12月初め、ヴァイスロイ(Viceroy)社製ダブルハング・ウィンドゥ(上げ下げ窓)のメンテナンスの話を書かせて頂きました。サッシを吊る為のコイル・バランスの交換メンテナンスの相談を頂いたという記事でしたが、ようやくその部品がカナダのメーカーから出荷されました。
勿論、将来他の窓にも同じメンテナンスが必要となることを想定して、予備の部品も調達しました。ただ、窓の大きさや重さに合わせてバランサーの部品も異なりますので、そういう点を確認しながらの作業でした。
今まで直接取引のない海外メーカーとのやりとりですから、普通の住宅会社さんは、時間とコストが合わないという理由でやらない仕事かも知れません。そういった意味では、当然私たちも相応の利益を頂ける話ではありません。
ですから、建築屋さんは、こんな部品ひとつの問題で窓を枠ごと国産品に交換しましょうなんて話を言い出すんですね。確かに時間も労力も掛かりますが、住宅メーカーは有償無償を問わず、しっかり維持管理に対応していくという姿勢がなければいけません。
それは、輸入住宅メーカーでも国産住宅メーカーでも基本同じです。ただ、そういった理念が欠落している日本人の多いこと。何とも情けない限りです。新築する時の契約金額に反映されていない見えない部分を忘れないで下さいね。
お金より情熱や覚悟が大切です。輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
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窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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