ハンドカットログは、本当にすごいです

ハンドカットログは、本当にすごいです

昨日、愛知県春日井市のログハウス、Y邸にBBQパーティで呼ばれて行ってきました。夏の挨拶でお盆前にもお邪魔してきたのですが、今回は家の状態をゆっくり見させて頂きました。

巨大なカナダのホワイトパインの丸太は、既に5年が過ぎようとしていますが、木特有の細かな割れはあるものの、ご覧の通り丸太同士の隙間は全然と言っていい程ありません。

丸太は、自重によってゆっくりと沈み込みます。ですから、どんどんその隙間が埋まっていくという訳ですね。つまり、丸太同士が徐々にがっちりと組み上がっていくのです。耐震性が上がってくるのもこういうことから分かりますね。

ただ、この沈み込みによって、縦に通してある鉄筋のボルトが緩んできますので、毎年1回は締め上げる必要があることを忘れてはいけません。勿論、ここのお施主は自分たちの楽しみとしてやってくれていますよ。

また、沈み込みは窓サッシや階段にも影響を及ぼしますので、それを想定して最初からクリアランス(遊びとなるスペース)をみておくことも忘れてはいけません。

自然の摂理を考えればいいのですが、普通の住宅しか施工したことのないビルダーには、なかなか理解出来ないことかも知れないですね。

このログハウスは、5年で60mm程度の沈み込みがあったようです。まあ、もうそろそろ安定期になる頃でしょう。5年も経っているのに、ナチュラルな白木を保っているのは、カナダのホワイトパインだからでしょうか。美しいですねぇ。また、直径600mm以上の太さがありますから、ログ自体が断熱材でもあるんですよ。

そうそう、BBQのお肉も最高でした。ランタンの明かりに照らされた雰囲気は、生活の豊かさを十分感じさせてくれました。まるで、別荘地です。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: カナダ ハンドカット ログハウス ~Y邸~

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