昨日、今日と春日井市の輸入住宅 H邸で、リノベーションした状況をお見せするオープンハウスを行いました。結構新聞折り込みでチラシを撒いたのですが、今一反応がよくありません。
ここのおうちの周囲には、輸入住宅といった類の住宅が少ないこともあるでしょうが、日本人自体がリノベーションやリフォームに慣れていないということも関係しているのかも知れません。
このおうちも築17年ということで、修理すべき部分も多くあったのだが、私たちの提案はリノベーションであった。つまり、単に壊れた部分を直すのではなく、以前の状態以上に家の価値を上げ、エレガントに仕上げるということが、主目的でした。
普通の白っぽいビニール・クロスをブルーのパラペイントで塗り、輸入の鏡やクリスタルの付いた照明器具で全く違う雰囲気を作り出したりした。こういうことって、アメリカやヨーロッパでは一般的に行われていることですが、どうも日本人には馴染みがない。
建てたら建てっぱなし。ガスレンジや給湯器、クーラーが壊れたら新しいものに交換するくらいで、内装を一新しようなんてまず考えないですよね。
また、外装についても、以前と全く同じ色を塗ったり、隣近所と然程変わらない無難な色で塗装する。確かにそうすれば、防水や耐久性はよくなるかも知れないが、デザインを美しくしようというものではありませんね。
こういうことを何故か日本ではリフォームと呼ぶんです。それは、修理の域を出るものではないんです。私たちのリフォーム・リノベーションは、お客様が色やインテリアの分かる人間と一緒に計画を進めるべきものであると考えます。
皆さんのおうちは、10年、20年でデザインを一新していますか。新築時には出来なかったことを実現させようと思っていますか。まさか、釣った魚にエサはやらないなんてことを考えてはいないですよね。エサをやり、水を換えてやることで、魚も家もイキイキとしますし、その価値も上がるんです。
そういう家が増えれば、街が美しくなり、日本の資産価値も大きくなる。そういうことでしか、生活の豊かさはアップしないと思いませんか?修理・補修なんていくらしても、楽しくないでしょ!
こうした私たちの考えや建築に共感され、新築・リフォームを希望される方は、ご相談下さい。
<関連記事>: これが、ホームメイドのリノベーションだ! (2014年9月25日)
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