先日ペアガラス交換のご相談を頂いた愛知県のお客様の輸入住宅へお邪魔して、本日採寸調査を行いました。
輸入窓は、インシュレート(Insulate)の樹脂製ボウウィンドウ。
昨日部分足場を設置してすぐに調査に行ったのですが、お客様からメールでお知らせ頂いた通り、向かって左端の窓ガラスには大きな割れが入っていました。
実は、その隣のペアガラスにも小さな石が当たったのか、小さな穴がガラスに明いていることも発見。その他の2枚のガラスも雨漏れによる内部結露が発生している為、晴れているというのにガラスの中は曇った状態になっていました。
ガラスの割れについては、やはり隣の駐車場が非常に近いので、車が跳ねた飛び石が原因ではないかと思います。
ペアガラスの曇りについては、ガラスを固定する為のガラス押え(押縁材)が重なるコーナー部分が短くて足りていないといった状況で、隙間がひどく明いている状況でした。
勿論、ガラスの周囲は防水処理されていませんから、そういった部分からも雨や土埃といったものが建具の中へと入っているという感じでした。
また、ホコリや砂が入ると建具の中に明けられている排水用の穴を塞いでしまいますから、雨が外へと排水されず、逆に室内側に溢れてくるという状況になってしまいます。
室内側だけでなく、スペーサーが劣化したペアガラスの中にも雨水は入ってしまいますから、どんどんガラスの中が曇ってくるという訳です。
私たちは、単にペアガラスの交換や防水処理をするだけでなく、様々な問題箇所を一緒に直したり、排水穴の掃除・通水チェックもしますから、普通の業者さんとは一味違うかも知れませんよ。
皆さんのおうちでも、もしガラスを固定する押縁材が屋外側に付いているようであれば、隙間の防水処理を早く行うように対処頂きたいと思います。
<関連記事>: 他のガラスにも不具合が・・・ (2025年4月6日)
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