現場でやられたら、防ぎようがない

現場でやられたら、防ぎようがない

東京の新築現場で不審火が相次いでいる。範囲が非常に狭いことから故意による放火ということらしいが、同じ建築屋としては心が痛む。(ニュースの内容は、下記を参照下さい)

どこでもそうだが、敷地の周囲に柵を張り入口にもゲートを設ける。でも、それは仮のものであり、侵入しようと思えば簡単に乗り越えられる。

昼間は、人の出入りや資材の搬入もあり、不審者が侵入してくる状況は少ないのだが、夜となると人目もなく壁の陰に隠れてしまえば、何でも出来てしまうと思う。

今は警察や消防、ご近所を含めて目を光らせているのだろうが、暫くすると意識も薄れまた同じようなことをする人間が出てくるかも知れない。

私たち ビルダーは、施工現場に保険を掛けて万一に備えているから、お客さんには金銭的に負担を掛けることはないが、解体・復旧の作業の時間や精神的なご迷惑は、お許し頂く他はない。

こういう時代、私たちは建築を通じて少しでもポジティブな世の中にしていきたいものですが、嫌なニュースですよね。

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新築中の家ばかり…東京・多摩で不審火6件、灯油の跡も(朝日新聞デジタル 9月23日)

 東京都多摩市内で今月12日以降、新築中の住宅が夜間に焼ける不審火が6件相次いだ。半径2キロ圏内で、複数の現場に灯油がまかれた跡があった。警視庁は同一犯による連続放火事件の可能性があるとみて、周辺の防犯カメラの解析などを進めている。

 警視庁によると、1件目があったのは12日午前1時50分ごろ。多摩市一ノ宮1丁目にある2階建て木造アパートの新築現場で、柱や床が焼けた。14~20日の5件で焼けたのは新築中の戸建て住宅で、3棟が全焼した。

 6件の現場はいずれも住宅街。1件目以外は灯油をまいた跡があり、複数の現場にポリタンクが残されていた。建物内に木材が積み重ねられていた現場もあったという。出火した時間は1~5件目が午前2~3時前後で、6件目は午後9時ごろだった。

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