愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの割れたペアガラスの採寸調査を行ってきました。
輸入窓は、木製アルミクラッドのカナダ キャラドン(Caradon、CWD)製ケースメントサッシです。
写真は、そのサッシのガラス押え(押縁)材を外して、ガラス全体を露出させた様子です。
メーカーや製品によって、ペアガラスを固定する方法は様々ですから、一様にこうすればガラス押えが外せるというものではなく、無理に外そうとすると押縁を破損させたりガラスを割ってしまったりするので、慎重な作業が要求されます。
今回のサッシも丁寧に周囲のガラス押えを外し、ガラスを露出させた処で幅や高さ、厚みを正確に計測することが出来ました。
ただ、ガラス押えの固定がいまいち悪く、新しいペアガラスを装着する際は何らかの補助材を使うなどしてしっかりガラス押えを固定出来るようにする必要があります。
また、ガラスの周囲からの雨の浸入を防ぐ対策も必要ですから、防水処理の施工も併せて行うようにしなければなりません。
キャラドンのサッシは、もう会社もなく製造もされていませんから、オリジナルを大切に扱い、今後も長くお使い頂けるようにメンテナンスをしていきたいと思います。
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