ラップ・サイディングの外壁は、波形です

ラップ・サイディングの外壁は、波形です

ラップ・サイディングとは、横に長い板を重ね張りした外壁材を言います。重ねた感じが、戦国時代の武者の鎧(よろい)のようですから、日本では鎧張りなどとも呼ばれます。

私の小さい頃の木造校舎の外壁は、みんなこのデザインでした。(ちょっと古すぎますかねぇ・・・)

こうしたデザインは、アーリーアメリカンな家によく見受けられるので、北米の輸入住宅に憧れる方ではこんな外壁にしたいという人もたくさんいることでしょうね。

ただ、板を重ねたデザインですから、1枚1枚の板が少し角度のある外壁になってしまうので、スイッチ・パネルやコンセントの固定が難しかったり、斜めに取り付けなければならなくなったりします。

そんな時便利なのが、ラップ・サイディング用のスイッチ・コンセントベース。ベースの裏が角度に合せた波形になっていますから、ご覧の通りスイッチが壁に垂直に取り付けられるスグレモノです。

写真のものは、樹脂(PVC)サイディングのメーカーがアクセサリのひとつとして供給しているものですが、北米ではこうした部材が販売されているんですね。

こうしたちょっとした心遣いが、住宅の完成度や楽しさの違いに響いてきますから、ビルダーの知識や日頃の勉強は大切ですね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<木質ラップ・サイディングの家の作品紹介>: ルーフデッキのある白い家 ~K邸~

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