スライディング・パティオ・ドアのことを日本では掃出しサッシと呼ぶのですが、今回ドアの枠に取り付けられた防風・防雨用のウェザーストリップ(気密パッキン)の交換の相談を頂いた。
Marvinは、元来アルミクラッドの窓を主として製造して、外側は耐候性に優れたアルミを用い、その内側を木製にするといった手法で造られています。最近では、グラスファイバー・クラッドの類いも製造するようになりましたが、やはり内部側は木製に拘っています。
そういった点では本当に温かみがあって、日本人にはお好きな方が多いように思います。
ちょっと、前置きが長かったですね(笑)
さて、ウェザーストリップについてですが、以前ダブルハングの窓でもお話ししたように、プラスチックやゴムで造られた気密材ですから、いくらガラスがLOW-E被膜で紫外線をカットしているからといって、日に当たった状態ではそのうち劣化してきます。
そう、ものには寿命というのがあるんです。そんな時は、今まで雨や風の侵入を防いでくれて有難うと言って、取り替えしましょう。こうしたウェザーストリップは、木部のスリットに一部を差し込んで取り付けられているだけですから、部品さえあれば誰でも簡単に取り替えることが可能です。
ですから、部品の供給先だけ確認しておけば、恐れることは何もありません。でも、家を建てた施工業者が輸入資材に明るくなかったり、取扱いを止めてしまったりしたら大変です。
輸入住宅業界に長く携わっているということは、お客様から見れば安心感を持ってもらえる大きな要素かも知れませんね。輸入サッシでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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