先日、台風や竜巻などの風災によって屋根材の破損や剥がれが発生した場合の補修に、保険が適用されるかも知れないというお話を書かせて頂きましたが、今回はそれ以外で保険求償が出来るかも知れないものを紹介しましょう。
まずは、車庫入れ。初心者やお年寄りなど、運転に不安を抱える人がよくやってしまうのが、車庫入れで車を建物にぶつけてしまうという失敗。自動車の車両保険に入っていれば、車自体の修理は補償されますが家の破損となると自己責任で直すしかないとお考えの方も多いと思います。でも、もしかしたら住宅融資を受けた時に入った保険で修理が出来る場合があるのです。
建物の美観を著しく損ねるといった機能的損害がある場合が、それに当たります。
次に落雷。最近は、夏だけでなく冬場にも落雷するケースが増えてきました。今後は、温暖化で異常気象が増えてくるでしょうから、落雷による停電にも気を付けなければいけません。
そんな時心配なのが、雷の電気が逆流するなどして、電気製品を壊してしまうトラブルです。だって、日本ではアースを付ける習慣がありませんからね。一般的に家電製品は家財保険に入っていなければ補償されませんが、保険料もそれなりですし、そんなに高価な家財もないという理由で加入していないケースが多いのです。
ですから、こちらの破損も自己責任で買い替えるしかないと諦める方が多いですよね。
確かに、テレビやパソコンなど移動が可能な家電については、家本体とは関係ないので対象外となるのですが、エアコンや食洗機、製氷機能(給水管接続)のある冷蔵庫、照明器具など、自分では取り外しがきかない電化製品については、家の一部として保険で補修・交換をすることが出来るかも知れません。
こんなこと、普通の人は知ってそうで知らないですよね。これからは雷が鳴ることの多い季節です。今後もしそういったトラブルが起ったら、どうぞ一度相談してみて下さいね。
保険の加入状況によっては、もしかしたら費用負担を最小限に出来るかも知れませんよ。
(状況によっては、保険求償出来ない場合もありますので、ご注意下さい)
家に関する保険の加入や見直しについて詳しく知りたいという方も、ご相談下さい。
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