静岡県のお客様の輸入住宅で、開けられなかった輸入サッシのメンテナンスを行ってきました。
輸入窓は、ピーチツリー(PeachTree)のダブルハングサッシ(上げ下げ窓)。
写真は、部屋のダブルハングサッシを5ヶ所修理した様子です。
今まで20年以上窓が開けられなかったみたいで、窓枠や網戸には固まった砂がこびりついた状態になっていました。窓枠の両サイドに付いているバランサーが錆びて全く動かなくなったらしく、それに伴って窓も固くて開けられないといった状況でした。
勿論、窓が上がらなければ修理は出来ませんから、何とか開けて修理を開始。ピーチツリーのダブルハングは、バランサーを取り外せるようにするまでいくつもの部材を分解しなければならないので、結構手間が掛かります。
また、新しいバランサーも海外からの入手が難しくなってきているので、手に入るうちに全てのダブルハングをちゃんと直しておこうということで、今回泊りがけで修理に伺いました。
でも、修理の途中イレギュラーな問題がいくつか発生するのが常ですから、それを道具と材料、そして知恵で解決しながらの作業です。そして、ガラスの防水処理も行って、きれいな元通りの姿になりました。
ここまでになれば、また15年くらいは問題なくお使い頂けると思いますが、日頃の掃除や手入れなくして長く使い続けられませんから、今後はお客様にメンテナンスをして頂くようにお願いをしておきました。
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