サーマトゥルー(Therma-Tru)、ピーチツリー(Peachtree)、メソナイト(Masonite)、トリムライト(Trimlite)など、最近の輸入住宅の玄関ドアは、表面がファイバーグラス製のものが多くなってきました。
以前は、木製のものこそ輸入住宅のステータスといった感じがあったのですが、日に焼けたり風雨に曝されたりして木の表面が劣化してしまうという問題で、劣化の少ないファイバーグラス製の玄関ドアが用いられるようになったという訳です。
でも、ファイバーグラスって、実はFRPのパネルで出来ていて、何もしなければただのプラスチックの板にしか見えないのです。
そこでアメリカ人たちは、木目の表情をパネルに付けて、そこにステインで塗装をするという方法を編み出しました。上の写真は、玄関ドアのパネルに塗装をしている途中ですが、塗装した所と未塗装の所とでは全然違いますよね。
これだけ美しい木目だと、普通の人は全く木だと思ってしまいます。
でも、こうした塗装を施すには、熟練した技術とノウハウ、十分な作業時間が必要となります。勿論、専用の塗装キットがないと、同じようには出来ません。
ただ、木目と言っても塗装であることに変わりませんから、10年くらいで塗装の塗り直しやメンテナンスが必要となります。塗装が剥げた状態では、せっかくの輸入住宅の顔が台無しですからね。
ファイバーグラス製ドアの塗装や塗り直しについては、ホームメイドにお問い合わせ下さい。玄関の木製ドアのメンテナンスについても相談に応じますよ。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
<関連記事>: 輸入の玄関ドアを塗り直そう! (2014年9月17日)
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