お知らせ : ページ 38

基礎の外断熱は非常に危険

岐阜県のお客様の処で、シロアリ被害の改修工事を行っております。

新築した当時の図面もなく、構造もよく分からない中でほぼ手探りの状態で、どうしたらシロアリの被害を食い止められるか、そして将来の被害を予防出来るかという問題に取り組んでおります。

当初は玄関ポーチの上にあるバルコニーの床がフワフワしているということに端を発し、バルコニーの壁や床を剥がしてみたら、水が入り込んでシロアリの食害も確認出来ました。

単なる雨漏れが原因で、シロアリを誘引したのかというふうに考えたのですが、シロアリがどこから入り込んでいるのかがはっきりしません。

ただ、このおうちの床下は空間がない構造(スラブ床)になっていることが分かっていましたから、立ち上がり基礎(布基礎)と床下に張った薄いコンクリートとが接する部分に亀裂が入ってそこからシロアリが上に上がってきたのかと考えていました。

でも、それだけでここまで大きな被害になるのか、ちょっと疑問にも思っておりました。(シロアリ駆除は、何度か行っていたようです)

そこでお客様が新築工事の様子を撮影した写真を見せてもらった処、建物の立ち上がり基礎の外周に断熱材のスタイロフォームが隙間なく張ってあることを発見しました。(尚、スタイロフォームの表面には「シロアリ駆除済」と記載がありました)

建物の外壁よりも基礎が大きくはみ出しているので、どうしてこんなに幅広の基礎を作ったのか疑問に思っておりましたが、厚さ50mm以上のスタイロフォームが張ってあって、そこの上に仕上げの化粧モルタルを塗ってあったということでした。

スタイロフォーム自体は何の栄養もありませんが、発砲スチロールのように柔らかいので、どんどん食べてそこに蟻道を作るなんてことが簡単に出来てしまいます。それも化粧モルタルで覆われていますから、いくら食べてもお客様には何も見えません。

食べられて穴が明いたスタイロフォームを一部外してみたら、シロアリの蟻道は立ち上がり基礎とスタイロフォームとが接する面で土の中から土台の木へとつながっていました。勿論、そこには小さなシロアリたちが動いているのも確認出来ました。

将来シロアリの被害をなくす為には、土にいるシロアリが侵入する経路を遮断することが最も大切です。その上でシロアリが食べづらくなるような施工や仕事を施すことで、更なる被害を止められるかも知れません。

尚、シロアリ駆除業者は何度もここで仕事を行っていましたが、全く被害を止められませんでした。原因調査もしないで薬を撒くだけの駆除は、住人に健康被害があるだけですから、反ってやらない方がましだと思います。

<関連記事>: 基礎断熱のシロアリ被害 (2023年11月4日)

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ハンドルが回せないなら、無理しない

岐阜県のお客様からケースメントサッシの窓を開けたら、閉められなくなったというご相談を頂きました。

当該窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッドサッシ。

クルクルとクランクハンドルを回して窓を開けることは出来るのですが、ハンドルを逆に回して閉めようとしても、どこかが引っ掛かって窓が元に戻ろうとしてくれません。

窓を手で支えながら閉めていくと、ハンドルも何とか回すことが出来て最後まで操作出来るのですが、ハンドルだけではどうしようもありません。

恐らくはンドルだけで無理に窓を閉めようとすれば、開閉金物のオペレーターのギアが悪くなって、オペレーター自体も使いものにならなくなると思います。

今回の不具合は、窓の下枠に装着してあるボトム・ウィンドウヒンジが、窓枠レールの中をスムースに動いてくれないということが原因です。

レールの中を軽く左右に動く為には、ウィンドウヒンジの端に付いている白い樹脂製のガイドパーツがレールの中を走らないといけないのですが、その部品が劣化して欠損していました。

ウィンドウヒンジを新しいものに交換してやれば、また窓を快適に開け閉めすることが可能になると思いますが、樹脂の部分はどうしても経年劣化しますよね。

<関連記事>: 交換部品が届きました (2023年9月13日)

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垂れ下がった気密パッキン材

長久手市のお客様の輸入住宅でサッシのウェザーストリップ(気密パッキン材)を交換してきました。

窓は、マーヴィン(Marvin)製のダブルハングサッシ。

逆光で分かりづらいかも知れませんが、窓枠上部に付いている戸当たり部材に装着されていたウェザーストリップが、千切れて落ちてきています。

戸当たりにスリット(溝)が入れてあって、そこに差し込む形でウェザーストリップが付けられているのですが、経年劣化で割けてベトベト(ベタベタ)しています。

こちらのサッシも20年以上経っていますから、消耗品のウェザーストリップは既に耐用年数が切れています。そこで今回、全てのダブルハングサッシの上枠用ウェザーストリップを交換しました。

次は、上窓建具と下窓建具とが重なる部分(召し合わせ)のウェザーストリップも交換するタイミングかも知れません。

何れにしても、こういう消耗部材が機能することで、おうちの気密や防雨・防風といったものを担保出来る訳ですから、定期的に新しくしてやることが大切です。

マーヴィンだけでなく、アンダーセンやローウェン、ペラといったサッシにも同じようなものが付いていますし、ダブルハングだけでなくケースメントやスライディングパティオドアにも形状の違うものが付けられています。

適宜チェックして、劣化しているものは交換するようにして下さいね。

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微妙な違いで使えません

岡崎市のお客様から調達をお願いされて部品を調達したのですが、ロックバーの長さが短くてストライク(ロック受け)の穴まで届かないという連絡を頂きました。

サッシは、ローウェン(Loewen)製のスライディングパティオドア。

ドアハンドルにメインのロックが付いているのですが、それ以外にドアとドアとが重なり合う「召し合わせ」の場所に小さな補助ロックが付けられています。

その補助ロック部品をお客様にお渡ししたのですが、押して出るロックバーの出が僅かに少ない状況でした。

よくよく調べてみると、ロックバーが長めのものと短めのものがあるようで、私たちが調達したものは部品自体の形状・寸法は同じですが、バーの長さが短いもののようでした。

メーカーの寸法図にはそこの部分の寸法表示がなく、本体の形状や寸法から部品を判断して注文しました。

こういう調達の誤りは、海外のものではよくあることですが、こういう経験の積み重ねが更なる経験へとつながっていきますから、失敗は成功の母と思い、再調達の手配を進めたいと思います。

<関連記事>: 万一の際の補助ロック (2023年6月27日)

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ヴァイスロイのハンドル・ロック

群馬県のお客様からカナダの掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のハンドル及びロックレバーを調達したいというご相談を頂きました。

窓は、今は亡きヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシです。

このメーカーは、住宅建築及び建材全般の販売を行っており、サッシも自社で製造するといった特殊な会社でした。

サッシに使われている部材も、他社とはちょっと違うものが多く、現在では手に入らないというものも少なくありません。

ただ、そういう苦しい状況の中でも何とか手に入れられるものもあり、こちらのドアハンドルやロックレバーもその一つです。

ないならないで何とか代替のものも探せるとは思うのですが、やはり純正品が調達出来るのであれば、そういうルートは確保しておきたいものです。

今回は、写真と同じ部材を3セット調達して、お客様にお届けしました。いつ入手出来なくなるか分かりませんから、手に入るうちに購入しておきたいというのが人情ですよね。

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ポジー製掃出しサッシ用ロックケース

長野県のお客様からご自宅のログハウスに施工されたスライディングパティオドア(掃出しサッシ)用の部品を調達したいというご相談を頂きました。

窓は、ポジー(Pozzi)製のアルミクラッドサッシです。

随分長く使っていらしたようで、ロックケースの金物がうまく機能しなくなったらしいのです。

写真がドアに付いていたロックケースですが、このタイプのものは他の窓メーカーでもよく使われているように思います。

恐らく、ロックの際に鍵爪が飛び出してくる仕掛けなんですが、飛び出させる為の小さなバネが弱ってしまっているか、劣化してどこかに外れてしまったかだろうと思います。

そういう場合、このロック金物を交換すれば元に戻りますが、受け金具への鍵爪の掛かり具合などを調整することを忘れてはいけません。ドアの水平・垂直も狂ってきているでしょうから、そういったことも一緒に直せるといいですね。

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噛み合わせを調整しましょう

東京のお客様から輸入の片引き(片方だけが開く引き違い)サッシのロック部品を調達したいというご相談を頂きました。

窓は、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。

ご覧のように、クレセントの台座部分が割れて、めくり上がってきています。この部品は鉄の鋳物で出来ていますから、非常に固くこのようになるにはなかなか時間が掛かると思います。

この原因は、サッシ建具の高さがずれているか、ロック受け(ストライク)側又はクレセント側がそれぞれ遠い位置にあるかという点ではないかと思います。

つまり、回転式のロックラッチが十分にロック受けに掛からない状況で、無理に鍵を掛け続けた結果、ストレスが掛かり徐々に破損していったということだろうと思います。

なかなかこの部材と同じものを見付けることは難しかったですが、何とか交換部材の調達をすることは出来ましたが、サッシの調整又はロック部品類の取付け位置の調整をしなければ、同じトラブルの繰り返しですから、適正な作業が求められます。

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割れて黄色く変色しています

兵庫県のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のハンドル・パーツを調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、アルメトコ(Almetco)製の樹脂サッシ。

室内側のハンドルも持ち手部分が折れて使えなくなっているのですが、屋外側の引き手部品もご覧のように割れてきています。

特に外は太陽の紫外線や風雨に曝される為、樹脂のものは生が抜けたりして脆くなっていきますし、真っ白だったものがこのように黄色く変色してしまうものも少なくありません。

こちらのメーカーのものは、既に製造中止されたものが多いのですが、引き手部品は黒い色のものなら部品メーカーから新品が手に入ります。

勿論、室内側のハンドル・ロックも、形状は異なりますが代替のものが調達可能です。アルメトコのサッシ部品は、特殊な感じのものが多い印象ですが、20年も前のものでも手に入るという処が素晴らしいですね。

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思った以上に出来ました

東海市のお客様のおうちに伺って、破損したワイザー(Weiser)製の玄関ハンドルセットを交換してきました。

施工されていたワイザーの玄関ハンドルは、国内で手に入るような輸入のハンドルセットと比べてサイズが一回り小さめだった為、取付け穴の位置がずれるなどのリスクがありました。

そこで、お客様に穴の位置を確認して頂いて、それに合うものを北米で探して取付けをしてみました。

今回使用したハンドルセットは、お馴染みのクイックセット(Kwikset)のものなんですが、日本では流通していないタイプのハンドルでした。

ハンドルの楕円形の台座や鍵の部分の楕円など、今まで付いていたものと若干違う感じがして、お客様にはドアの塗装をしていない部分が見えるようになってしまうかも知れないとご諒解を頂いた上で、作業を行いました。

新築時に施工した大工さんが、穴の大きさなどを正しく明けていないなどの問題があって、取付けには相当苦労をしましたが、ご覧の通り違和感なくきれいに付けることが出来ました。

気温35度近い炎天下の中、死にそうになりながら作業をしましたが、お客様からはお褒めのお言葉を頂戴しましたので、少しは疲れが和らぎました。

因みに、今回の製品は高耐久な特殊な金メッキを施してありますし、シリンダー交換をしないでキーのみを交換出来るスマートキーの機能も付いています。

<関連記事>: ドアラッチの他も劣化してる? (2023年7月11日)

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上窓建具との隙間を埋める窓枠用ウェザーストリップ

本日、尾張旭市のお客様のおうちにお邪魔して、ウェザーストリップ(気密パッキン材)の交換を行ってきました。

窓は、マーヴィン(Marvin)製のダブルハングサッシです。

昨年末、既に日本からの撤退を発表していますが、今回の部材はメーカーに最終発注しておいたものの1つでした。

窓の上枠に取り付けられているものなんですが、経年劣化で千切れてだら~んとぶら下がった状態になってしまったり、完全に取れてしまったりしていました。

このウェザーストリップは、窓の上枠と上窓建具との間に生じる隙間を埋める為に装着されているのですが、柔らかな塩化ビニールで出来ているので、紫外線や熱にやられてベタベタ溶けた状態になってきます。

素材自体の特性なのでこれをどうにかすることは難しいですから、防雨や高い気密性能を発揮する為には、やはり15年くらいで定期的に交換することが得策だと思います。

マーヴィンにメンテナンス部材を直接お願いすることは現状難しくなってしまいましたが、今でもアメリカの部材メーカーからは調達が可能です。

多少割高にはなってしまうかも知れませんが、全く部品が手に入らないという状況は回避出来ましたから、今後も輸入住宅のメンテナンスは何とかなりそうです。

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