北米のインテリア・デザイナー、サラ・リチャードソンが企画したMud Roomの写真です。直訳すれば、「泥の部屋」となる訳ですが、日本で言えば土間空間。
北米では部屋の中も靴履きの文化と思われている人も多いでしょうが、日本人同様靴のままではアメリカ人も窮屈なんですね。だから、玄関を入ってすぐの場所に靴脱ぎ場を設けているおうちがいっぱいあります。
ただ、この写真のように上がり鼻(上がり框)に段差を付けている住宅はあまり見受けられません。ですから、ちょっと日本風の納まりな気がします。
部屋の色は、濃いエンジのような茶と白の組み合わせ。ツヤ消しの茶色のドライウォールは、落ち着きを感じさせますし、白いツヤありの塗装がされた腰板やドア枠、階段などはクラシックさを演出しています。
Cape Codのようなデザインの縦目地の腰板にすると、少し海沿いの家の感じがして楽しいですね。
また、日本人ならハンガーフックは、目の上の高さくらいに付けるのでしょうが、腰より下に物が掛けられるようにしているところも面白いです。そうすることで、目線の高さに空間が生まれ、絵や写真をリズミカルに掛けられるというのもいいアイデアです。
マリナー・デザインがお好きな方は、こんなインテリアは如何でしょうか?私たちのセンスや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
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