茨城県のお客様から、輸入のドアレバーの部品が欲しいという相談を頂きました。
ドアレバーはテイモア(Taymor)製で、それに使用する空錠タイプのドアラッチが必要とのことでした。
写真はそのドアラッチですが、日本でよく使われているクイックセットのものと比べると、回転軸を差し込む穴の形状が四角いことくらいで、その他は大差がありません。
輸入のドアラッチの多くは、ドアに明けられた穴の位置の違いで、ラッチの長さを変えることが出来るという機能を持っています。
輸入のドアは、ドアの幅にいくつか種類があって、大きなドアの時と小さな幅のドアの時ではドアノブの穴の位置を変えて、バランスのいい位置にドアノブが来るように調整します。その為、ドアラッチも長さが変えられるようになっているという訳です。
先程、ドアラッチに明けられた穴が四角いということを書かせて頂きましたが、こういう穴のドアラッチはアメリカでは多くのドアノブ・メーカーが採用しています。クイックセットのものはキノコのような形の穴をしていますが、アメリカではイレギュラーと言えるかも知れません。
テイモアのように四角い穴のドアラッチは、国内の輸入住宅で見掛けることが少ないかも知れませんが、アメリカではこちらの方がメジャーだと思います。
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