窓のメンテナンスは、どうするんだろう?

窓のメンテナンスは、どうするんだろう?

昔、三洋エステートさんという輸入住宅メーカーで建てたという方から、ダブルハングの樹脂窓のメンテナンスについて相談を頂いた。

ちょっと距離はありますが、ホームメイドからも行けなくはないところにお住まいで、私が以前ブログに書いたバランサーと呼ばれる部品の交換の記事を読まれて問い合わせされたそうな。

バランサーとは、上げ下げ窓の両サイドのレール枠の中に入っているもので、サッシの上げ下げを軽くしたり、どの位置でも止まるようにするのに必要な部品です。(コイル バランス、ウィンドウ バランスなどとも呼ばれます)

ゼンマイ式のスプリング(バネ)の力を利用してサッシを吊っているのですが、消耗品ですからそのうちスプリングが切れてしまいます。

左右のうちの片方が切れるとサッシのバランスが取れませんから、動かすことが非常に大変になりますし正常な部品に負荷が掛かります。ですから、そのうちもう片方も切れてしまうのです。

で、何故ホームメイドに相談されたかと言うと、建築会社は別の住宅メーカーに吸収されてしまい、もう輸入住宅はやっていないし部品の交換でなく窓自体の交換をしましょうと提案されたらしいのです。

窓をヴァイスロイ(バイスロイ)というカナダの輸入資材屋さんから調達したことが分かっていますから、そこに代替部品の依頼をするか、品番が分かれば部品メーカーに依頼することで対処可能なのですが、お金にならない面倒なことはイヤなんでしょうねぇ。(まあ、こんな話を引き受ける私は、大バカですが・・・・)

でも、この輸入住宅メーカーで建てた人は、たくさんいるでしょうからどうするんでしょうねぇ。まさか、窓自体を国産サッシに交換するんですかねぇ?そんなこんなで、おうちがイヤになって建て替えするなら、気の毒なことです。

<追伸>:その後、カナダのViceroy社に直接連絡を取り、バランサーの調達が出来ました。少々余分に予備部品も入手し、無事バランサーの交換も完了しました。お困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: バランサー・コイル、ようやく入荷!

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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