愛知県のお客様から、立て続けに洗面水栓から水がポタポタ漏れるというご相談を頂きました。
輸入水栓は、ヤスダプロモーション製のワイドスプレッド水栓金具。(ワイドスプレッドとは吐水本体と2つのレバーが別体式のもので、作業は結構面倒臭い製品です)
写真は蒲郡のお客様からご相談頂いた水栓の1つですが、AO-1122という型番のものでツヤのあるブラス色やデザインが何ともクラシックでいい感じです。
通常、こうした不具合の場合は、レバーの台座部分に内蔵されたカートリッジバルブと呼ばれる止水バルブを交換してやることで直るのですが、15年以上バルブ交換も何もしていないものは、水栓金具自体の交換をメーカーは提案してきます。
確かに長年メンテナンスをしないで使い続けてくれば、水栓金具自体にも経年劣化が起こり得るというのも分かります。
ただ、この物価高や円安のご時世ですと、昔よりも水栓金具の価格も相当上がってきていますし、水道配管等を外して交換しなければなりませんから交換工賃もバルブ交換よりは高くなってしまいます。
勿論、水栓表面に錆が出てきていたり、吐水口以外からも水漏れを起こしているとなれば、水栓金具の交換も止むなしかも知れません。また、配管の接続もメンテナンスが必要な感じであれば、そういうものを含めて修理を考えるのもありだと思います。
取り敢えず、お客様にはその両方のメンテナンスについて見積を差し上げようと思いますが、あとはお客様次第とするしかありませんね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。