輸入住宅で使われる北米製の輸入サッシは、国産サッシに比べて、高品質・高性能が売りではあるが、全てにおいてメンテナンスフリーの耐久性を持っている訳ではない。まあ、そんなものがこの世に存在すること自体あり得ない話ではありますが・・・。
防水・防風性能を高める為のウェザーストリップと呼ばれるモール材(シール材、パッキン材とも言う)やサッシの上げ下げを効率化するバランサー、ハンドルを回して開閉するオペレーター、防犯の為のロック部品。
本体に取り付けられているこれらのものは、何れ交換が必要となるタイミングがやってくる。また、サッシの木部やサッシ外部の防水コーキングの箇所なども、点検しないと知らないうちに悪くなるものです。
それと同様に、本体以外の機能部品でもメンテナンスが必要となるのが網戸。
輸入サッシの網戸の網(スクリーン)はグラスファイバーで出来ていますから、国産の樹脂製の網に比べて、破れにくく火にも強いですが、20年も使っていると日差しや風雨で劣化してしまいます。
そして、写真にあるピンやコーナー材といった部品は、どちらも樹脂で作られていますから、10~20年程度で破損することがよくあります。こうしたことは、写真にあるマーヴィンの窓に限らず、アンダーセンやハード、ペラやベルックスといった全ての輸入サッシで多かれ少なかれ発生することですから注意しましょう。
網戸をサッシに取り付ける為の固定部品: マーヴィン(マービン)用スクリーン・ピン(140円、税別・送料別)
輸入サッシのメンテナンスについて不明な方は、ホームメイドにご相談下さい。
尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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