強い風雨の時は、窓からの侵入に気を付けて!

強い風雨の時は、窓からの侵入に気を付けて!

今朝、会社に来る際、車のところまで行くのに傘を差していったのですが、風が強くて傘の骨が折れそうでした。きっとビニール傘なら、使えなくなっていたかも知れないですね。

写真は、先程撮影した会社付近の風景です。意外と静かなように見えますが、今は結構風雨が強くなっています。台風18号は、既に豊橋付近に上陸して、名古屋からは遠ざかっていっているはずですが、この台風は西側の雨雲もしっかりしているみたいです。

さて、こういう風の強い雨の時は、輸入住宅の窓は気密がいいが故のトラブルが発生します。

それが、雨漏り。国産の引き違い窓のように下にレールが走っていて、構造的にあまり気密性がよくない窓は、水が少し入ってきても逃げ道が多く存在するので、自然と外に排出されるのですが、気密性が高い窓では、少しでも水が抜けるような部分を突いて侵入してきます。

(何ヶ所もあると、一方から入って、一方から抜けていくのですが、たった1ヶ所しかない場合は、入る方向しかなくなるという訳です)

特にこうしたトラブルが多いのは、掃出しサッシと呼ばれるスライディング・パティオ・ドア。台風の時は、屋外側のレール付近にテーピングをしたり、タオルのような布で隙間を覆ってしまうと風による雨の侵入を防げますから、試して下さいね。

あと、こうした雨の後には、窓を開けてサッシを乾かしてあげることをお願いします。特にアルミクラッドという外側だけにアルミが被覆された木製サッシは、木部に付いた水分や湿気が抜けにくいですから、窓を開けて十分に乾燥させることが長持ちさせる秘訣です。

台風の影響がこれからという地域の皆さんも多いと思いますが、どうぞそういったことに気を付けて対応して下さいね。また、秋にはもっと多くの台風が来ますから、このことを常に忘れずにいて下さい。

輸入サッシはデリケートですが、手入れを間違えなければ長く愛して頂ける素晴らしい窓ですから・・・。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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