カナダのレンガ職人が積んだ外壁レンガは、「美しい」の一言に尽きますね。よ~く見ると、モルタル目地の縦ラインが、垂直方向に全て揃っています。また、赤レンガ自体も縦横全てビシッと正確に積まれていますから、造形美すら感じさせますね。
でも、これってレンガ職人の技術の高さでもありますが、カナダ製のレンガ自体の品質や精度がいいということも忘れてはいけません。東アジアで製造されたレンガの場合、ラフに造られたものが殆どですから、これだけきちっとした雰囲気にはなりません。そのラフさが素朴な感じでいいという方もいらっしゃるでしょうが、材料の精度や施工の技術が十分でないと、地震などで重いレンガ外壁のバランスが崩れるかも知れません。
愛知県半田市で施工中のこの輸入住宅を見て分かると思いますが、やはりプロの仕事には、それに見合った品質の資材が必要ということです。
窓の枠すれすれの位置でピタッと止められたレンガ。(将来家が動くことを想定して、実際にはほんの少し遊びを設けてあります)レンガの厚み分だけ窓が奥まって見えるのも、薄いレンガ・タイル(スライス・ブリック)では出来ない景色です。
窓ガラスや窓下のボトム・シルにモルタルが付かないように養生してあるのも、私たちの気遣いの証です。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
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