輸入サッシのバランサーは、消耗品です

輸入サッシのバランサーは、消耗品です

週末にアメリカの樹脂サッシメーカーであるミルガード社のシングルハング(上げ下げ窓)を上げ下げする為のバランサー(バランス)と呼ばれる部品を調達出来ないかという相談を九州から頂いた。

樹脂サッシは、アルミや木製よりも断熱性が高く、価格も安いのが魅力ですが、使われるバランサーも種類が豊富なので、どの部品が適合するか建築のプロでも見極めるのが大変だろうに、それが一般のお客様ならそれこそどうしていいか分からないだろう。

因みに、このバランサーは、糸でサッシを吊るタイプ。おおよそ10年で交換が必要となる部品ですが、17年も持ったというから大したもんだ。

バランサーは、サッシの建具を吊っている大切な部品ですからこれが機能しなくなると開け閉めするのが困難となる。だから、お客さんは不安だったでしょうね。

Milgardという窓会社も輸入住宅ブームの際にはたくさん施工されたと思うが、そのメンテナンスの面倒まで引き受ける住宅メーカーは本当に少ないのが現実だ。

ホームメイドでは、ミルガード社の窓を施工したことはないが、このまま放っておく訳にはいきません。直接北米のメーカーに問い合わせした処、日本の輸入代理店経由連絡して欲しい旨返信があった。

でも、こういう手間が掛かってお金にならない仕事をちゃんとやってくれるだろうか。だって、その代理店だってその窓を実際にそこに売った訳じゃないんだろうから、面倒を引き受けたくないのが本音だよね。

とにかく私共は、やれるところまでやりますよ。尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。お困りの方は、お問い合わせ下さい。

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