年末長野県のお客様の輸入住宅に伺って、修復したドアを取り付ける予定でしたが、雪の為延期となっていました。
輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシの観音開きのフレンチドア。
ドアの下枠の木が腐り外装のアルミカバーも脱落した状態で、その上ペアの強化ガラスも内部結露を起こしているという最悪の状況でしたが、建具屋さんの協力を頂きながらこのように美しく修復することが出来ました。
ただ、その修復が完了したのが昨年の12月20日過ぎ。何とか年末までに取付けを完了させたいと思っていましたが、雪による路面凍結に阻まれ、春を待つこととなりました。
まだ肌寒い日も続きますが、雪による交通障害も一段落してきましたので、今月20日前後には取付けに伺う予定です。
勿論、今後同じトラブルが起きないように、外部のガラスの周囲を防水処理していますし、木部もパラのティンバーケアで防水塗装をしています。
マーヴィン等のアルミクラッド木製サッシを分解してガラスを入れ替えするという技術を持った専門業者は、国内でも殆どいないように思いますが、時間と手間さえ掛けてやれば元通りの状態にまで持ってくることが可能です。
仕様は各社違いますから修復作業は手こずるものもあるでしょうが、他社の輸入サッシであってもこのドアのように直せるように思います。
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