標準的なシステムに変えました

標準的なシステムに変えました

今日は、ご近所のお客様の輸入住宅でビルトイン・ガレージドアのシステム変更を行いました。

ドアを持ち上げる為に付いていたこちらのガレージドアのバネは、両サイドのガイドレールの後方にあって、バネが縮まる力を利用してドアの開閉をするというシステムでした。

ただ、それはアメリカやカナダでは標準的ではありませんから、今後のメンテナンスや交換部品の調達などを考えて、写真のようにドア上にトーション・スプリングを設置する形に変更しました。

実は、このガレージドアの左横にもダブルサイズのガレージドアがあるのですが、そちらの方は標準的なタイプのシステムになっています。

わざわざどうして違う形式のものにしたのかは定かではありませんが、当初施工を行ったカナダ人が素人だった為にそういう仕事になったのかも知れません。

それは、電動オープナーのドライブレールが、8フィート高のドア用ではなく、高さ7フィート用の短いレールであったことからも想像出来ます。(1フィート短かったので、ドアをレールの端一杯まで移動するように、ドアが開き過ぎた時の為の安全ストッパーも外してありました)

そういうイレギュラーな施工を修正しながらの交換でしたから、時間も手間も余分に掛かってしまいましたが、何とかうまく開閉出来る感じになりました。

ガレージドアのシステム変更だけでなく、動かなくなった電動オープナーも新しいものに交換しましたが、今のものは防犯カメラの付属やWifiによるスマホでの操作なんかも出来るようになっていますので、隔世の感がありますね。

ビルトインのガレージドアは、定期点検が5年毎。トーション・スプリングやオープナーの交換は15年毎。車の車検と同じように、気持ちよく長く使う為にはちゃんとしたメンテナンスをすることが大切です。

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