名前からイメージするのは、何と言っても歴史でしょうか。
Brownというカラー・カテゴリーに入るレンガですが、時代が経ってすすけたようなダークさを醸し出しながら、少し黄色いライトな部分も感じさせる微妙なさじ加減の色ですね。
また、通常Hanson社の外壁用レンガで、時代がかった感じを出す際には、レンガの表面をざらつかせた感じにするのですが、このレンガは平らでスムースな印象になっています。逆にこうした表情は、クラシック・ブリックをイメージさせるのかも知れませんね。
実際に、カナダの住宅でレンガ積みに使われたという写真を見ると、そのクラシックさがよく分かります。
100年前に建てられた輸入住宅と言われても、遠目に見る限り納得してしまう感じがします。
こうしたデザインは、今の国産住宅では到底真似できるものではありませんが、これこそ普遍的と言われるものであり、時代が変わってもデザインが陳腐にならない所以でもあります。
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