愛知県豊川市で新築中のレンガ積み輸入住宅 N邸。
さて、その内部に使うフローリングは、無垢のパイン材(松)。柔らかくて傷も付きやすいのですが、何よりその柔らかい肌触りや豊かな香りが家族を癒してくれるはずです。
合板で作られた国産のフローリングとは、比べものになりませんね。同じように木で作られているとは言え、無垢材は製材された後も調温や吸放湿作用があって、生きていますからね。
そんなおうちですから、床と連続性のある階段の素材を別のものに変える訳にはいきません。ですから、レンガと一緒に出荷してもらえるように、赤毛のアンの故郷 カナダのプリンス・エドワード島の階段屋さんに頼んで、パインの美しい階段材を作ってもらいました。
写真は、その段板(踏み板)と蹴込み板たち。慎重に丁寧にカンナ掛けされた表面の質感は、細かな産毛が生えたような得も言われぬ素晴らしさでしょ。これ程美しいものは、この階段屋さんにしか作れないかも知れません。
きっと、これをご覧頂いた皆さんには、私たちが本物にこだわって輸入住宅を造っている理由をお分かり頂けたはずです。本物には、本物でしか描き出せない質やデザインがあるんですね。そこにはストーリーや感動が存在します。
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