年末ですから、用心しましょう

年末ですから、用心しましょう

私共がおうちを建てさせて頂いたお客様から、ご実家に空き巣が入ったというご相談を頂きました。

古いシングルガラスを割って侵入されたようですが、幸い人は中におらず人的被害はありませんでした。

(因みに、簡単な雨戸もあったのですが、あまり役には立ちませんでした)

こちらのサッシは輸入サッシではなく、国産のアルミサッシでしたが、ガラスが割れただけでなく、アルミの枠も多少歪んでいるようでそういった部分も修正をしながら直していかなければなりません。

40年以上前の古いサッシですから代替のものもなく、全く新しいサッシに入れ替える程の状況でもないことから、ある程度の修理が出来ていればそれでご了解を頂くという感じです。

こちらのおうちは、家の正面にはお向かいさんの家もなく、泥棒からすれば比較的人目を気にせず仕事が出来そうな感じだったので、狙われたのかも知れません。また、人が中にいなさそうだということも、犯人は何度か下見をして分かっていたのではないかと思います。

ガラスには防犯用のフィルムを張ってあったのですが、薄い単板ガラスだと飛散防止にはなっても穴を明けられなくするということは難しいということも知っておくべきですね。

もし少しでも侵入を遅らせたいということなら、建具(障子)を分解してガラスを外し、サッシ枠に隠れる部分のガラスにまでフィルムを張るという施工をしなければなりません。

勿論、バーナーであぶられれば、ガラスだけでなくフィルムも溶けてしまう可能性もありますから、そこまでやらないと侵入出来ないよと犯人に警告する意味合いが主の目的です。

12月に入って手荒な素人の空き巣が増えてくる時期になってきましたので、どうぞ1つでも2つでも新たな対策をして侵入へのハードルを上げるようにして頂きたいと思います。

覚えておいて欲しいのは、絶対に侵入出来ないようにするなんて不可能なことを考えるのではなく、1分1秒でも侵入までに如何に時間が掛かるようにするかを考えるのがセキュリティ対策です。

因みに、慣れた空き巣は15~20分以上は現場に滞在することはありません。ですから、侵入までに時間が掛かると物色される時間も少なくなります。何れにしても、身の安全が一番大切ですが・・・。

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