愛知県のお客様から、ガレージドアのメンテナンスの相談に乗って欲しいというお問い合わせを頂きました。
ガレージドアは、文化シャッターさんが設置したものですが、大部分の部材は輸入のものを流用しているようです。
どうして設置した会社にお願いしないのかと思われるかも知れませんが、以前メンテナンスを依頼した際にうっかりミスで車が損傷してしまったらしく、それ以来あまり関係がよくないみたいです。
ドアを持ち上げて天井近くでスライドさせるオーバースライダーと呼ばれるビルトイン・ガレージですが、一般的にはドア上の壁(垂れ壁)の高さは350mm以上欲しいところですが、こちらの垂れ壁は丁度350mm。
ギリギリ何とか普通のガレージドアのシステムが取り付けられる状態ではありますが、少々天井が低いと判断したのか、ローヘッドのシステムが採用されていました。
出来るだけ高さを稼ぐ為に、通常ドア上にあるはずのトーションスプリング(ドアを吊り上げる為の大きなバネ)が、電動オープナーの位置にまで後退させられています。
また、ドアのレールの形状も通常のレールシステムとは違い、トップガイドローラーのレールだけ別に付けられています。(よって、ダブルレールが採用されています)
建物の高さの関係で、どうしてもガレージの天井を低くしなければならないといった状況でも、ローヘッドのシステムを採用すればガレージドアを取付けすることは可能です。
ただ、その後のメンテナンスや修理は標準タイプ同様5年毎くらいで点検・調整をする必要がありますので、その点を怠ると交換時期が早くなったり、各部の調子が悪くなったりしますので、注意しましょう。
最近は高級車の盗難も増えていますから、カーゲートではなくビルトイン・ガレージに愛車を入れたいという人も増えてきているようです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。