来年は、大幅値上げ?

来年は、大幅値上げ?

先日、アメリカの次期大統領にトランプがなることとなりました。

日本でも兵庫県知事に斎藤前知事が返り咲き、いささか正気と狂気が世界的に混在している世の中になってきたようにも感じられます。

まあ、それはそれとして置いておいて、トランプは大統領に就任した後中国からの輸入製品に60%の関税を掛けるということを公約に掲げています。

それもある程度中国への脅しであって、中国との交渉で実際にはトーンダウンするであろうと考えています。ただ、アメリカが他国に対し関税を引き上げてくることは、ほぼ確実であるとも思います。

アメリカと中国との経済戦争だから、輸入住宅には関係ないと考えるかも知れませんが、実際にそうなるでしょうか?

確かに、サッシやドアといったある程度組み立てが必要な製品は、アメリカ国内で製造しているケースが多いので然程問題ではないと思いますが、そこに付けられる部品類は中国で生産されているものも多くあります。

例えば、先日入荷した写真にあるサッシ部品などのいくつかは、中国で作られている可能性があるように思います。

中国で部品を製造し、それをアメリカが輸入して製品に組み込んだり、部品そのものを修理・メンテナンス部品として販売するような場合、もし関税が製品価格の60%も乗せられてしまうとどうなるでしょう?

私たちのように、輸入住宅のメンテナンスを行う事業者にとって、アメリカからの修理部品の調達は必修ですから、部品代の高騰だけでなくアメリカのインフレが加速するという問題も含めて、お客様へ提供出来る品物代や修理の施工代といった費用が倍になるなんてことにもなりかねません。

日本人は、比較的のんびりしている人種ですから、まあ何とかなるさなんて考える人もいるでしょうが、輸入住宅に住んでいる人が歳を取って所得も少なくなってくる状況だとしたら、家の維持管理の費用の高騰は生活費への大きな負担となるかも知れません。

最近の円安もそれに輪を掛ける問題ですから、もし何か不具合を抱えているというお客様であれば、値上げ前に何とかしておくことが大切です。(尚、トランプは自国の輸出促進の為にドル安にしたいと強く希望しています)

まあ、これは私の単なる注意喚起ではありますが、占いのように不確実なものではなく、既にそうなることが想定される事実だと思います。

勿論、トランプが公約を撤回して中国とも仲良くなれば、私の予想は的外れになるでしょうね。私の話は、天気予報よりも当たるかも・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。