増築された陸屋根の部屋

増築された陸屋根の部屋

北米のサイトを見ていたら、こんな写真が掲載されていた。

元々の家は、少しクリーム色をした白いレンガの家だったのでしょうが、そこに赤レンガの外壁で出来た部屋を付け加えたという感じらしい。クリーム色をしたレンガも古いレンガのようで、そこにクリーム色の塗装をしてあるみたいだ。

カナダでも80年以上経ったレンガの住宅では、積みレンガを塗装することはよくあることです。塗装することで、レンガの表面の劣化を抑えることを目的としているのでしょうね。

それにしても、この増築部分の陸屋根は、大胆ですねぇ。部屋の天井根太に何か補助材を打って水勾配を取っていますが、多少雨が溜まってしまう部分が残ってしまう感じです。

材質は、よく判別出来ませんが、鈑金かFRP防水のようです。でも、経年劣化でどこかに割れが入ってしまう恐れがありますから、10年以内にメンテナンスが必要となるでしょうね。

(最終的な防水は、その下に施工されているであろうアスファルト・ルーフィングという防水シートで行いますから、割れが即雨漏りにはならないかも知れません)

それに強い風が吹く地域では、水が屋根の下をくぐって部屋の全然違う部分から雨漏りなんてことも起きそうです。台風もなく、雨もしとしと降るだけで、排気ガスなどの化学物質の影響を受けない場所ならいいのかも知れませんね。あと、夏が涼しいのも条件です。

まあ、日本のカラーベストでも10年で塗り替えしているのですから、然程変わらないと言えばそうなんですが・・・。欧米の皆さんは、おおらかですねぇ。新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: リフォーム・リノベーション   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。