セルロースや天然羊毛による室内の断熱工事の準備を進めながら、カナダのレンガ職人の外壁工事をサポートをする為に、ホームメイドの複数のスタッフが朝早くから夕方遅くまで愛知県半田市の現場で作業をしてくれています。スタッフは皆、私と同じ50歳ですから、毎日の肉体労働は相当きついと思います。
そこまで頑張らなくてもいいのにとも思いますが、工程のスケジュールを守る為に努力を続けてくれています。そういう無私の姿勢に頭が下がる思いです。
勿論、私も一緒に作業に加わることもありますが、会社が留守になって肝心のお客様への対応が滞ってしまっては、小さな輸入住宅ビルダーの仕事が成り立ちません。だからこそ、私が記事に書くことで、こうした彼らの頑張りを皆さんにもお伝えしたいと思います。
写真の彼が持っているブリック・ハンガーは、一度に5個のレンガを運べます。1個当たり4kg以上ありますから、20kg以上を持ち上げています。
ここに山積みされたレンガは、1パレット当たり400個。それを1日で3パレット分建物の周囲に持っていきます。計算すると、実に5トン近いレンガを手で運んでいるんです。
合理化・効率化の時代に、普通こんな仕事やってられないですよね。楽して儲けたいのが人間ですから、如何に私たちがバカげたことをやっているかお分かりでしょう。
でもこうしたことをやらないと、私たちの作品が100年以上の歴史を刻むことが出来ないのです。私たちの家づくりには、高い理想と理念があるのです。(でも、みんな体大丈夫か・・・?)
こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
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