お知らせ : ページ 33

上塗りだけでOKです

5年くらい前に塗り直しをした木目調のファイバーグラス製玄関ドア。

お客様から塗装が剥げてきて白くなってきたので、塗り直しの相談を受けました。

玄関ドアはサーマツルー(Therma-Tru)製で、特殊な塗料を塗ることで本物の木製ドアのように見せる木目調の輸入ドアです。

塗装は、通常着色用の下塗り塗料と表面を保護するトップコートと呼ばれるクリア色の上塗り塗料を施工します。

西陽が直接当たる場所にあるドアですが、今回塗り直しをするにしても少し早いと感じていたので、ペンキ屋さんと相談してお客様に渡しておいたトップコートだけを試しに塗ってもらうことにしました。

白い線を引いた範囲が塗った範囲ですが、見事に下塗り塗装の色が戻ってきています。つまり、着色した塗装は劣化しておらず、それを保護していた上塗り塗装のみが劣化を起こしていたということになります。

ファイバーグラス製の木目調玄関ドアの場合、トップコートは5年程度で劣化しますが、下地の着色塗料は問題ありません。ですから、定期的にトップコートだけを塗ってやれば、ドアの木目は維持されます。

また、トップコートは透明なクリア色ですから、マスキングテープ等での養生も然程シビアに行う必要もなく、素人のお客様でも比較的簡単に塗ることが可能です。

塗装が剥げてきた際、こうした専用塗料を塗らずにベタ塗りの油性のペンキで塗装する業者もいるかも知れませんが、それをすると折角の木目が失われてしまいます。

専用塗料での着色は技術が必要ですが、定期的な上塗り作業はお客様でも行えますから、塗り直しの際に余ったクリアの塗料だけをもらってご自身でメンテナンスをしてみては如何でしょうか。

勿論、10年以上放ったらかしの状況だと、下塗りを含めて塗り直しをした方がいいですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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まだいいかと思ってはダメですよ

こちらは、岡山県のお客様からご相談を頂いたペアガラスの曇りです。

サッシは、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製ダブルハング。

ガラスの外側にホコリや汚れが付いているのかと思える程、ペアガラスの内部が曇っています。

これは、雨が外側のアルミカバーの隙間から木製建具の中に入り込んで、それがペアガラスの中へと徐々に浸入してきたことが原因です。

こうなってしまうとペアガラスを交換する以外方法はありませんが、通常ペラではガラス交換ではなく建具ごと交換することを推奨しています。

但し、このサッシは製造時期が古く、現在製造されているものと形状が異なっているので、建具を新しく作ることは出来ないようです。

ですから、こちら側で建具から何とかペアガラスを外して、新しいガラスに入れ替えることをしなければならないのですが、ガラスを固定している古いガラス押え(押縁)も製造されていないので、万一破損しても交換する部材がありません。

慎重に作業を進めるのですが、それでも劣化しているガラス押えが絶対割れないとは言えませんから、もし壊れたら補修して使うしかありません。

そういう苦労と岡山までの出張費を考えると、どうしても費用は高くなってしまいますので、お客様は様子を見たいとおっしゃいました。

でも、よく考えて頂きたいのは、放置すれば今後も雨が木製建具の中に入り続けるので、そのうち木が腐ってくるということです。

また、材料や人件費も高くなっていますし、私共のような専門家がいつまでサポートを出来るか分かりません。現実、この輸入住宅を作った住宅会社もなくなってしまっているようです。

直せるものは早く直してその後のケアを万全にすることが、美しい輸入住宅を長く維持し続ける秘訣だということを忘れてはいけません。

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こうなったら、ガラス交換

静岡県のお客様から輸入サッシのペアガラスについてご相談を頂きました。

こちら窓は、ミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)。

ハメ殺しのFIXドアの方だと思いますが、ペアガラスの周囲にある内部スペーサー(気密パッキン材)が劣化して、部分的に剥がれたりヒビ割れしたりしています。

こういったことは、輸入サッシでも国産サッシでもペアガラスを採用していれば必ず起こることなんですが、多くの住宅メーカーもそんなことは気にしていません。

つまり、起こってから初めて気付くということですが、予防措置を取っていない状況ですから、ペアガラスそのものを交換する以外に方法はなくなります。

こうしたスペーサーの劣化は、屋外側の雨がガラスとサッシの建具(ドア)枠との隙間から浸入して、それが建具枠の中に溜まってスペーサーを徐々に劣化させたことが原因です。

ここまで劣化が進むと、雨水は水蒸気や湿気としてペアガラス内に入り込み、それが原因で内部結露や曇り、カビなどの発生といった問題が出てきます。

こうならない前に屋外側のガラスの周囲を防水処理しておくことが大切ですが、10~15年毎の外壁等の塗り直しの際に一緒にメンテナンスを行うことをお勧めします。

今回はサッシが樹脂製であったからいいようなものの、もしアルミクラッド木製サッシであったなら、木製の建具枠も腐ってくるという不具合も発生しますから、そうなると建具(ドア)自体も交換するという修理になります。

そうなると、費用も時間も大幅に掛かってしまいますので、ご注意下さい。尚、ミルガードのFIXドアのガラス交換は結構やりづらいので、作業は大変です。

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今のうちに網戸の張り替え

昨日、半田市の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをしてきた旨記事に書かせて頂きましたが、その時同時にいくつかの網戸の張り替えも実施しました。

こちらがその様子ですが、現場に仮設の作業台を組んで、その上に作業する網戸を載せています。

この網戸が付いていた掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)は、記事に書いてきたスーパーシール(Super Seal)製ではないようで、ミルガード(Milgard)かクレトイシかも知れません。

何れにしても、取り替える網は頑丈なグラスファイバー製を用意して、網押さえも少し太めの輸入の網押さえゴムのものを複数持ち込みました。

案の定、網押さえは国産のものよりも随分太く、もし国産のものしか用意してこなかったら、網がすぐに外れそうなくらい緩かったと思います。そういった点で、輸入サッシの網戸の張り替えに際しては、輸入の糸ゴムを調達していくことをお勧めします。

写真は、新しい網に張り替えた直後の様子ですが、網の緩みもなくピシッときれいに張れています。

今はまだ寒い時期ですが、こういう時期は虫も出ない環境ですから、網戸を外して張り替えるには絶好の機会かも知れません。あまりに寒い時期は止めておくにしても、気温が10度を超えるような晴天の日に張り替え作業をすれば、体も少しポカポカするはずです。

勿論、材料や適切な道具もなくやれる自信がないという方は、私共のような専門家にご依頼頂く方が効率的だとは思いますが、家1軒分となると相当数も多くなりますので、寒い時期から少しずつ網戸を張り替えていってもらうのがいいでしょう。

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変わった場所に取り付けます

こちらは、今日メンテナンス作業を行ったシングルハングサッシ用の下窓建具です。

白くて長い部材が建具から飛び出していますが、これはこの部材を建具の溝に差し込んでいる最中の様子です。

このサッシは、アルミクラッド木製サッシを製造しているハード(Hurd)社の樹脂サッシ部門であるスーパーシール(Super Seal)というブランドで製造されたものなんですが、出回っている数はそれ程でもないようです。

そうは言っても、全国的には相当数販売されているでしょうし、施工から20年近く経っている輸入住宅では、ウェザーストリップなどの消耗部材は交換時期が過ぎているかも知れません。

このおうちでも、上げ下げ窓のバランサーが破損した他、塩ビで成形された写真のウェザーストリップ(気密パッキン材)もボロボロになっていました。

そこでそうした不具合を解消する為に、今回お邪魔して修理作業を行った訳ですが、写真のウェザーストリップは取付け位置が独特でした。

通常ボトムウェザーストリップは、建具の下に取付けて窓の下側からの雨や外気の浸入を防止し、断熱性を高める役目を果たします。

このウェザーストリップは、建具の正面に溝が切ってあって、そこに滑り込ませる形で取り付けます。それだとウェザーストリップが建具の下側に来ないのが普通ですが、変わった形状をしている為に、クッション材の部分が窓下に潜り込むような位置に付くのです。

まあ、窓下から雨や空気が流通しなければ、どこにウェザーストリップが付いていようが構わないのですが、アメリカ人の考えは面白いですね。

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窓だけでなくいろいろ相談されました

本日会社の近くの輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの不具合調査を行ってきました。

今回事前に相談を頂いていたのは、スライディング・パティオドアの鍵についてと、シングルハングサッシのバランサーの不具合でした。

それらについては、先日記事にも書かせて頂いておりますのでそちらの方もご覧頂きたいのですが、それ以外にも複数の上げ下げ窓でバランサーやそれを固定する為のトップガイドの破損も見付かりました。

また、事前にお話頂いた不具合以外に、収納用のバイフォールドドア(4枚折れ戸)が閉めても勝手に開いてしまうという相談や、国産サッシの鍵の調整といったことまで次から次へと出てきました。

まあ、今までどの業者さんもお手上げという状況で、相談しても無駄という感じでしたから、私のように詳細が分かる人間が現れれば、質問したくなるのも分かりますよね。

いくつか調べる必用があるものもありますが、ほぼ全ての不具合については状況を理解しましたし、交換部材の調達や調整方法も問題ありません。

遠方で出張費が嵩むと躊躇されるお客様も多いですが、様々な不具合について解決策を提示出来る人間は少ないでしょうから、わざわざお金を掛けてお呼び頂くだけのメリットはあるかも知れません。

今回のご相談も予算的にOKを頂ければ、すぐにでも対処することが可能ですから、修理後は新築時同様スムースに動くようになるはずです。

<関連記事>: チャネルバランサー交換の際は・・・ (2024年3月2日)

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これでは使いものになりません

メーカー不明の樹脂製上げ下げ窓に付いていたバランサーが外れて、窓が開けられなくなったという相談を頂きました。

こちらがそのバランサーですが、内蔵されているバネが錆びていて、その先にある吊りヒモが滑車に絡まった状態になっています。

そんな状態ですから、バネが縮まずヒモもだらんと伸びたままになっており、バランサーとしての機能は果たせない状況です。

シングルハングサッシと呼ばれる下窓だけが開く上げ下げ窓に使われるバランサーですが、15年程度で定期的に交換することが求められます。

長年使っていると、ご覧の通りバネが錆びて伸縮しなくなりますし、下窓を吊る為の吊りヒモが切れてしまうことも多々あります。

また、バランサーだけでなく、建具側に付いているトップガイドと呼ばれる小さな樹脂パーツも同様に劣化していることが多いので、それも同時に交換しておいた方がいいでしょう。

バランサーを調達しても交換の仕方が分からないという人は、実地で交換する際にレクチャーを行いますから、次回の交換はご自身でやって頂けます。

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鍵が掛からないスライディング・パティオドア

会社の近くの輸入住宅ですが、掃出しサッシの鍵が壊れたので修理をして欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓のメーカーは不明ですが、どうやらアルミクラッド木製サッシのようです。

これから現地調査に伺って、不具合箇所を特定した上で必要な部材を調達・取付けするという段取りになります。

写真を見る限り、どこが破損して鍵が掛からなくなったのかは分かりませんが、今までの経験からするとドアに内蔵されている鍵本体のロックケースか、ロックレバーの破損ではないかと考えています。

ただ、破損の原因は破損した部品以外の処にあるでしょうから、そこを解決しないと根本的な修理にはなりません。

このハンドルセットは、北米では結構出回っているものになりますから、部材の調達には然程困難はないと思います。アメリカは物価が高騰していますし、昨今の円安が激しいですから、海外輸送費や通関費を含めるとそこそこの費用は掛かると思います。

それでも、20年以上前のサッシが今でもメンテナンス出来るのですから、輸入サッシのパフォーマンスは大したものだと思います。

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揺らいだガラスがいいでしょ

こちらは、先日輸入した玄関用外部照明です。

アメリカでもシンプル・モダンなデザインが多くなっており、こうしたアンティークな感じの照明器具は少なくなっています。

本体はゴールド色に少し時代が付いたような仕上げになっており、ガラス面はゆらゆら水面が揺れているような凹凸が素敵です。

こういう部分は国産の照明であれば、透明のプラスチックで出来ているのでしょうが、アメリカのものはちゃんとガラスで作られている処も手抜きがありません。(尚、こちらは中古品ではなく、新品です)

写真を見ても殆ど分からないと思いますが、照明の上部には明るさセンサーが付いていて、夕方周囲が暗くなると自動でライトが点灯し、朝明るくなると勝手に消灯するという機能が付いています。

また、白熱灯だけでなく、電球型のLEDなども使えるようになっていますから、LEDのフィラメント電球を使用すれば、レトロな明るさと省エネの両方を実現することも可能です。

アメリカやカナダにはまだまだこんな素敵な照明器具が販売されていますから、ご自身のおうちのリノベーションや新築時の照明計画に如何でしょうか。私たち ホームメイドなら、コーディネーションのお手伝いも出来ますよ。

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手入れがなければ、寿命は10年

名古屋市のお客様から敷地を囲むフェンスについて、メンテナンスの相談を頂きました。

何度か修理を行っているようですが、木の板を横に張っただけのものである為、どうしても雨が染みて木が腐食を起こしてしまいます。

フェンスには恐らくキシラデコールという防腐剤が塗ってあったと思うのですが、防腐効果はあっても防水性能は全く期待出来ない塗料ですから、施工した業者さんは材料の性質を理解していなかったのだと思います。

半年に一度塗っていれば、まだ寿命は長くなったかも知れませんが、そんな手間を掛けられるお客様は皆無だと思いますので、屋外で雨ざらしの木を使用する場合は、ティンバーケアのような木部用防水塗料を使わない限り、せいぜい10年がやっとではないでしょうか。

腐った板は都度交換をしているようですが、次から次へと腐ってくるので、今回は耐久性のある樹脂製の幕板に全て交換するようにと考えております。

ただ、板の厚みや幅といったものが、既存の木の板とは違ってきますから、どういう納まりが一番いい感じになるかを考えないと、出たとこ勝負のようにやっつけ仕事になりますから、最初の調査が肝心です。

納まりを考えながら材料を選定していくのですが、その分どうしても余分に費用が必要となってきます。ただ、お金だけを考えて修理をしようとすると、耐久性や見た目といったことを犠牲にしなければならなくなり、そういう提案はしたくありません。

それでも昨今の資材や工賃の高騰を考えると、お客様が想定していらした予算では到底施工することは出来ません。

勿論、他の業者さんで施工をされるかも知れませんが、私たちは私たちが最善と考えるやり方や材料で提案することが、施工業者の良心と思いますので、それはそれで仕方がないことですね。

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