防犯対策が功を奏した?

防犯対策が功を奏した?

岐阜県のお客様から、年末年始のお休みに空き巣被害に遭ったというご連絡を頂きました。

壊されたのは、シンプソン(Simpson)の玄関ドアとマーヴィン(Marvin)の掃出しサッシ。

写真は、そのうちの木製玄関ドアですが、何かでこじったのか木がひどく割れています。ちょっと外出した隙にやられたそうですから、犯人はお客様が出ていくのをじっと見ていたのではないかと思います。

実は、このおうちはセコムに加入していた数年前に一度泥棒の被害に遭っていて、その際この玄関ドアも新しく交換しましたし、写真のような防犯対策も実施しました。

今回セコムの電源が入っていたのかどうかは定かではありませんが、空き巣はセコムを気にすることなく、またも同じおうちを狙ったのだと思います。

空き巣はセコムが来るまでの時間で仕事を済ませれば、捕まることなく収穫を得られますから、侵入の手口も相当荒っぽいものとなります。

今回、部屋の中まで侵入出来たかどうかは分かりませんが、玄関ドアの状態を見る限り、空き巣は玄関から侵入出来なかったのではないかと感じます。

それは、ダブルロックの鍵を防犯性の高いディンプルキーシリンダーのものにしていますが、鍵穴には全く損傷がありませんし、デッドボルトバーを隠している分厚いステンレス製のガードプレートも壊されていないことから推測出来ます。

(あと、アルミはバールですぐに曲がってしまいますが、分厚い木は強度が高い為に、反って大きく壊すのが至難の業です)

これだけ防犯対策をしているのですから、空き巣も無理だと悟ればいいのですが、以前の侵入経験が頭にあったのか玄関ドアを壊せるとでも思ったのかも知れません。

防犯対策は抑止効果によって、侵入行動を諦めさせる目的があるのですが、それでも無理矢理侵入しようとする素人の泥棒もいるから厄介です。

そんな場合でも、空き巣の侵入を一定時間食い止めるだけの性能を発揮してくれるように万全の対策することが大切です。でも、部分的に壊されてしまうと、国産でも輸入でもそれを直すにはそれなりの費用が掛かってしまいますから、困ったものです。

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