輸入の玄関ドアも10年に一度は点検・調整

輸入の玄関ドアも10年に一度は点検・調整

愛知県西尾市K&S邸で、ちょっとしたメンテナンスと改装の工事をしています。その一つが、この玄関ドア。ダブル・サイドライトが付いた大きなファイバグラス製の輸入ドア。オーバルの大きなステンドグラスも魅力的でしょ。

大規模改修(リノベーション)を施工させて頂いてから随分経ちますので、玄関ドアの重みでヒンジ(蝶番)も摩耗し、ボトムシルと呼ばれる敷居にドア下が擦れてくるようになってきました。

こうなってきたら、ヒンジを新しいものと交換して、ドアを上に持ち上げてやる必要があります。そのままにしておくと、ドア自体が歪んだり、ドアのラッチやロックが掛からなくなったりして、防犯上大変なことになります。

また、その際、ドアの左右で下がり方に違いがありますから、ドアが水平になるように戻してやることも忘れてはいけません。そして、ドアの左右だけでなく、内外方向への倒れがないかもチェックしましょう。

つまり、三次元でドアの建て起しを見てあげると、ドアの開閉が見違えるように変わってきます。当然こうしたことは、お客さん自身でやれないでしょうから、私たち プロにお任せ頂くこととなります。

ただ、こういうことが出来る職人が日本では減ってきているんですねぇ。工場で造ってきたものをプラモデルみたいに組み立てるだけのプレハブ住宅が、今まで大量に造られてきた弊害だと思います。

輸入住宅特有のちゃんとした仕事をして欲しいなら、専門のビルダーにお願いして下さい。

言っておきますが、この調整が必要なのは、国産のアルミドアでも同じだということを覚えておいて下さいね。ただ、その頃同じヒンジが生産されているかどうかは、分かりませんよ。

輸入のヒンジなら、30年後でも大丈夫ですが・・。こうしたメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。