樹脂製ラップ・サイディング - カラー:モカ -

樹脂製ラップ・サイディング - カラー:モカ -

屋根及び外壁の改修工事を進めておりました愛知県日進市 I邸のリノベーションがようやく昨日完了しました。

施行前の写真も、屋根・外壁が劣化していたこと以外、遠目には美しい外観だと思います。

でも、施行後の外観は、もっとおしゃれですよね?

以前は、木質系のラップ・サイディングが施工してあったのですが、下地に鉄板が直に入れてあったので、そこに雨水等が侵入して内部結露が発生してしまい、ボロボロに劣化してしまいました。また、屋根もコンクリートの薄板で出来たカラーベストでしたから、塗装が剥げて主材のコンクリート自体がもろくなってきているといった状況だったんですね。

今回、屋根は薄い茶系の北米製アスファルト・シングルを使い、外壁にはモカという色名の少し茶が入ったグレィッシュなPVC(樹脂)サイディングを使いました。

窓や外壁のコーナーには真っ白なモール材をアクセントとして入れましたので、メリハリがくっきりしたデザインになりました。汚れていた屋根の軒や軒樋も白く塗装し直しましたので、屋根と外壁との取り合いもラインがビシッと決まっています。

以前と比べて、より一層上品でアメリカンな外観に生まれ変わった感じがしますよね。今回は、リフォーム・リノベーション用に樹脂サイディングを施工したのですが、勿論新築用としてもお使い頂けます。当然、施工が簡単ですから、新築の場合のイニシャルコストも他の素材と比べれば、少なくて済むというのも特徴です。

塗装が必要な外壁材のように将来塗り替えしなくていいという点では、将来のメンテナンス・コストも抑えられる素材ではないでしょうか。カナダでは、耐用年数が30年とも40年とも言われていますが、亜熱帯のような日本でどのくらい持つのかはやってみないと分かりません。でも、暑い地域のカリフォルニアなどでも普通に使われている素材ですから、ある程度の耐用年数は期待できるはずです。

結露にも強く、コストとデザインのバランスに優れた素材、それが樹脂製サイディングです。ただ、樹脂ですから、防火地域では下地に防火材を使わないと使えませんよ。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 樹脂サイディング Western Nantucket (2007年10月11日)

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