最近、輸入の窓のメンテナンス相談が増えています

最近、輸入の窓のメンテナンス相談が増えています

今日は、ほぼ同時に2件の問い合わせを頂きました。

1つは、東京の方でアンダーセン・ウィンドウのダブルハングに付いているバランサーの糸が切れてしまったので、部品調達と交換方法を教えて欲しいというものでした。

もう1件は、三重県の方でアルミクラッドの輸入サッシの木部が、長年の雨や湿気で腐ってきているので交換したいというもの。

建築後10年を過ぎると、家の材料が傷んでくるのは当たり前のことですが、多くの人は一度建てたら永遠にメンテナンスがいらないといった感じで思っていらっしゃるようです。まあ、こうした認識をする人が多いのは、メンテナンスをしながら長く住んでもらおうという考えのない住宅業界や住宅メーカー・工務店の責任でもあると思いますが、心ある消費者の皆さんは、そろそろ気付いてきたようです。

だからこそ、自分の愛着のある輸入住宅をどうにかして美しく蘇らせたいという思いで、私たちに相談しに来られるのではないでしょうか。永遠のものというのは、コツコツ手を入れているから、その状態が保たれるのであって、何の努力もなしにそうなるものではないんですね。

さて、こういうメンテナンスの際に必要なことを、皆さんにもお知らせしておきましょう。

まずは、メンテナンスが必要な輸入材のメーカー名と建築時期。窓だったら、AndersenとかMarvin、Loewenなど。そして、そういったもののサイズや品番も製品を特定するのに重要な役割を果たします。

住宅メーカーから頂いた設計図や仕様書に、そういった詳細が書かれていない場合が多いですから、その会社が存続しているうちに、教えてもらっておくことが大切です。うちもそうですが、会社なんていつどうなるか分からないですからね(笑)

そういうことを一から探すには、相当の労力や費用が掛かります。また、それが分からないが故に、長年放置されて悪くなってしまうということも少なくありません。それは国産の建材でも同じなんですが、国産住宅の場合は、30年経つ前に建て替えされてしまうからメンテナンスが問題にならないだけです。くだらない低レベルなお話ですが・・・。お困りの方は、お問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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