お知らせ : ページ 2

止水バルブはあるんですが・・・

昨日に引き続き、古い水栓金具の水漏れトラブルです。

輸入水栓は、やはり50年前に施工されたコーラー(Kohler)製のバスタブ水栓。

写真のように片側のハンドルノブが欠損しており、もう片方も取付けビスを隠す為のカバーがなくなっている感じです。

吐水口から水が落ちるということですから、カートリッジバルブを交換してやれば直ると思いますが、お湯・水のバルブの方は何とか手に入りそうです。ただ、それ以外の周辺部品となると、入手が少々怪しくなります。

50年も前の水栓金具で交換部品があるというのは、日本人からするとあり得ないことなんですが、それでも製造がない部品も存在します。

手っ取り早いのは水栓金具を全交換することなんですが、それをやろうとすると浴槽上のタイル壁を壊さなければなりませんので、お金も時間も掛かります。

勿論、こんなレトロな美しいタイルが張れるかどうかも分かりません。いろいろ調べることがたくさんあるのですが、何とかしてあげたいというのは人情ですね。

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珍しい高級輸入水栓

愛知県のお客様から、洗面に取り付けられた輸入の水栓金具の吐水口から水がポタポタ落ちるというご相談を頂きました。

洗面水栓は、フランス Porcelaine De Paris というメーカーの高級品。

施工も50年前ということですから、驚きの長寿命です。

ペデスタルの洗面台も同じ柄の絵が描かれていますから、コーラー(Kohler)社の高級洗面製品とも見まがう程の豪華さです。

こういう場合、止水バルブであるカートリッジバルブを交換してやれば元通りになるのですが、既にメーカーはこういった水栓を作っていないようで、交換部品を手に入れることが難しいといった状況です。

こういう場合、如何せん適合するバルブを見付けることは至難の業ですから、もったいないですが水栓金具ごと交換する以外直す方法はありません。

取り敢えず、このペデスタルの洗面に合う水栓金具をご提案するようにしたいと思いますが、最近はクラシック・デザインの輸入水栓も減ってきていますから、少し時間を頂いて探さないといけませんね。それにしても、50年間使い続けてこられたというのは素晴らしいですね。

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これは相当古いタイプです

神奈川県のお客様から、スライディングパティオドア(掃出しサッシ)のロックが掛かったままになって、ドアが開けられないというご相談を頂きました。

輸入窓は、築38年のおうちに取り付けられたペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製サッシ。

輸入住宅がブームになる前に建築されたということですから、サッシも相当クラシックなものが施工されています。

写真は鍵が掛かったまま開かない状態のドアですが、お客様もご自身で何とかしようとしたのか、ハンドルが取り外されてロックレバーだけが写っています。

他社の輸入掃出しサッシの場合、可動するドアが室内側にあり、ハメ殺しのドアは屋外側に設置されているのですが、ペラウィンドウは古いものでも屋外側に可動するドアが取り付けられている状況です。

こういう構造の引き違いサッシは、ロック金物が破損している状況で鍵が解除されてしまうと、ドアを閉めたままするに方法がないですから、安易にロック解除を行わない方が得策です。

まずは、この古いタイプの掃出しサッシに適合するロック金物が手に入るかどうかを確認して、その上でメーカーに鍵の解除方法を確認したり、サッシの調整をしたりという段取りをすることになります。

国産であれば40年も前のサッシなんて、修理しようにも部品なんて全く存在しないでしょうから、サッシそのものを替える以外方法はないと思いますが、輸入サッシであれば何某かの対処方法があるケースが多いという点で、メリットは大きいかも知れません。

ただ、私共のような専門家に巡り合わなければ、そういう対処も不可能になりますから、経験のある業者さんと長くお付き合いしていくことが本当の家づくりなんでしょうね。

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ロックは、両方掛けて下さい

愛知県のお客様から、ケースメントサッシのロック部品が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓は、ローウェン(Loewen)のアルミクラッド木製サッシ。

サッシの高さが1.2mくらいある比較的立ちが高い窓は、写真のようなロック金物が上と下の2ヶ所に付いています。それは、防犯性を高めるという意味だけでなく、気密性や防雨性を高くするという機能も果たしてくれます。

今回、そのうちの片方だけが破損したということで、交換を考えているそうです。この金物は、樹脂製のロックを引っ掛ける部分が中に付いているのですが、樹脂が劣化するか、引っ掛かりが甘くて鍵を強く閉めた際に樹脂が割れるかして鍵が掛けられなくなってしまいます。

そうした問題をなくす為に、新しい交換用のロック金物は樹脂部分が改良されて、それに対応する受け金物(キーパー)も形状が変えられました。

ですから、このロック金物を交換する際は、受け金物も一緒に交換が必要で、尚且つ窓の開き勝手が左右ありますから、そういった開き勝手に対応出来るように部材を調達しなければなりません。

このおうちは、上下2ヶ所のロック金物のうち、1ヶ所が壊れたということなんですが、その場合窓を閉める際の建具に引き込み具合が上側と下側で違っているのではないかと思います。

つまり、建具が斜めに傾いた状態で窓が閉まる為、しっかり引き込まれた方は鍵が簡単に掛かり、もう片方は鍵が掛かりづらく無理にロックを掛けなければ鍵が閉まらないという状態だったかも知れません。

ですから、ロック金物を交換する時は、建具の建て起こしの調整や開閉の調整をしてやらないと意味はありません。

また、こういう状態の時、よくやりがちなのは、鍵が掛かりやすい方だけ鍵を掛けて、掛かりづらい方は面倒なのでロックしないという手法です。そういうことをいつもやることによって、建具はどんどん斜めに変形し、どんどん鍵が掛けづらくなるというものです。

ロック金物が2ヶ所に付いている窓の場合は、建具の変形を防ぐ為に必ず2ヶ所共鍵を掛けて建具が真っ直ぐの状態で閉まっていることが大切です。

もし斜めに引き込まれるようになってきたら、破損する前に早めに専門家に依頼して、建て起こしやロックの調整をしてもらうようにして下さいね。

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鍵が掛からないと不安ですね

東京都のお客様から、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が壊れたというご相談を頂きました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシ。

既に新築から20年が経過しているとのことで、部品の劣化や調整不足が出てきているようです。

最近ロックの調子がおかしいなとは感じていたそうですが、ある日ロックレバーがハンドルから外れてしまったそうです。

その時は元の穴に戻して使えたそうですが、そのうちロックレバーの心棒が折れてしまい、ドアに内蔵されているロックケースとレバーが連動しなくなってしまったそうです。

マーヴィンは既に日本へのアフターサービスの提供を行わないと通知してきていますが、幸いこれらの部品はアメリカの部品メーカーから調達することが可能です。

こういう場合、ロックレバーがセットになっているハンドルと共に、金属疲労が進んできているロックケースも交換することがお勧めですが、交換だけでなく鍵の調整やドアの高さ調整・傾き調整といったことも一緒にやらないと根本的な問題解決にはなりません。

今回は現場が遠いということで、お客様自身で部品の交換をされるということですが、調整作業まで出来ないでしょうから、修理としては半分という感じになってしまいます。

再度破損が起こらないうちに何とかお近くの専門家に相談して、調整・メンテナンスをして頂けると今後も長くお使い頂けます。

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日本では珍しいが・・・

茨城県のお客様から、輸入のドアレバーの部品が欲しいという相談を頂きました。

ドアレバーはテイモア(Taymor)製で、それに使用する空錠タイプのドアラッチが必要とのことでした。

写真はそのドアラッチですが、日本でよく使われているクイックセットのものと比べると、回転軸を差し込む穴の形状が四角いことくらいで、その他は大差がありません。

輸入のドアラッチの多くは、ドアに明けられた穴の位置の違いで、ラッチの長さを変えることが出来るという機能を持っています。

輸入のドアは、ドアの幅にいくつか種類があって、大きなドアの時と小さな幅のドアの時ではドアノブの穴の位置を変えて、バランスのいい位置にドアノブが来るように調整します。その為、ドアラッチも長さが変えられるようになっているという訳です。

先程、ドアラッチに明けられた穴が四角いということを書かせて頂きましたが、こういう穴のドアラッチはアメリカでは多くのドアノブ・メーカーが採用しています。クイックセットのものはキノコのような形の穴をしていますが、アメリカではイレギュラーと言えるかも知れません。

テイモアのように四角い穴のドアラッチは、国内の輸入住宅で見掛けることが少ないかも知れませんが、アメリカではこちらの方がメジャーだと思います。

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窓が開くようになりました

静岡県のお客様の輸入住宅で、開けられなかった輸入サッシのメンテナンスを行ってきました。

輸入窓は、ピーチツリー(PeachTree)のダブルハングサッシ(上げ下げ窓)。

写真は、部屋のダブルハングサッシを5ヶ所修理した様子です。

今まで20年以上窓が開けられなかったみたいで、窓枠や網戸には固まった砂がこびりついた状態になっていました。窓枠の両サイドに付いているバランサーが錆びて全く動かなくなったらしく、それに伴って窓も固くて開けられないといった状況でした。

勿論、窓が上がらなければ修理は出来ませんから、何とか開けて修理を開始。ピーチツリーのダブルハングは、バランサーを取り外せるようにするまでいくつもの部材を分解しなければならないので、結構手間が掛かります。

また、新しいバランサーも海外からの入手が難しくなってきているので、手に入るうちに全てのダブルハングをちゃんと直しておこうということで、今回泊りがけで修理に伺いました。

でも、修理の途中イレギュラーな問題がいくつか発生するのが常ですから、それを道具と材料、そして知恵で解決しながらの作業です。そして、ガラスの防水処理も行って、きれいな元通りの姿になりました。

ここまでになれば、また15年くらいは問題なくお使い頂けると思いますが、日頃の掃除や手入れなくして長く使い続けられませんから、今後はお客様にメンテナンスをして頂くようにお願いをしておきました。

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ボウウィンドウには軒がない

愛知県のお客様のおうちで、ボウウィンドウに付いているケースメントサッシの建具を取り外してきました。

ボウウィンドウは、美しいマーヴィン(Marvin)製のものなんですが、そのうちの1枚に木枠の腐りが発生しました。

そこで、不具合のある建具を会社に持ち帰って修理をする為に、一旦窓から建具を外して、その開口部に雨風が入らないように耐水合板をカットして取り付けました。

合板自体も厚みがあるものを使っておりますから、大掛かりなことをしなければ突破することは出来ません。また、外からは釘一本見えないような施工をしていますから、釘やビスを外して仮設養生を分解することも不可能です。

そんな防犯対策も考えた開口部の養生ですが、室内側も壁や柱にビスや釘で留めてある訳ではありませんので、取り外しても傷一つ付いていないと思います。

ボウウィンドウは、緩やかに弓なりに飛び出している窓ですので、その上には鈑金材などで屋根が付けられています。ただ、通常建物に施工されている屋根のように軒(のき)が30~50cm程度出ているということはありません。

また軒の雨樋も付いていませんから、2階からの大きな外壁を伝ってきた雨水はそのままサッシに流れてくる状況になります。

サッシメーカーでも製造時に一定程度の防水対策をしてはいますが、施工から10年以上経てば自ずと窓のパッキン材は劣化してきます。

アルミクラッド木製サッシは外装をアルミのカバーで覆っていますが、アルミの隙間から水は内部へ浸透してしまい、それが中から建具の木を腐らせます。

軒が全くない、又は軒に奥行きがない、という家のペアガラスサッシは、10年経った段階で、窓のガラスや外壁の防水メンテナンスしたいものです。

<関連記事>: 中から腐ってきたのが分かります (2025年3月22日)

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これだけの数を直すのは大変だぁ

愛知県のお客様から、輸入住宅の古い物件を買いたいので、修理可能かどうか見て欲しいというご相談を頂きました。

おうちは築30年。輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシです。

殆ど放ったらかしであったのか、至る処のサッシに不具合がありました。雨漏れによる木部の腐りやダブルハングサッシのバランサーの不具合、網戸の網や固定ピンの劣化、飾り格子の固定ピンの欠損等、様々です。

写真は、その一つ。下側が開いていくオーニングサッシですが、ご覧のように建具の下枠の木が殆どなくなってしまっている状態です。下枠に固定されたオペレーターアームが走るガイドレールも、ビスがどこかに行ってしまって脱落している状況でした。

オーニングは下側が開いていく為、丁度建具がヒサシのようになるので雨が降ってきても開けているという人がいます。でも、それだと屋外側のガラスに落ちた雨が、下枠のアルミカバーの隙間から建具の中に入り込んで、中から木を腐らせてしまいます。

中から腐っていきますから、当然それが酷くなってこないと木枠の表面に表れてきませんから、気付いた時には手遅れということになっています。

今回こちらのお客様はこのおうちを気に入っていらっしゃるようで、ちゃんと直せるのであれば直して住みたいとのことでした。

確認出来た全ての不具合について、私たち ホームメイドは見違えるくらいきれいにメンテナンスすることは可能ですが、それには時間と手間が掛かるように思います。

こうなる前に、輸入住宅にお住まいの皆さんも出来るだけ早く修復やメンテナンス、防水対策に取り掛かって頂くようにお願いします。

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怖くて窓が開けられません

福岡県のお客様から、浴室に取り付けられた輸入サッシの部品が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓はメーカー不明の樹脂製サッシなんですが、オペレーターを交換したいということで、以前部材を弊社からお送りしたことがありました。

その時お客様から頂いた写真を確認したのですが、オペレーターの横にあるウィンドウヒンジが酷く錆び付いていたので、そちらについても交換が必要ではないかと申し上げておりました。

お客様はまずはオペレーターの交換を優先したいというお話でしたから、オペレーターのみを調達してお渡ししたのですが、やはりウィンドウヒンジも交換しないと窓の開閉が出来ないということで、再度ご相談頂いたという次第です。

写真が、窓から外した下側のウィンドウヒンジ(窓上にも向きが逆のウィンドウヒンジが付いています)。ステンレス製のレールの上を左右に走るスライダー部品が、本来固定されているアーム部品から外れています。

また、連結しているはずの2つのアーム部品も、錆びて連結が外れた状態になっています。窓の開閉だけでなく、下から建具を支える役目も果たしているウィンドウヒンジですから、こんなにバラバラになってしまってはそのうち窓が落下するかも知れません。

恐らく、辛うじて上側のウィンドウヒンジだけで建具が窓から外れないようにしていると思いますので、早急に交換・修理をしてやらないと大変なことになります。

結構特殊な寸法のウィンドウヒンジですが、何とかアメリカから調達することは出来そうですから、お客様の注文を頂き次第手配をしたいと思います。

全ての窓は雨による不具合が発生する可能性がありますが、浴室の窓は室内の湿気や水でのトラブルも考慮すべきです。お風呂に入った後は、窓を開けたり換気扇を回したりして浴室内を乾燥させたり、濡れた金物類を雑巾で拭き取ってやることを忘れないで下さい。

<関連記事>: オペレーターだけではない気がします (2025年1月6日)

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