名古屋市守山区C邸で輸入キッチンのシャワー水栓を見て欲しいという依頼があり、先日お邪魔した。
写真にある通り、ヘッドにあるスイッチ・カバーのゴムらしきものが劣化してちぎれてしまい、内部の部品が露出した状態になっている。カバーの問題ということで、機能的には正常で見た目が悪いということだけなんだが、このままにしておくにはちょっとみっともない。
で、カナダの水栓金具メーカーにゴム・カバーの部品だけないか確認した処、カバーだけの供給はしておらず、このシャワー水栓自体も生産されていない為、これと類似したシャワーヘッドだけなら供給出来るとの回答があった。
ただ、またカバーが同じように劣化するのでは、問題解決にならないので、素材の改善がなされたものかを聞いた処、特に改善されたものではないが、普通に使う分には遜色がないという。また、今回の原因は、洗剤そのものや洗剤の垢が付着した状態のままになっていると劣化しやすいので、洗い物をした時は、カバーを水で洗うよう勧められました。
新築して3~4年でこうなってしまった現状からすれば、メーカーの言い分も分かるんだけど、カバーの素材の改善も考えていかないと、昨今の洗剤事情への対応は難しいんじゃないかなぁ。
それにしても、キッチン洗剤の化学成分って大丈夫なんだろうか。カバーだけならまだしも、人体の健康への影響のようなものも考えさせられる問題です。
いくら住宅そのものを自然に近いもので造っても、そこに持ち込まれる家具や生活用品、食品などが問題であったら、意味がなくなってしまいますからね。まあ、あまり気にし過ぎもいけませんが・・・。
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