ウォーク・インのスタディ・ルーム

ウォーク・インのスタディ・ルーム

子供たちは、自分一人の部屋で勉強するのが難しいという話を書いたことがありますが、それは大人でも同じかも知れません。

部屋に籠ってじっくり仕事をするという場合もあるだろうが、ながら勉強じゃないけど、奥さんと雑談をしながらあれこれNETで調べものをしたり、原稿を書いたりすることも結構あるんじゃないかなぁ。実際、この記事を書いている私も、そんな一人なんですが・・・。

そんなあなたには、この写真のような書斎はどうだろう。リビングやダイニングの脇にあるドアで仕切られていない半個室のスタディ・ルーム。写真のイメージは、シックで落ち着いた書斎だが、もっと明るいデザインにしてあげれば、子供たちの宿題スペースにも早変わり。

完全に仕切られていないから家族の空気を感じられ、閉塞感がない状態で自分のやりたいことをやれるし、ちょっと疲れたら飲み物やスナックを気軽に取りに行ける。また、リビング等にいる家族も相手の顔色を見ながら家事が出来るので、孤立した仕事をしているという意識も軽減出来る。

これからの家づくりは、孤独なプライバシー(個室)よりも、家族を感じるパブリック(共有空間)を如何に作り出すかに重きを置くべきだろう。

そういうコンセプトで造ったおうちには、ドアが少ないというふうに感じるかも知れない。あなたに提示された住宅メーカーの標準プランでは、こんなパーソナル・デザインが表現されていたでしょうか。センスや提案力には、大手や中小という概念はありません。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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