長野県のお客様からお預かりした両開きのフレンチドアを修復していますが、修復した無塗装の建具枠に着色塗装を行った様子をご覧に入れましょう。
輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製。
先回記事で紹介した写真は、修復した木部やその周囲が無塗装の状態で真っ白でしたが、このようにきれいに防水塗装をすることが出来ました。
使用したのは、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケア。
木肌によって塗料の吸い込み度合いが違う為、修復した下枠と両サイドの側枠とでは色の乗りに違いがありますが、修復の際に側枠の塗装が剥げてしまった部分と既存の塗装がそのままだった部分とではほぼ見分けが付かないくらいに新しい塗装が馴染んでいるのが分かります。
また、強化ペアガラスが入る開口部の周囲の飾り縁も、きれいに再現されていると思いませんか。
マーヴィンが日本からサービスを撤退させてから、サッシの建具交換が難しくなった現状では手間や時間が余分に掛かりますが、こうして建具を修復するしか方法がなくなりました。
ただ、アルミクラッドのサッシでは、建具の木部を修復するだけでなくその上からアルミのカバーや付属品を装着しなければなりません。
勿論、やっつけ仕事ではなく、耐久性と美しさを出来る限り再現しなければ意味はありませんから、その難易度は相当高いと思います。費用は掛かりますが、ホームメイドならここまでの仕事でお応えします。
また、これらのドアの仕上げ状況を随時お知らせしたいと思います。
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