昨日、テーパーの石膏ボードを横長に張るのが、本物のドライウォールという記事を書きましたが、それがもっとよく分かる写真をお見せしましょう。
この写真も昨日の記事の写真と同じ現場、M邸です。壁も天井も、レンガを積んでいるかの如く、見事に横張りがされているのがご覧頂けます。
また、窓のような開口部分だけボードをくり抜いて、一枚もので張っているのも分かりますか?
石膏ボードを小さく切って、そつなくボードを使い切るという節約型の住宅メーカーは多いですが、それでは弱点となるつなぎ目がどんどん増えていってしまいます。そんなことをしたら、壁が割れてしまうリスクもどんどん大きくなっていきます。
割れにくい美しいインテリアとする為には、もったいないという気持ちは置いておいて、切れっぱしのボードを使わない勇気が必要です。後々のメンテナンスに掛かる材料や費用を考えれば、こちらの方が余程エコロジーであるはずですから・・・。
さあ、これからオレンジ・ピールを吹いて、パラペイントで仕上げますよぉ! こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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