お知らせ : ページ 13

ロックの中が割れてしまう

静岡県のお客様から、ケースメントサッシのロック金物が破損したというご相談を頂きました。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのローウェン(Loewen)社製。

室内側の木枠は高級感のあるダグラスファー(米松)を用いてあり、木目が美しいサッシです。

破損したロック金物はレバーを上下させることで、建具側の受け金物をギュッと引き込んで鍵を掛ける構造になっています。

ただ、古い製品は引き込み部分の耐久性の問題か、或いは形状的な問題か、10年もするとロック金物の中にあるプラスチックのパーツが割れてしまうことがしばしばありました。

今回のケースも同じ不具合と思われますが、現在製造されている金物は外見こそ全く同じですが、中のプラスチック部品は少し改善されているようです。

その為、これに合わせて受け金物の方も若干形状が変わっていますから、ロック本体だけでなく受け金物も同時に交換が必要ですし、受け金物の位置も調整しながら取り付けなければなりません。

それを知らずに全く同じ位置に取り付けたりすると、鍵が掛けられず困ったことになってしまいます。今回は交換部品の調達だけですが、お客様が取り付ける場合はその点を考慮して取り付けるようにして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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バランサーと一緒に交換を

岡山県のお客様から、シングルハングサッシのバランサーに不具合があるので、交換したいというご相談を頂きました。

輸入サッシは、樹脂サッシのサミット(Summit)社製。

サミットは、アルミクラッド木製サッシも樹脂サッシも両方作っていたんですね。

バランサーは、ごくごく一般的なチャネルバランサーが使われていますが、築25年ということで既に寿命はとうに過ぎています。出来ればこのタイミングで、シングルハングサッシのバランサーは全て交換しておくといいかも知れません。

また、寿命が近いと言えば、建具側に付いているトップガイドというプラスチックパーツも交換時期に来ているように思います。

この部品は、バランサーが建具の両サイドから飛び出してこないように固定する為のパーツで、これが破損すると窓の開閉が出来なくなります。

写真にあるトップガイドは、多少劣化しているだけでまだ使えるようにも見えますが、一度劣化が始まるとどんどん悪くなりますから、バランサーを交換するタイミングで一緒に交換しておくと安心です。

普段は建具で隠れて見えない小さな部品ですが、バランサーと共に窓の開閉には重要な役割がありますので、定期的に交換しておけばストレスなくスムースに毎日窓を開けられますよ。

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古い建具の防水塗装

内部結露を起こしたペアガラスを交換する為に、古いケースメントサッシの建具を分解しました。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのサミット(Summit)社製。

以前、バラバラに分解した様子をブログ記事に書かせて頂きましたが、今回はその木部にティンバーケアで防水塗装を施しました。

以前雨漏れを起こしたということで、新築した時の工務店さんやお客様自身でも何度か塗装をされたみたいで、雨漏れでの黒ずみや塗装のムラなどサンドペーパーでは落とし切れない部分もありましたが、そこそこ見栄えがする感じにまでなりましたので、少し着色を加えた上で、ナチュラルクリアの防水塗装を塗っています。

こうやって分解すると、どこまで雨水が浸入したかも分かりますし、建具(障子)を組み直してしまうと見えなくなる部分にまで防水塗装をすることが出来ますから、今後雨漏れの問題が発生しても木部が腐るリスクは最小限になるはずです。

ただ、このサッシの建具は、アルミカバーと木枠とが密着した状態で一体化されていますから、一度雨漏れを起こしてしまうと構造的に問題が起こりやすい製品であったという気がします。

アルミクラッド木製サッシのアルミカバーの構造は2種類あって、1つはロールアウト(Roll-out)タイプで木製建具及び窓枠の木の表面を薄いアルミ板で巻き込んで覆っている形状で、もう1つはエキストルージョン(Extrusion)と呼ばれるタイプで、厚みがあるアルミを型から押し出して成型し、木製枠の外側にそのアルミが隙間を明けて噛み付くような形状をしています。

Roll-out タイプのアルミクラッドは、アルミが木部に隙間なく直接張り付いている形状ですので、アルミ内側で結露した水分や雨漏れによる水が、全て木部に吸収されてしまい、木製部分が腐ってしまいます。

サミットやウェンコ(Wenco)等は、Roll-out タイプのアルミクラッドである為、雨仕舞いが悪いので木枠が腐るというクレームが大量に発生しておりました。

勿論、こうしたトラブルは、外装のアルミのつなぎ目やペアガラスの周囲などを防水処理してやることでほぼ防止出来るものでしたが、そういう問題や処置を熟知していない住宅メーカーや工務店では対処が難しい不具合であったと思います。

それに対し、Extrusionのタイプは、アルミと木部との間にスペースがある分、そこの水分は木に吸収される前に排水の為に明けられた穴から外へと放出されるように出来ていました。

ただ、これも長年汚れやゴミが蓄積した状態で窓を開けなかったり、穴が塞がったりすると、水が抜けずに木を腐らせてしまうリスクが生じますから、同様に外装の防水処理や木部に防水塗装をしてやる必要があります。(勿論、日頃の掃除や窓開けも非常に大切です)

こういうことを知った上で、輸入住宅にお住まいのお客様は、サッシやドアのメンテナンスを定期的に行うようにして頂きたいですね。では、またこの建具が組み上がりましたら、どんな感じになるかお見せしたいと思います。

<関連記事>: 建具の分解作業 (2024年5月23日)

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交換パーツはないものもあります

静岡県のお客様からピーチツリー(PeachTree)製の輸入サッシに不具合がある為、部品交換及び修理をお願いしたいというご相談を頂きました。

ご存知のように、ピーチツリーは10年以上前に会社がなくなって、手に入る修理部材もだんだん少なくなってきている状況です。

今回ご相談頂いたのは、上げ下げ窓とケースメントサッシ、オーニングサッシの修理ですが、今日はそのうちの上げ下げ窓について書かせて頂きます。

お送り頂いた写真だけでは、どのシリーズのものなのかはっきり分かりませんが、下窓だけが可動するシングルハングサッシと上下両方の建具が開閉するダブルハングの2種類が存在します。

上げ下げ窓のヒモが切れて、窓が開けられなくなったということですから、バランサーの不具合であることが想像出来ます。

ピーチツリーのバランサーは、シリーズによって形状が異なりますし、窓の大きさによって長さやバネ強度も変わりますから、実際に装着されているものを外して確認しないと適切なものが調達出来ません。

ただ、手に入るバランサーも数が限られているらしく、全てを調達出来るかどうかは、調査後に海外の部品メーカーへ問い合わせてみないと分かりません。

そういった意味では、早めに調査を完了して、早めに交換作業を行わないと、交換部材がいつなくなってしまうかという心配があります。

他の窓メーカーであれば、汎用部材が使われていますから、何とかなるのですが、ピーチツリーは独自のパーツで作られているので、部品の在庫がなくなればそれで終わりです。

ですから、この円安やアメリカのインフレで値段が上がっていたとしても、今手に入れておかないと将来手に入る保証はありません。何とか頑張って直して差し上げたいものですが、ご依頼はお客様次第です。

<関連記事>: ひどく固まっていました (2024年6月26日)
<関連記事>: ピーチツリーのバランサー入荷 (2024年9月6日)

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ねじった棒で吊り上げます

岐阜県のお客様から修理のご相談を頂いた、上げ下げ窓(シングルハングサッシ)の両サイドに付いているスパイラルバランサーです。

輸入サッシは、樹脂で出来たCWD(Canadian Windows & Doors)社製。

ご覧のように、螺旋状の棒が出てきている部分に付いていた赤いキャップが、割れて外れています。

恐らくキャップ部分が破損しているだけでなく、ねじれた棒に接続されたバネ部品(バランサー内に内蔵)にも問題が起きている為、棒の部分がバランサーの中に戻っていかなくなっているのだろうと思います。

つまり、建具を持ち上げる役目を果たすべきスパイラルバランサーが、元に戻らなくなってしまい、窓の開閉が出来なくなっているのです。

当然、このバランサーを交換しさえすれば、窓は新築時のようにスムースに開閉するようになりますが、バランサーを装着する為には特殊な専用工具が必要となります。

また、このバランサーの先には、建具とバランサーとを繋げるためのピボットシューと呼ばれるプラスチックのパーツも必要ですが、これを交換する為にはコイルバランサーを交換する際に用いるフレーム・エキスパンダーという道具がないと作業が出来ません。

私たち ホームメイドは、こうした交換作業に対応出来るように、北米から特殊工具類を輸入して持っていますが、国内のサッシ屋さんやリフォーム屋さんが持っていることはありません。

恐らく多くの業者さんにとっては、一生に一度使うかどうかの工具をいちいち高いお金を出して購入するなんてことはしないですからね。

<関連記事>: スパイラル・バランサーの破損 (2024年5月24日)

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LOW-E断熱ガラスは、青いです

以前、半円窓(ハーフサークルウィンドウ)のガラスの周囲に接着してあるゴム状の気密スペーサーが飛び出してきたという記事を書かせて頂きましたが、昨日そのペアガラスを交換してきました。

輸入サッシ自体は、メーカー名が分からないものなんですが、ガラスの実寸法を計測した際に構造や納まりを確認しておりましたので、作業上の問題は特にありませんでした。強いて言えば、私自身が高所恐怖症で高い場所が苦手というくらいでしょうか(笑)

外側からペアガラスの押縁を外して、その後室内側に回ってガラスとサッシ枠とを接着している防水テープを撤去したら、不具合ガラスが外れました。その後、お客様にも少しご協力を頂き、写真のように新しいペアガラスに交換することが出来ました。

新しいガラスはツヤがあってピカピカですし、LOW-Eの処理がされていますから色が少し青みがかって、ちょっとしたステンドグラスみたいな感じです。暑い中での2階での作業でしたから、なかなか大変ではありましたが、美しく納めることが出来て何よりでした。

あと、半円窓に明いている排水用の穴やその周囲もきれいに掃除をしましたので、万一雨が窓枠内に入り込んでもすぐに外に抜けるようにしてあります。

勿論、ガラスの周囲や押縁のつなぎ目などにも防水処理を施していますから、10年以上窓枠内に雨が入ることはないと思います。

<関連記事>: 周囲のゴムが飛び出してきています (2024年4月18日)

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結構隙間があります

先日、木枠が補修されて建具屋さんから戻ってきた輸入サッシの建具(障子)を防水処理しました。

通常は、主にペアガラスの周囲だけを防水処理するのですが、マーヴィン(Marvin)のダブルハングは樹脂製の押縁の取付けがいい加減で、つなぎ目部分などに隙間が明いています。

押縁だけでなく、アルミカバーのつなぎ目にも隙間が見受けられて、至る処から雨水の浸入がありそうな感じです。そこで、外装部分を全面的にマスキングして、防水材料を押縁の差し込み部分や建具のコーナー部分などにも入れることにしました。

今回の修理は、雨漏れによって建具の木部が腐ったというものでしたから、また同じトラブルを起こす訳にはいきません。念入りに外部の防水処理を施して、雨が入る余地を作らないというのが今回のミッションです。

それにしても、マーヴィンの古いダブルハングは雨仕舞があまりよくないですね。

多分、古い製品だけに言えることだとは思いますが、輸入住宅ブームの際に建てた多くのおうちに、この古いタイプが施工されているはずですから、どうぞ皆さんも気を付けて頂きたいと思います。

特に、もうすぐ梅雨に入りますから、窓の防水は至急のチェック課題です。

<関連記事>: これから防水塗装です (2024年6月7日)
<関連記事>: 直したのが分からないでしょ (2024年6月23日)

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一見悪くなさそうですが・・・

先日、ダブルハングの建具交換を行った岐阜県の輸入住宅。

作業を行った時に、他にもいろいろ見て欲しいということで、同時に修理調査も実施しました。

写真の輸入サッシは、木製アルミクラッドのペラウィンドウ(Pella)製ボウウィンドウ。

ボウウィンドウは4連になっているのですが、そのうちの一番右端にあるケースメントサッシの建具が腐ってきていました。いつものように、雨水がガラスとアルミカバーとの間から浸入して、建具の下枠の木を中から腐らせてしまったという感じです。

中から腐って下へと抜けていますから、建具の下以外は特に損傷をしていない感じに見えますが、下から見ると枠には大きな穴が明いた状態です。

建具の下にはウィンドウヒンジのアームがビスで固定されていますが、ビスも木枠から外れてウィンドウヒンジが垂れ下がっています。

こうなると、ケースメントサッシの建具を新しいものに交換するか、木の下枠を加工して付け替えるかしないと直らないのですが、まずはメーカーに依頼して新しい建具を製作してもらえるかどうかを確かめたいと思います。

取り敢えず、ペラはまだ日本からは撤退していない状況ですが、交換部材はメーカーから直接購入出来ず、アメリカにある代理店を通して手に入れる必要がある為、その分時間も費用も掛かってしまいます。

それでも、マーヴィンなど既に国内でサービスをしていない窓メーカーよりは、まだ対応してもらえるだけ有難いと思います。

10年に一度、ペアガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目などを防水処理すれば、こういうトラブルは避けられますから、今からでもメンテナンスをして頂くようにお願いします。

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きれいに納まりました

岐阜県の輸入住宅に伺って、ダブルハングサッシの下窓(ボトムサッシュ)を交換してきました。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのペラウィンドウ(Pella)社製。

先日、ブログ記事で室内側の木部防水塗装と屋外側のガラス及び外装防水を取付け前に実施した旨書かせて頂きましたが、今回それを取り付けてきました。

ペアガラスの屋外側ガラスが突然割れたということですから、自然現象の熱割れが原因かと思いますが、こればかりは防ぎようがありません。

写真は、下窓建具(障子)の交換が完了した後の状態ですが、飾りの木製格子や開閉ハンドル、ロック金物といったものは、既存の下窓に付いていたものを流用しています。

ご覧の通り、何事もなかったかのように違和感なく納まっています。アメリカのメーカーに依頼して、当時の窓の建具と全く同じで作ってもらいましたので、そうなるのは当たり前ですが・・・。

輸入サッシの殆どは、ペアガラスが割れたり、木枠が腐ったりしても手間は掛かりますが何とか復旧することが出来ますので、私共のような専門家にご相談頂ければ、このように修復することが可能です。

<関連記事>: 明日交換に伺います (2024年6月8日)

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明日交換に伺います

岐阜県のお客様から窓のペアガラスが割れたので交換して欲しいというご依頼を頂いておりましたが、その交換用建具(障子)が入荷して参りました。

輸入窓は、木製アルミクラッドのペラウィンドウ(Pella)社製ダブルハングサッシ。上・下ある建具のうち、下窓建具のみの交換です。

輸入のアルミクラッド木製サッシの殆どは、ガラスのみの交換が出来ず、ガラスが割れた際はガラスが入っている建具ごと交換するやり方です。

ペラは20年くらい前に製造された窓でも、交換用の建具を作ってくれます。(尚、今回の製品では交換用の建具を製作してもらえましたが、廃番になったシリーズのものは供給不可の場合もあります)

今回調達した建具も、昔のものと同じ形状・サイズで製作されていますから、既存の上窓との相性も問題ないはずです。

とは言え、新しい建具と古い建具とでは若干の調整が必要になるかも知れません。そういう場合に備えて、いくつか道具や材料を準備して施工に伺うつもりです。

写真の建具は、既にガラスやアルミカバーのつなぎ目などに防水処理を施して、室内側の木枠にもティンバーケアで防水塗装を2度塗りしています。

交換後に現場で塗装や防水処理をするよりも、会社の倉庫で時間を掛けてじっくり作業していますから、細かな部分まで行き届いた施工が可能です。

<関連記事>: ガラスが割れたダブルハング (2024年2月11日)
<関連記事>: きれいに納まりました (2024年6月11日)

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