お知らせ : ページ 48

こんな状態だったら、即交換です

今日、お近くのお客様の処に伺って、インテグリティ(Integrity)製スライディング・パティオドアのロックケースを交換してきました。

ロックラッチやドアの高さ調整なども行って、新築時のようにスムースに開閉するようになりました。

お客様からそのついでに他の処も見て欲しいというので、そこで撮った写真がこちらです。

こちらは、玄関のノード(Nord)社木製ドアに付いているドアヒンジ(蝶番)なんですが、蝶番同士の噛み合わせの部分に隙間があるのが分かりますか。また、元々美しいゴールドのヒンジだったんですが、摩耗した黒い金属粉が付着して黒く変色したようになっています。

20年以上何もメンテナンスをしてこなかったですから、こうなるのも無理はありませんが、ここまで行くと鍵は掛かりづらくなりますし、ドア下が敷居に擦ってきていると思います。

これ以上放置すると、ハンドルセットやデッドロックの鍵なども破損してくる恐れもありますから、早急に輸入ヒンジを交換した上で、ドアの高さを上げて傾きも出来るだけ水平に戻してやる必要がありますね。

動きのある場所は、どうしても金属疲労や経年劣化といったものが付きものですから、10~20年というスパンで定期的に交換・メンテナンスをしてやるということを忘れないで頂きたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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壊れる前に交換します

ご近所のお客様から、最近掃出しサッシのロックの調子がおかしいというご相談を頂きました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製インテグリティのファイバーグラスクラッド木製スライディング・パティオドアです。

ロックレバーを上げ下げしても、ちゃんと鍵爪(ロックラッチ)が出なかったり引っ込まなかったりという不具合。

こういう場合は、ロックケースに内蔵されているアクション用の小さなバネが弱ってきているかも知れません。20年以上お使い頂いた掃出しサッシですから、そろそろ鍵の方も経年劣化を起こしていると思いますので、変なトラブルとなる前に交換しておいた方がよさそうです。

マーヴィンは、現在日本市場から撤退してしまいましたが、部品の多くは部材メーカーから直接入手することが可能です。こちらのロックケースも無事に取り寄せることが出来ましたので、明日にでも交換作業に伺うつもりです。

勿論、部材を交換するだけでなく、ドアの建て起こしの調整やロックの掛かり具合の調整も一緒に行いますので、随分調子はよくなると思いますよ。

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水返しがあると便利だけどなぁ

横浜のお客様からご相談を頂いた掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のメンテナンス。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシなんですが、ドアを開閉する為のレールに付いていたウェザーストリップがなくなっています。

レールに沿って屋外側に付けられているもので、シルシール(Sill Seal)とも呼ばれています。

英語を訳すと、「敷居気密(防水)材」。つまり、ドアは戸車がレールを走ることで開閉するのですが、そういう構造の場合どうしてもドアがレールから浮いた状態になるので、隙間が生じてしまいます

その隙間から雨や外気が入り込まないようにする為の部材が、シルシールなんですね。台風などの強い雨や風は、窓下から浸入しやすいですから、これがあると室内への雨漏れを防いでくれるというスグレモノです。

ただ、こうしたウェザーストリップは、ハードの掃出しサッシ以外には装着されていない状況で、ユニークで貴重な部材のように思います。

勿論、これがあると雨漏れが全てシャットアウト出来るという訳ではありませんので、サッシの水抜き穴の掃除や防水材のやり直しといった日頃のメンテナンスも怠ってはいけません。

輸入窓やドアのウェザーストリップは消耗品ですから、15年くらいで定期的に交換するようにしたいものです。

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屋外輸入ドアの必須条件

輸入住宅で玄関ドアや勝手口ドアに輸入ドアを取り付けると思いますが、多くのおうちでドアの不具合が発生していないでしょうか。

外部用の輸入ドアは、木製ドアだけでなく、表面がスチールのドアであったり、ファイバーグラス製のものであることもしばしばです。

また、輸入サッシ・メーカーが製造しているドアの場合は、外装にアルミの薄いパネルを張ったアルミクラッドのものもあるかも知れません。

木製ドア以外であれば、雨に当たっても問題ないとお考えのお客様も多いように思いますが、そうではありません。

表面に対候性がある素材を使っていても、ドアの内側の素材は木材であることが多く、表面材のつなぎ目やドアの上端や下端から水が入り込んだりすれば、ドアの中身の木は腐ったり歪んだりしてしまいます。

また、ドアにガラスが入ったタイプのものだと、ガラスの周囲から雨が浸入して、ガラス内部を曇らせたり、中の木を腐らせたりしますから、そういった部分も防水対策をする必要があります。

まずは、外部ドアに雨が直接当たらないか、当たっても然程影響が少ないようにすべきなんですが、家の設計段階で失敗しているケースも多く見受けられます。

写真は、輸入資材を扱う会社が推奨している納まり図ですが、ドアを施工する外壁の高さと屋根(ヒサシ)の奥行との適正比率を表しています。

恐らくこうしたことを考慮しないで、デザインばかりに目が行ってしまっている建築士や住宅メーカーが殆どだと思います。玄関や勝手口ドアの劣化や不具合で悩んでいらっしゃるお客様は、一度こうしたことを見直してみては如何でしょうか。

勿論、納まりを変えられないというおうちもあるかも知れませんが、そういう時はドアの素材の変更や防水塗装・防水処理といった対策やメンテナンスをすることで、劣化が少ない状況を作ることも可能ですから、その際はホームメイドにご相談下さい。

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輸入網戸も一から作れます

大垣のお客様からご相談を頂いた輸入サッシ用の網戸を製作しています。

窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。

台風で風邪が強い時に吹き飛ばされてどこかへ行ってしまったらしく、網戸のない生活に不便されていたそうです。

メーカーに新しい網戸を見積もってもらったのですが、価格が非常に高く分解された状態で出荷するということでした。

こちらで組み立てる手間が同じであれば、私たちが網戸の部品メーカーから部材を調達して、同じサイズ・同じ仕様で新しいものを作った方がお値打ちで納期も早く出来ます。

そこで様々な部材を取り寄せた上で製作した網戸のフレームが、こちらです。グラスファイバー製の網はこれから張りますが、四方のフレームとコーナー材で枠を作り、網戸固定用のピンも4本装着してあります。

サイズや仕様・形状は、同じ大きさの窓がもう1つありましたので、そこに付いていた網戸を元に正確に作り直しています。日本のサッシ屋さんでも作れるといいのですが、彼らでは材料の入手もインチで作られた工具も持っていませんから、これを作るのは至難の業です。

ローウェン以外の輸入網戸も寸法や仕様・形状が正確に分かれば、私たち ホームメイドで作り直すことが出来ますよ。勿論、輸入網戸の部分的な修理・補修、網の張り替えも問題ありません。

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石膏ボードの正しい施工

NETを見ていたら、アメリカ人が施工したドライウォールの下地作業の写真が掲載されていました。

こちらがその風景ですが、日本の住宅メーカーが張っているのとは全然違うのがお分かりでしょうか。

まず、石膏(プラスター)ボードは横張りと言って、長手方向を横向きにして横長になるように張っています。

また、石膏ボードの大きさも、日本の横0.9m x 縦2.4mのものと違い、縦1.2m x 横2.4mの大きなものを使用しています。そうすることで、ボードとボードとのつなぎ目が少なくなる分、割れる確率が減るのです。

また、レンガを積むように石膏ボードを互い違いに張っているのが分かります。こうすることでジョイント部分が揃わなくなり、地震等で何かの力が加わっても隣り合ったボードが割れを防いでくれるという仕組みを作っています。

特に壁への施工では、日本人のように縦方向に長く張ってしまうと、天井から床まで一直線にジョイントラインが入ってしまいますから、建物の重さで縦方向に力が掛かっただけでスパッと割れが入ってしまいます。

そして、北米ではジョイントラインが少しえぐれたテーパーボードと呼ばれるものを使用しますから、そこに紙のジョイントテープと石膏パテをたくさん入れて固めることが出来ますから、つなぎ目が更に割れにくくなるのです。(その分、つなぎ目部分のパテの幅が幅広な感じになっています)

こうすることで、美しいペンキ仕上げをすることが出来るドライウォール下地を作ることが可能となります。(尚、ビニールクロスのインテリアでも、同様の下地施工が必要です)家づくりは、作業効率よりもどうしたら美しいインテリアになるかを優先することが大切なんですね。

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今でも建具は調達出来ます

浜松のお客様から調達をご依頼頂いた交換用の建具(障子)が届きました。

サッシは、ハード(Hurd)製のオーニングサッシ(下開き窓)です。

ハードは、シエラパシフィックという林業会社の一部門になっていますから、建具にもシエラパシフィックのロゴシールが張られています。でも、こうして古い窓の部材を今でも供給してくれているというのは、本当に有難いことです。

木製建具の雨漏れは、殆ど全てガラスの周囲からの雨の浸入が原因ですから、そこを重点的に防水処理します。

製造段階でも防水処理は行われているのですが、アメリカの作業員の仕事はどうしてもいい加減になってしまう傾向にありますから、取付け作業前に私たちがこうして再度防水作業を行います。

また、写真では見えませんが、サッシの裏側の木部は無塗装の状態で出荷されてきていますから、やはり私たちの方で防水塗装を実施します。

パラペイントのティンバーケアで2度塗りすれば、雨に当たった状態でも5年の耐久性を誇りますから、室内側の木部であれば、ほぼ雨による劣化は起こらないと考えています。

こうして複数の対策を施した上で、不具合のあった窓の建具を取り替えますので、ペアガラスの内部結露や木部の腐りといった心配は不要となるはずです。

<関連記事>: こちらのガラス交換は、結構大変 (2022年3月5日)
<関連記事>: ハード製オーニングサッシの修理前後比較 (2023年4月13日)

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遠くですが、直したいそうです

兵庫県のお客様から蛇口から水漏れする水栓金具を修理したいというご相談を頂きました。

水栓金具は、デルタ(Delta)製のワイドスプレッドの洗面水栓。

2つのハンドルと吐水する本体とが別々になっている少し豪華なタイプです。

おおよそ製品の特定は出来たのですが、日本で代理店をしている資材屋さんと私共との見立てが少し違っていて、使用する止水バルブの種類も異なっているようです。

代理店さんの考えが正しいというのが普通ですから、お客様には代理店さんにお願いしてやって頂いたらどうですかというお話をさせて頂きました。

そうしましたら、代理店さんは部品の供給はしてくれるものの、交換修理はやってくれないということで、私共の方に材工共でお願いしたいというご相談を頂きました。

ただ、直接現地調査をやっていない状況ですから、代理店さんが提案された部品と私共が推測した部品と両方を調達して、修理にお伺いするという方向になりそうです。

もしどちらか一方だけを信じて修理に行けば、万一適合しない場合は再度違う部品を調達して作業に伺わなければなりません。急がば回れで、不要となるかも知れないパーツも持参して修理を行うことが費用的にも効率的にも一番リスクが少ないと思います。

本来なら地元の業者さんが対応してくれるのがいいのですが、インチ単位で作られた輸入ものを触るのは嫌なんでしょうね。だって、もし壊したら弁償となりますので、修理代金も吹っ飛びますから。

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早めの交換が必要です

横浜のお客様のおうちにお邪魔して、ドアやサッシのメンテナンスについて相談に乗ってきました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

直す箇所がいろいろありましたので、ここで一度にご紹介することは出来ませんが、主だったものを順次記事にしていこうと思います。

今回は、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵についてです。掃出しサッシには、比較的防犯性が高いモーティスロックと呼ばれる鍵が付いています。

これは、ロックレバーを上げ下げすることで鍵爪(ロックラッチ)が受金物に引っ掛かって鍵を掛けるという仕組みなんですが、一旦ロックされると屋外側から鍵を開けるのは不可能となります。

ただ、逆に不具合を起こして鍵が外れなくなると、室内側からもロックを解除することが難しく、結構大変なことになるかも知れません。

写真のものは、ロックレバーを解除の状態にしてあるのですが、鍵爪が完全には引っ込まず、下手をすると鍵爪が受金物に掛かった状態となるかも知れません。

まだ鍵の掛かりについては問題がありませんが、将来的には心配な状況だと思います。20年近く経っているおうちですから、ドア調整と同時にそろそろ定期交換をしておくことをお勧めします。

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ドアノブだけでも結構します

三重のお客様から玄関のダブルドアに付いているハンドルセットの部材を調達したいというご相談を頂きました。

ハンドルセットは、高級なボールドウィン(Baldwin)製。

各部品が真鍮の無垢で出来ていますから、結構な重量感もある製品です。

今回は、室内側に取り付けられている楕円形のドアノブ(主開閉側)が外れて、取れてしまっているという不具合のようです。ただ、ドアノブだけでなく、心棒のパーツにも不具合がありそうなので、そうした周辺部品も一緒に交換した方がいいかも知れません。

ボールドウィンは、先にも述べたように部品一つでも値段が高いことで有名です。

また、アメリカやカナダでも高級な住宅にはボールドウィンのハンドルロックやドアノブが施工されていることが多く、一種のステータスとなっているのかも知れません。

確かにロックケースも頑丈で複雑な構造をしていますから、防犯性能は高いようにも思いますが、重量がある為内蔵されたバネ類への負担も大きく、ある程度の年数で交換が必要になるかも知れません。

勿論、交換すれば、ピカピカの新しいものになりますから、それはそれで一種のリフォームと考えているとも思います。

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