愛知県のお客様のレンガのおうちで、窓上に雨除けのヒサシを取付けました。
輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製ケースメントサッシなんですが、北面の外壁に3連のもの、東面の外壁に単窓が3つきれいに並んでいます。
元々はお客様が簡易に取り付けたプラスチックの板で出来た小ビサシが付いていたのですが、劣化して板が破れてきていました。
そこで、ちゃんとしたヒサシを取り付けて欲しいということで、私たちホームメイドがアルミ製のヒサシを取り付けることになりました。写真は、今日取付けをした直後の様子ですが、しっかりしたヒサシがリズミカルに3つ並んでいるのが分かりますか。
せっかくの輸入住宅ですから、あまり奥行のある大きなヒサシを取り付けると田舎臭くなってしまいますので、出幅を20cmに抑えたものとしました。
これでしたら、上からの雨であれば十分窓を守ってくれますし、多少横殴りになったとしても、窓の上部から雨が入るということは避けられます。
ただ、こちらの外壁は本物のレンガ積みではなく、薄いレンガタイルを張っただけのものでしたから、下地と言えるものはあまり存在していないというのが実情でした。ですから、通常使うコンクリート用のアンカーやボルトではなく、樹脂製のアンカーやビスを使って取り付けました。
ビスもしっかり効いていますし、ヒサシ自体も軽いアルミで尚且つあまり出幅もない状況ですので、まず外れることはないですが、それでも将来劣化してこないとも限りませんから、お客様にはその時また私共を呼んで頂くようにお話ししました。
また、ヒサシの上端には防水処理を施しましたので、レンガとヒサシとの間に出来る隙間から、雨が落ちてこないように対策をしてあります。今日は夜に雪が降るらしいですから、その前に完了出来てよかったです。
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