方がいれば、お役に立てるかも知れませんよ。

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こちらの破損は直せます

千葉のお客様から輸入サッシの修理をお願いしたいとご相談を頂きました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

ダブルハングやボウウィンドウの不具合など、いくつか問題があるようですが、まずは掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)について書かせて頂こうと思います。

ハードの掃出しサッシは、標準的なハンドルロックが付いているものと、装飾的な少し豪華なハンドルロックが付いているものの2種類があります。

今回相談頂いたのは、豪華なハンドルが付いているドアなのですが、何度かお話させて頂いているように、このハンドルは随分前に生産が終了していて、部品メーカーからの直接的な入手も出来なくなっています。

ですから、ハンドルやそれに付属するロックレバーの部分が破損した場合、取付け穴が一部露出して格好が悪くてもいいということなら、デザインの違うハンドルロックを取り付けることが可能です。

勿論、可動するドアそのものを新しいものに交換するということなら、お金は掛かりますがきれいに修理をすることが出来ると思います。

ただ、今回のご相談は、ハンドルやロックレバーには問題がなく、内蔵されているロックケースの鍵爪がうまく出なくなってきたという問題でした。

そういうことであれば、ロックケースの交換や調整でメンテナンス出来ると思いますが、こちらのロックケースは他社のドアに付いているものとは少し仕様が違い、特殊なものを調達しなければなりません。

ハンドルセットが壊れてしまうと万事休すでしたが、鍵金物だけの問題でしたら、こちらの掃出しサッシの修理は可能です。

<関連記事>: ハードの掃出しサッシ用ハンドル (2020年5月16日)

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ペンキ塗りも味があります

みよし市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの交換に伴う塗装工事を行いました。(いつもは社内で事前に塗装等を行いますが、既存の子扉やドア枠の色に合わせる為に、現場で塗装作業を実施しました)

木製ドアは、シンプソン(Simpson)製のステンドグラス入りです。

無塗装の白木で出来たドアですから、木目を見せる感じでステイン仕上げをするのが一般的ですが、既存の子扉のドアが既に塗りつぶしのペンキ塗装がしてあった為、それに合わせて木目を見えなくする塗装をしました。

まずは、他に塗料が付かないように養生をしっかりと行い、その後白い下塗り塗料を塗ってから、ブリティッシュグリーンの濃い緑色で塗装をしました。

写真は、上塗り1回目の塗装を行っている最中ですが、まだ塗料が乾いていない為、所々ツヤでてかっている部分も見受けられます。

日本のお客様は、なかなか塗り潰しの塗装をする勇気がないのですが、アメリカやカナダの人たちは結構ペンキ塗りでドアを塗装することが多いと思います。

これは、国民性や文化の違いだと思いますが、戦後の日本人は家づくりで塗装をすることに慣れていない為、塗装という文化が殆どないと言えるかも知れません。

だから、街並みに合わない色で外壁が塗られている家をよく見掛けますし、逆に外壁がねずみ色と黒色といった色がないデザインの家も多いですよね。

尚、塗装した後に、屋外側のステンドグラスの周囲を防水処理して、雨によるガラスの内部結露や木の腐り・反りを防止する対策も施しました。

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