私たちが施工する輸入住宅では、北米からオーダーで輸入したキッチン・洗面キャビネットを使います。そのお宅にピッタリ合せて注文しますから、メーカーのミスや輸送途中での破損がなければ、素敵なキッチン・洗面になること請け合いです。
そんなキャビネットですが、オーダー故にいろいろなアクセサリーをオプションで付けられるのも魅力です。
その一つが、このTilt Down Tray。通常、シンク・キャビネットの正面部分は、幕板と呼ばれるハメ殺しの化粧板が付いていますが、この化粧板をトレイのドア・パネルとして利用したのが、Tilt Down Tray なんですね。
ここを利用出来るようにすると、包丁類やタワシ・スポンジなどを仕舞っておける為、シンクまわりに余分なものを置かなくて済みます。
きれいにしておきたい人には、本当に便利ですよね。
ただ、メリットがあれば、デメリットも存在します。それは、トレイを入れる分だけシンクの位置が手元から遠くなるということです。
シンクの大きさによっては、トレイが入らなかったということもありました。そう、トレイとシンクを合せた奥行きがキャビネットの奥行きよりも大きくなってしまったんですね。
シンクの大きさを取るか、トレイを取るか、それは使う人の価値観によって決まります。
でも、こうした素敵な選択肢がいくつもあるなんて、輸入キッチンならではですよね。因みに、このキッチンの写真は、豊川市のレンガの家 N邸のアイランド・カウンター部分です。
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。