無理くり付けたのかも・・・

無理くり付けたのかも・・・

愛知県のお客様から、玄関ドアに取り付けられたドアハンドルが破損しているので、交換したいというご相談を頂きました。

室内側のドアレバーは輸入の製品のようですが、屋外側のハンドルはもしかしたら国産のものではないかというデザインです。

ただ、輸入と国産のドアノブでは、構造的に整合性がないと思いますから、どうやってそれをやりくりして取り付けたかは、現場を見ていないので全く分かりません。(お客様からは、メールで写真をお送り頂いただけです)

お客様は中古で輸入住宅を買われたようで、室内側のドアレバーが新築時のオリジナルだとおっしゃっていますから、恐らくですが取付け穴の寸法は輸入のドアノブ用の標準サイズになっているようにも思います。

もしそうなら、輸入のハンドルセットに交換するのは比較的簡単ですが、国産のハンドルを付けた際に何らかの加工・細工がドアに施されているとしたら、交換作業の難易度は急に高くなってしまいます。

勿論、何等かの補修をするといったことも必要でしょうが、もう少し詳しい状況を把握した上で、どう修理を行うかを検討したいと思います。

おうちを売られた前所有者の方も、どこに相談したらいいのか分からず、街の鍵屋さんかリフォーム屋さんに相談して、無理くり国産のものを取付けしてもらったのかも知れないですね。

因みに、北米のドアノブやドアハンドルは、取付け穴の大きさやドアの木口(こぐち)から穴の中心までの距離は規格が決められているので、どんなメーカーのものでも交換・取付けが可能です。

そういった点で、欧米のおうちは何十年経ってもメンテナンスをしていける社会体制が整っているとも言えます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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